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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
チグハグな週末
こんばんはです。

昨夜はパウエルおじさんが、前回のFOMCで予防利下げやで、
と言った舌の根の乾かぬ内に、
「過去最長の景気拡大局面やけど、米経済に過熱感はありまへん。
 急激な景気後退に陥るリスクは極めて低いですわ」と言っており、
じゃあ予防利下げって必要やったのか?
そもそも今年に入って何で利上げしたんや・・・
と迷走ぶりにツッコミたくもなるばかりですが、
とにかく米中貿易戦争が収束していなくとも、
足元の米マクロ指標がまだら模様であろうとも、
7-9月期の米企業業績が減益で着地していようとも、
米経済は堅調やしバブルでもなく、景気の先行きも大丈夫、
とのお墨付きを頂くことに・・・(笑)

さらに今朝方にはクドローおじさん(NEC委員長)が、
「米中協議は合意に近づいとるんやけど、
 ボス(トランプマン)の署名準備は整ってないねん」
と言うどっちやねんみたいなことをクドクド言ってましたが、
少なくとも進展している風には捉えられたようなので、
パウエルおじさんのお墨付きの裏付けにはなったと言えなくもないです。

今夜は米GDPの7割を占める消費の指標である米小売売上高が発表され、
パウエルおじさんのお墨付きをさらに裏付ける堅調な結果となれば、
再来週のブラックマンデーを皮切りに始まるクリスマス商戦に向けて、
期待が膨らむことにはなりますけど、
もし低調な結果になると共に米中協議に新たな進展も無ければ、
パウエルおじさんが赤っ恥をかくだけでなく、
市場と米景気に対する見方のハシゴが外れ兼ねないのですが、
パウエルおじさんもアホやないでしょうから、
今夜の小売売上高の結果を知った上での証言でしょうし、
昨夜のトランプマンの鼻息ツイートから察すると、
恐らく米小売売上高は堅調なんだろうとは思いますけどね。

まぁとにかく日中英欧・新興国の足元の景気は鈍化中だけに、
親亀(米景気)こけたら子亀(日本等)までとなってしまうので、
せめて親亀の景気だけでも堅調じゃないと、
市場においても急騰ではなく緩やかな金利上昇(債券安)、
ドル安であろうとドル高であろうと円安、株高、緩やかな資源高、
というリスクオン基調が崩れることになってしまいます。

ちなみに改めて足元の市場の動きを見ると、
パウエルおじさんのお墨付きを嘲笑うような債券買い(金利低下)、
ドル安・円高、薄商いでの米株横ばい、英欧株続落、中国株安(昨日)、
商いやや増での日本株安(昨日)という緊張感はなくとも、
動きとしてはリスクオフの動きが昨夜まで続いてましたが・・・
本日の日本時間はドル安ながら円安で推移すると共に、
週末の割には昨日とほぼ同水準の商いで日本株は反発となり、
米株先物も堅調に推移していたので、
昨日までのリスクオフの動きは一服・押し目だったとも言えますが、
パウエルおじさんを嘲笑う債券買い(金利低下)は続いており、
米中協議の当事者である中国の上海株は続落(香港も小幅続落)なので、
チグハグで心許ない動きと本気感に乏しい商いで終えております。

ということで、市場の動きとしては、
パウエルおじさんのお墨付きや米中協議の進展観測に対して、
本気で信じているような動きは見られないので、
今後の米中協議動向や香港等の地政学リスク動向はもちろんのこと、
米欧SQでもあり45日前ルールの該当日である今夜の
米小売売上高(米NY連銀製造業指数、米鉱工業生産も)を経て、
市場がどう反応して週末を終えるのかを見極めた上で、
改めて来週の見通しを週末の記事で書きます。

良い週末をお過ごしください。

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