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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
ホンマならばツッコミは置いといて
こんばんはです。

なにやら引け後に中国側から、これまでの関税を撤廃するとか、
段階的に撤廃に向かうことを米国と合意したとの発表があり、
今夜の井上尚弥のビッグマッチ、トヨタ決算、ハゲバンコ決算、
その他もろもろの国内外のリスクや材料はどうでもいいかのように、
債券安(金利上昇)、ドル安ながら円安、株高、資源高、金安、
というドル安版リスクオンの動きが加速しております。

御存知の通り、足元の景気鈍化要因の大部分が貿易戦争なので、
小手先の部分合意ではなく、肝心の関税撤廃が実現するのであれば、
景気の底打ちってホンマか?先行きの景気回復ってホンマか?
各国は効果不明の金融緩和だけで景気対策はまだやけど?
というツッコミは、ひとまず引っ込めた方がいいでしょう。

そして金利上昇(債券安)、ドル高に対する警戒感についても、
景気に対する懐疑的な見方があったからこそなので、
米長期金利の目先の節目である1.9%とか2%という水準も、
警戒すべき水準とする根拠も需給面以外は乏しくなりますし、
今のところドル高ではなくドル安(円安も)で反応しているので、
これが続くとなれば、さらに金利水準への警戒感が緩むと言えます。

ただし金利があまりにもピッチの早い急騰となれば、
さすがに市場も実体経済も追いつかないというか消化しきれず、
特にイールドカーブ縮小も含む短期金利の急騰を招くと、
企業も金融機関も国も財政面での悲鳴が上がり(年末も近いので)、
(日本だと何気にハゲバンクも心配になりますけど)
市場ではグロース株を始めとする株式市場や資源が、
悲鳴を上げる可能性もあるので、金利だけは緩やかな上昇にならないと、
リスクとスリル溢れるリスクオンに付き合うことになってしまいます。

 (ちなみに金利上昇で市場が悲鳴を上げることになれば、
  最悪の形は債券安・金利上昇、株安ですけど(ドル安・円高も)、
  恐らくかつての金利上昇ショックと同様、
  債券高(金利低下)株安のベタなリスクオフになるでしょう。)

とにかく米中の合意内容の詳細は分からないところはありますが、
結局はトランプマンの支持率次第というのも現実であり、
先日はケンタッキー州知事選でトランプマンのお友達が敗退し、
今週からは非公開だったウクライナ疑惑を巡る弾劾調査の公聴会が、
ついに公開で開催されることで、更なる支持率低下を招く恐れもあり、
トランプマンとしては景気鈍化はもちろんのこと、
株価も下げるわけにはいかないという自己(選挙)都合もあるので、
今回の米中合意は信憑性が高い気はします。
しかもオオカミ少年(トランプ政権)側からの発表ではなく、
ウソつき国家ながら米中貿易戦争の経過については、
ウソの少なかった中国側からの発表ですからね(笑)
(足元では米国に配慮した元高も続いてましたので)

ということなので、米中合意がホンマかウソか・・・
合意内容の詳細はどうやねん・・・景気回復できる程なのか・・・
冒頭で書いた疑問はどうやねん・・・なんで利下げしたんや・・・
というツッコミや疑問は、各自の判断にお任せするしかないですが、
市場の動きで判断するのであれば、
金利の急騰とドル高の加速だけは怖い気もしますが、
緩やかな金利上昇(債券安)ドル高であろうとドル安であろうと円安、
(出来ればドル安ながら円最弱安が好ましい)
商いを伴う株高、緩やかな原油高及び資源高(金売り)、
というリスクオンの動きが継続しているならば、
シンプルに商いを伴うこれらの逆の動き(リスクオフ)が続くまで、
もしくは明らかにバイクラのようなゴリラ商い&ゴリラ高となるまでは、
あれこれ小難しく考えず、先に述べた金利水準も横睨みする程度にして、
長期も短期も問わず、素直に乗ればいいでしょう。
ただし足元では急ピッチな株高が続いていたのも事実であり、
明日がSQとか国内外の決算が一巡と言う節目もあるので、
目先では株安も含む逆の動き(リスクオフ)になる可能性もありますが、
商いを伴わないリスクオフならば、一服、押し目と見ればいいでしょう。

えーーーと・・・そろそろお気づきでしょうけど、
以上はあくまで米中合意がホンマならばというのが大前提なので、
まだまだ怪しい、アテにならんとの見方が蔓延するとか、
市場も本気で信じてないような商いを伴わない動きが続くのであれば、
明日のスタンスとしては、金利上昇への警戒はもちろんですが(ドル高も)、
引き続き、昨日や週初に書いた通りの判断で動けばいいでしょう。

新興市場についても小難しく考えずに乗るべしと言いたいのですが、
如何せん薄商い続きなので、まずは商いの伴う上昇となるまで・・・
というシンプルな見方で判断した方がいいでしょう。
新興企業の主力決算はまだ残ってますし、
このまま金利が緩やかな上昇でなく急騰が続くことになって、
世界的にグロース株が崩れることになれば、
我が国の新興市場が過度に売られるのも常ではありますからね。

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