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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
基調は継続する中、騒がしい今週
おはようございます。

ホンマに米中間の発動済の関税と追加関税が撤廃に向かうのであれば、
景気は底打ちと言えますし、金利上昇に対しても(ドル高も)、
市場と景気は悲鳴を上げずに耐え得ると言えたのですが、
週末にまたしても米中合意が不透明に・・・

今週にはウクライナ疑惑を認めた元高官達の公開生中継での公聴会を控え、
足元ではトランプマンの支持率も低迷していたので、
大統領選に向けて株価まで下げるわけにはいかないだろうと、
今度こそは信憑性の高い米中合意だと見ていたのですが、
株価のピークを大統領選に合わせるためのガス抜きなのか、
単にウクライナ疑惑から目を逸らせるためなのか・・・

まぁとにかく米中協議は進展はしているのだとしても、
表向きは不透明に逆戻りとなり、日替わり定食な貿易戦争に対する発言、
景気の見方に振り回される状況も続くでしょうから、
景気に対するポジティブ解釈はほどほどにして、
市場に対する手放しでの前のめり姿勢も控え、
リスク覚悟というか市場の動きに合わせて動くしかないと言えます。

ちなみに週末の市場の動きを見ると、
米債券が売られて金利はイールドカーブの拡大と共に上昇し、
米長期金利は1.9%を超えて8月以来の水準に達しており、
(日英も債券安(金利上昇)、欧州は債券高(金利低下))
為替市場ではドル高ながら円高・欧州通貨安となりましたが、
米株は商い減少ながら3指数共に史上最高値更新となる続伸、
VIXは12.07と、7月24日以来の低水準、
日経平均先物も小幅上昇、原油高、金安で終えておりますので、
動きとしては米中合意の不透明感よりも楽観色の方が強いのですが・・・

気掛かりな動きとしては、米中合意の当事者である中国株の反落(商い減)
人民元の反落、中国と密接な英欧株の反落(商いは減)、
中国と世界の景気の鏡でもある銅の大幅続落、
そして米金利上昇とドル高のセットな動き、
最高水準まで積み上がったショートと共に低下したVIX、
といったところが気掛かりな動きなので、
なんだか米金利の上昇とドル高が加速するのをきっかけに米株が崩れ、
VIXの巻き戻し(ショック)が混乱に拍車を掛け、
一気にゴリゴリのリスクオフに転じるのでは・・・
というかつての嫌な記憶も甦りそうではありますけどね(笑)

以上の通り、米中貿易戦争の不透明化リターンズ、
それと共に景気の底打ち観測の不透明化リターンズとなってしまったので、
金利上昇とドル高への耐久力も落ちていると言わざるを得ず、
(VIXショックリターンズの可能性が高まっているとも)
それを各国の景気対策と金融政策でどこまでカバーできるのか・・・
という危うさを含む不透明な環境に舞い戻っておりますが、
現在の市場の動きとしては、週末の動き自体はチグハグながらも、
足元の金利上昇(債券安)、ドル高・円安ながら人民元高、
商い増加傾向の株高(VIX低下)、原油高、資源高、金安、
という米国にとって都合の良いドル安版リスクオフではなく、
米国(トランプマン)にとっては気に入らないながらも、
本来あるべき(ドル高版の)リスクオンの基調は崩れておりません。

ということなので、明日以降のスタンスとしては、
危うさも含む不透明な状況であろうとも、
遅かれ早かれ金利上昇とドル高に悲鳴を上げそうであろうとも、
米国(トランプマン)にとっては気に入らないながらも動きであろうとも、
現在の商いを伴うリスクオン基調が継続している限り、
もしくはゴリラ商い&ゴリラ高という明らかなバイクラになるまでは、
商いを伴わない株安やリスクオフの動きは一服や押し目と判断し、
リスク覚悟で乗るというのは大いにアリです。
しつこいようですが、トランプマンの言動を含む貿易戦争動向は、
もはや負うべきリスクと割り切るしかないものの、
急ピッチな金利上昇だけは要注意です(ドル高とのセットで)。

そして当然ながら、商いを伴うリスクオフへ転じるようであれば、
即座に撤退するくらいの迅速で潔い姿勢で動きましょう。

新興市場のスタンスとしても同様なのですが、
そもそも出遅れ感だけでなく、商いすらも伴ってないので、
シンプルに商いを伴う上昇となるまでは、慎重に構えておきましょう。
新興企業決算も一巡する14日以降への期待もありますけどね。

ちなみに今週の重要な国内外のイベントとしては、
日替わり定食な米中貿易戦争動向、各国の景気対策動向(特に日本)、
国内外の企業決算、ブレグジット、香港等の地政学リスクは継続中ですが、
11日は機械受注と景気ウォッチャー、スペイン総選挙明け、英GDP、
満月の12日は工作機械受注、独&欧のZEW調査、トランプ講演、
13日は米CPI、パウエルFRB議長議会証言、ウクライナ疑惑公聴会、
14日は日本の7-9月期GDP、国内企業決算一巡、中国経済統計、
パウエルFRB議長議会証言、米国の自動車関税発動期限、
エヌビディア、Wマート等の米企業決算、IS掃討の有志連合外相会合、
米SQ&45日前ルールの該当日の15日はウクライナ疑惑公聴会
米小売売上高、米NY連銀製造業指数、米鉱工業生産
といったところなので、12-15日は満遍なくヤマ場とも言えます。

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