こんばんはです。
中国側からの段階的な関税撤廃も含む米中合意との発表は、
米国側のナバロ大統領補佐官が関税撤廃までの合意はまだやでと・・・
米議会も関税撤廃に反対する勢力が多いとかも・・・
確かに中国側からの発表以降のトランプマンツイッターを見ると、
いの一番にドヤツイートをしてもおかしくないのですが、
米株高ヒャッホー、知事選とウクライナ疑惑への激おこ呟きばかりなので、
まだちゃぶ台返しが有り得るということなのか・・・
昨日も書いた通り、大統領選に向けた支持率次第なのであれば、
米国側から譲歩してもおかしくない状況ですし、
しかも中国側から発表した上に、足元の人民元高進行からも、
今回こそは信憑性が高いと思うばかりなのですが・・・
まぁとにかく12月発動予定の追加関税撤廃だけでなく、
これまでの関税も段階的ではあろうとも引下げ、撤廃に向かうのであれば、
各国の景気対策期待(我が国も安倍ちゃんが景気対策を指示とも)、
足元の米利下げを始めとする世界的な金融緩和状況とも相まって、
景気の先行きが回復するのは間違いないので(下手すりゃバブル)、
足元の景気鈍化と業績の鈍化はどうでもいいとまでは言いませんが、
底打ちと解釈することに異論を唱えるつもりはないですからね。
そして金融市場においても、景気の先行き回復期待が高まると、
金利上昇(債券安)ドル高への悲鳴も和らぐことにはなるので、
商いを伴う株高、緩やかな原油高・資源高(金安)、
という理想的なリスクオンが続いてもおかしくないのですが、
米国にとって都合がいいのはドル安(円最弱安)なので、
「現在」の理想としてはドル安版リスクオンなのかも知れないですけどね。
ちなみに昨夜の米国市場も債券が売られて金利が上昇し、
米長期金利の直近高値水準の1.9%を超えようとも、
ドル高であろうとも、株式市場と資源は悲鳴を上げることなく、
商いをやや増加させながらの株高で終えております。
本日の日本株も幻のSQで終えたり、ほぼ寄り天の動きとなったり、
米中合意なのに中国株が下げて終えていたりもしますが(新興市場も)、
SQ売買分を差し引いても商い活況での上昇で終えているので、
(バイクラという程の商いではない)
海の向こうも含めリスクオン基調自体は継続していると言えます。
ただし、いくら景気の先行き回復期待やから、
足元の景気鈍化はどうでもええねん!とは言っても、
御存知の通り、中国と英国以外の株式市場は高値圏なので、
さすがに目先はテクニカル的にも一服してもおかしくないです。
一応、貿易戦争の進展期待による景気の先行き回復期待が高まる中、
しかも来期目線のこの時期に今期予想PER(EPS)が割高やで!
と言うのもどうかとは思いますが、数値としては割高ではあるので、
金利上昇とセットにして(配当利回りとも)、
株売りの口実になる可能性は十分に有り得ます。
言っても時間を掛けた緩やかな金利上昇ではなく急上昇となれば、
貿易戦争の進展期待等での景気回復を前に、
足元の景気の重石にはなりますのでね・・・
ということなので、米中合意に対する怪しさも漂っておりますが、
実際のところは当事者の米中にしかわからないので、
金融市場で立ち回る投資家としては、市場の動きで判断するしかなく、
現在の動きを見る限り、商いを伴うリスクオンの動きが続いているので、
米中合意を始め景気の先行きが回復すると本気で思っていると言えます。
ただし先にも述べた通り、急ピッチな金利上昇(ドル高も)となれば、
景気回復を阻害する新たな口実(材料)にはなりますので、
(新興市場だけでなく国内外共にグロース株の上値の重さも散見)
商いを伴わないリスクオフならば、ほんの一服・押し目と言えますが、
米中合意がホンマに頓挫したり、商いを伴うリスクオフとなれば、
残念ながら潔い撤退も含め、下目線に切り替えるしかないです。
リスクオフの債券高(金利低下)ではなく、
金利急騰が止まらないという最悪の事態にでもならない限り、
需給的には深刻な株安にはならないと見ておりますが、
大統領選と東京五輪を時間軸の中・長期的な柱に据えるのであれば、
調整が長引く可能性は有り得ますけどね。
まぁ本日は週末なので、今夜の海の向こうを見極めた上で、
改めて来週の見通しを週末の記事で書きます。
良い週末をお過ごしください。
お手数ですが下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングに参加しております。

中国側からの段階的な関税撤廃も含む米中合意との発表は、
