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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
緊張感なき国内、やや緊張感のある海の向こう
こんばんはです。

本日も米中双方からの貿易戦争を巡る日替わり定食が振舞われ、
それを口実に市場も右往左往する一日でおました。

米国側の日替わり定食・・・いや、日替わりハンバーガーセットは、
(そういやトランプはドナルドだけにマクドが好きなのかもw)
ウクライナ疑惑が日増しに怪しくなっているからなのか、
これまでの景気と株価だけは支えまっせ作戦から、
外敵(中国)を作って目を逸らせるベタな作戦に切り替えたかのように、
米議会で可決した香港人権法案に署名しまっせと中国を刺激した上に、
米中通商協議も満足できるレベルやないでと牽制口撃を繰り出し、
フェーズ1の合意すらも年越しになるとの真偽不明の観測報道もあり、
12月15日の対中追加関税発動懸念も含む貿易戦争懸念が再燃し、
いつも書いている以下の現在のロジックは②から崩れるとの懸念が・・・

 ①世界的に足元の景気は鈍化中ながら・・・
 ②①の要因である貿易戦争の進展・収束期待が高まれば・・・
 ③世界的な金融緩和と各国の景気対策期待とも相まって、
  ①の足元の景気鈍化は底打ち、先行きの景気回復期待へと繋がり・・・
 ④市場は良好な需給環境とも相まって(特盛のVIXショートは除く)
  リスクオン基調が継続。
  (地合いが良ければ地政学リスクは、ブラックスワンリスクはあれど、
   日々の懸念は無視されます)

しかしながら本日になって中国側から、
日替わり中華定食ならぬ「昨夜」の満漢全席(夕食会)にて、
副首相がフェーズ1の合意には至りそうアルヨと発言したと報じられ、
時間軸から言えば、ハンバーガーセットの方が鮮度は高いはずなのですが、
満漢全席を評価しているような市場の動きとなっており、
先に述べたロジックの②から崩れるとの懸念も和らいでおります。

そんな市場の昨夜からの動きを改めて見ると、
昨夜の海の向こうでは米株が商い増で売られ(欧州は薄商い)、
債券は買われて金利が低下、ドルがやや買われたものの円最強高となり、
株、債券、為替はリスクオフの動きだった一方、
VIXは低下したり、原油は大幅反発(銅は反落)、
金は横ばいだったので、市場全体としてはフルゴリラリスクオフではなく、
プチリスクオフという動きだったのですが・・・

本日の我が国では債券買い(金利低下)、円高の継続と共に、
朝から先物主導で大きく売られましたが、
鮮度の怪しい中国側の満漢全席がきっかけになったのか、
11時前から円安と共に切り返しに転じ、遅れて債券も売られ、
終わってみれば日経平均は全戻しとはならなかったものの0.48%安、
TOPIXに至ってはほぼ全戻しの0.1%安で終えております。

商いについては先物がかなり膨らんだものの、
朝方の下落局面と切り返し局面で大差はなく、
現物に至っては売買代金が約2.34兆円とちびっと増加した程度なので、
目先の利益確定、下げれば即座に買戻し、
という現物不在の気の短い先物主導の動きだけで、
緊張感はありまへんでした。

ただし主役である昨夜の米株は現物の商いを増加させて下落しているので、
今夜以降、米株が昨夜を上回る商い増での上昇となり(VIX安定)、
緩やかな債券安(金利上昇)、ドル高であろうとドル安であろうと円安、
緩やかな原油高、資源高(金安)になると共に、
明日の日本株も同様に本日を上回る商い増での反発となれば、
本日までの動きは単なる一服、押し目に過ぎず、
リスクオン基調も先に述べたロジックも崩れてない、
と判断すればいいのですが・・・

今夜の米株と明日の日本株が商い減での心許ない反発ならば、
フルゴリラリスクオフになる可能性は残っており、
もしくは債券買高(金利低下)、ドル高であろうとドル安であろうと円高、
原油安、資源安(金高)になると共に商い増での株安(続落)となれば、
VIXショートの巻き戻しが火に油を注ぐ可能性は十分に有り得るので、
ひとまずリスクオン基調も先に述べたロジックも崩れたと判断し、
潔く迅速に撤退するなり、新たに参戦するにしても、
商いを伴うリスクオンに転じてからという慎重姿勢に切り替えましょう。

ちなみに今夜から週末まで、
という超目先の動くきっかけとなりそうな決まったイベントとしては、
今夜は米フィラデルフィア連銀製造業景気指数、
米景気先行指標、ウクライナ疑惑公聴会 米つなぎ予算期限(延長予定)
明日の週末は全国消費者物価、製造業PMI・速報値 月例経済報告
ラガルドECB総裁講演 米&欧PMI・速報値
米連邦通信委員会にてファーウェイやZTEの規制に関する採決、
日曜日は香港区議会選挙(延期観測も)といったところです。

新興市場については、決算発表一巡後の上昇、
図体のデカイ銘柄が足を引っ張っているだけで個別は旺盛、
IPOをラッシュに加え、季節性からの新興市場への期待、
というポジティブな見方もありますが、上げるも下げるも薄商いなので、
とにかくシンプルに商いを伴った上昇が継続するまでは、
国内外の情勢云々は置いといて、慎重に動きましょう。

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