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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
12月を見据えながらもシンプルに
おはようございます。

先週はパウエルおじさんの風見鶏な米景気へのお墨付きに続き、
週末にはチームトランプマンからの米中協議進展の煽りも続いております。

裏を返せばトランプマンはウクライナ疑惑がいよいよ危ういからこそ、
何としてでも株価を含む景気の堅調モードを持続させることで、
支持率も落ちないと見ているのであれば、ウクライナ疑惑が深まるほど、
市場にはポジティブに働くとも・・・

集金Pay(習近平)も香港情勢の激化を抱えているだけに、
政権安定のためにも景気まで悪化させるわけにはいかないとも・・・

何だか米中双方の親分に都合の悪いことがあるからこそ、
米中通商協議が進展するという皮肉な面は否めないですが、
足元で鈍化している景気にとっても米中協議が進展すれば、
景気の先行き回復期待へと繋がり、市場にもポジティブに働き、
各国の景気対策、金融政策(緩和)のサポートも続けば、
さらに追い風というロジックは成り立つ上に、
足元の需給環境としても、決算シーズンを終えての国内外の自社株買い、
国内では来週からの中間配当支払い(約4兆円)の再投資、
真偽は不明ながら23000円以下となれば日銀の買い支えという思惑、
投機的な需給環境としても、裁定売り残の大幅減少(買い残は低水準)、
VIXショートの特盛は気掛かりながら、全体としては過熱感が無く、
債券安、株高、ドル高・円安(欧州通貨高)
というリスクオンが続く余地は大きいと需給環境と言えるので、
御都合ロジックと需給面によって
さすがに大統領選まで市場がノンストップで突っ走るとは言いませんが、
(個人的には東京五輪も無事に迎える事になるので嬉しいですけどw)
以下の今後の大きなイベントを見ると、
現在の基調がFOMCや英総選挙、対中関税発動日等、
大きなイベントの重なる12月中旬まで続き、それらの結果次第では、
昭和から平成に変わった年と同様、年末高の可能性も否定は出来ないです。

11月29日 ブラックフライデー
12月第1週 雇用統計、ISM等の米経済指標特盛ウィーク
12月 9日 国会会期末
12月11日 FOMC
12月12日 ECB理事会、英総選挙、EU首脳会議、満月
12月13日 メジャーSQ、13日の金曜日
12月15日 対中追加関税発動予定日
12月19日 日銀会合、英中銀会合
12月20日 米メジャーSQ、米つなぎ予算期限(延長されれば)

ただし先週から商いを伴うゴリゴリのリスクオフではなく、
リスクオン基調自体も崩れておりませんが、
薄商いながらも動き自体はリスクオフの動きが出ております。

週末は米英欧株共に上昇(VIX低下)、日経平均先物も上昇し、
原油・銅・資源も反発しておりますが(金は反落)、
米英欧株はSQの割には薄商い(週末の日本株も)、中国株は続落、
債券は米英欧債券小幅高とリスクオフの動きのまま、
為替は円安ながらポンド高>ユーロ>ドル安(人民元高)なので、
株式市場と資源の「動き」だけが正解なのか、それ以外が正解なのか、
見方は分かれるでしょうけど、市場全体としてはリスクオフ色が強いです。

そんなチグハグながらもリスクオフ色の強いまま迎える今週としては、
注目のイべントは以下の通りです。

19日 半導体製造装置販売高 
   米住宅着工件数 ウクライナ疑惑公聴会
20日 貿易統計 10月訪日外客数、
   中国人民銀が最優遇貸出金利引下げ?
   FOMC議事要旨 ウクライナ疑惑公聴会 民主党大統領候補討論会
21日 10月工作機械受注・確報値、OECD経済見通し
   米フィラデルフィア連銀製造業景気指数 米景気先行指標
   ウクライナ疑惑公聴会 米つなぎ予算期限(延長見通し)
22日 全国消費者物価 11月製造業PMI・速報値 月例経済報告
   ラガルドECB総裁講演 米&欧11月PMI・速報値
   米連邦通信委員会にてファーウェイやZTEの規制に関する採決
24日 香港区議会選挙(延期観測も)

見ての通りなので、日々の米中貿易戦争や香港等の地政学リスク動向が、
重要であるからこそ、結局は先に述べた12月がヤマ場でしょうけど・・

とにかく御都合解釈ロジックと需給面でのサポートが続くと共に、
先週半ばからの動きも一服で終わり、リスクオン基調へと戻るのか・・・
先取りする市場だけでなくホンマに景気は底打ちして回復するのか・・・
まだまだ疑念は拭えないところですが、
現在の米中協議は双方からの口撃が主導する思惑先行、期待先行、
香港等の数々の地政学リスクも燻ったままの状況では、
市場の動きで判断するしかないというのが現実です。

ということで、急騰ではなく緩やかな金利上昇(債券安)、
ドル高であろうとドル安であろうと円安、緩やかな原油・資源高(金売り)
商いを伴う株高というリスクオンの動きに戻るならば、
先に述べた12月と米長期金利の2%超えを意識する程度で、
あれこれ小難しく考えずに素直に乗ればいいでしょうし、
週末のチグハグな動き、もしくは金利低下(債券買い)、
ドル安であろうとドル高であろうと円高、株安、原油・資源安、
というリスクオフの動きでも薄商いであるならば、VIXに注意しつつも
単なる一服に過ぎないと見て、過度に警戒する必要はないでしょう。

当然ながら商いを伴ったリスクオフとなれば(VIXの巻き戻しも)、
潔く迅速に撤退するくらいでもいいでしょうし、
商いを伴うリスクオンに転じるまでは慎重に構えておきましょう。

新興市場については見ての通り、出遅れ感と言う名の軟調ぶりに加え、
薄商いも続いているので、国内外の情勢が云々と言うよりも、
シンプルに商いを伴った上昇が継続するまでは慎重に動きましょう。

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コメント

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エルにぃ | URL | 2019-11-17-Sun 17:11 [編集]
FC2の訪問者リストを見て来ました。
テクニカル的に見ても一旦の天井を打って調整相場に入ったって感じですね。これから上がったり下がったりすると思いますが、長い目でみればリスクオンになっていく気がします(^_^)
エルにぃさんへ
マーケット番長 | URL | 2019-11-17-Sun 22:16 [編集]
> FC2の訪問者リストを見て来ました。
> テクニカル的に見ても一旦の天井を打って調整相場に入ったって感じですね。
> これから上がったり下がったりすると思いますが、
> 長い目でみればリスクオンになっていく気がします(^_^)

現状はいつ調整してもおかしくはないと、
誰しもが思っているでしょうから、なかなか難しい相場です。
なのでテクニカルなり、需給なり、政治なり、ファンダメンタルズなり、
どれで動いても各自の自由と言った感じですね。

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