米国側のナバロ大統領補佐官が関税撤廃までの合意はまだやでと・・・
米議会も関税撤廃に反対する勢力が多いとかも・・・
確かに中国側からの発表以降のトランプマンツイッターを見ると、
いの一番にドヤツイートをしてもおかしくないのですが、
米株高ヒャッホー、知事選とウクライナ疑惑への激おこ呟きばかりなので、
まだちゃぶ台返しが有り得るということなのか・・・
昨日も書いた通り、大統領選に向けた支持率次第なのであれば、
米国側から譲歩してもおかしくない状況ですし、
しかも中国側から発表した上に、足元の人民元高進行からも、
今回こそは信憑性が高いと思うばかりなのですが・・・
まぁとにかく12月発動予定の追加関税撤廃だけでなく、
これまでの関税も段階的ではあろうとも引下げ、撤廃に向かうのであれば、
各国の景気対策期待(我が国も安倍ちゃんが景気対策を指示とも)、
足元の米利下げを始めとする世界的な金融緩和状況とも相まって、
景気の先行きが回復するのは間違いないので(下手すりゃバブル)、
足元の景気鈍化と業績の鈍化はどうでもいいとまでは言いませんが、
底打ちと解釈することに異論を唱えるつもりはないですからね。
そして金融市場においても、景気の先行き回復期待が高まると、
金利上昇(債券安)ドル高への悲鳴も和らぐことにはなるので、
商いを伴う株高、緩やかな原油高・資源高(金安)、
という理想的なリスクオンが続いてもおかしくないのですが、
米国にとって都合がいいのはドル安(円最弱安)なので、
「現在」の理想としてはドル安版リスクオンなのかも知れないですけどね。
ちなみに昨夜の米国市場も債券が売られて金利が上昇し、
米長期金利の直近高値水準の1.9%を超えようとも、
ドル高であろうとも、株式市場と資源は悲鳴を上げることなく、
商いをやや増加させながらの株高で終えております。
本日の日本株も幻のSQで終えたり、ほぼ寄り天の動きとなったり、
米中合意なのに中国株が下げて終えていたりもしますが(新興市場も)、
SQ売買分を差し引いても商い活況での上昇で終えているので、
(バイクラという程の商いではない)
海の向こうも含めリスクオン基調自体は継続していると言えます。
ただし、いくら景気の先行き回復期待やから、
足元の景気鈍化はどうでもええねん!とは言っても、
御存知の通り、中国と英国以外の株式市場は高値圏なので、
さすがに目先はテクニカル的にも一服してもおかしくないです。
一応、貿易戦争の進展期待による景気の先行き回復期待が高まる中、
しかも来期目線のこの時期に今期予想PER(EPS)が割高やで!
と言うのもどうかとは思いますが、数値としては割高ではあるので、
金利上昇とセットにして(配当利回りとも)、
株売りの口実になる可能性は十分に有り得ます。
言っても時間を掛けた緩やかな金利上昇ではなく急上昇となれば、
貿易戦争の進展期待等での景気回復を前に、
足元の景気の重石にはなりますのでね・・・
ということなので、米中合意に対する怪しさも漂っておりますが、
実際のところは当事者の米中にしかわからないので、
金融市場で立ち回る投資家としては、市場の動きで判断するしかなく、
現在の動きを見る限り、商いを伴うリスクオンの動きが続いているので、
米中合意を始め景気の先行きが回復すると本気で思っていると言えます。
ただし先にも述べた通り、急ピッチな金利上昇(ドル高も)となれば、
景気回復を阻害する新たな口実(材料)にはなりますので、
(新興市場だけでなく国内外共にグロース株の上値の重さも散見)
商いを伴わないリスクオフならば、ほんの一服・押し目と言えますが、
米中合意がホンマに頓挫したり、商いを伴うリスクオフとなれば、
残念ながら潔い撤退も含め、下目線に切り替えるしかないです。
リスクオフの債券高(金利低下)ではなく、
金利急騰が止まらないという最悪の事態にでもならない限り、
需給的には深刻な株安にはならないと見ておりますが、
大統領選と東京五輪を時間軸の中・長期的な柱に据えるのであれば、
調整が長引く可能性は有り得ますけどね。
まぁ本日は週末なので、今夜の海の向こうを見極めた上で、
改めて来週の見通しを週末の記事で書きます。
良い週末をお過ごしください。
お手数ですが下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングに参加しております。



スポンサーサイト
トラックバック
トラックバック URL
| ホーム |