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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
フルゴリラとゴリラジャパンな連休明け
こんばんはです。

やたらと雇用統計が堅調、堅調という声が溢れる一方、
ISM製造業の3カ月連続の50割れを始め、
他の経済指標や決算等の良からぬネタは忘却の彼方へ・・・

まぁでも、世界的な景気鈍化要因である貿易戦争が、
主役の米中間で「第一段階」の進展期待が高まっており、
何やら米欧間でも進展期待が高まっており、
さらに世界的な金融緩和環境、各国の景気対策期待もあるので、
これらにょって景気の先行き回復期待へと繋がっているのであれば、
雇用統計は景気の遅行指標やで!ISMは景気の先行指標やで!
足元の製造業を中心としたマクロ指標は世界的に鈍化しとるで!
足元の企業決算は日中英欧・新興国だけでなく米国も減益やで!
そもそも米中貿易戦争の進展期待って、謎の「第一段階」だけやで!
というツッコミが無視される構図も仕方ないのでしょう(棒)

そういった構図のおかげなのか、もはや売るのは分が悪いからなのか、
昨夜の米株は3指数共に史上最高値更新、
欧州も概ね年初来高値更新(仏は07年来高値、蘭は01年来高値)、
本日の我が国も日経、TOPIX共に年初来高値更新(JQも)となり、
英株と中国株の出遅れ感は強いものの、世界的に株式市場は堅調であり、
原油・資源も堅調(HY債も)、一方で安全資産の金は売られております。

しかも株式市場は海の向こうの商いがイマイチながら、
本日の我が国は売買代金が3.05兆円と今年6番目の大商いとなり、
SQ日とリバランスを除けば今年3番目の商いですから、
いくら昨日の休場分があったり、SQ前とは言え、
ビックリ仰天のゴリラジャパンな商いでおました。

債券市場についても世界的に債券が売られたことで、
金利が上昇しているものの急騰というほどではなく、
イールドカーブの拡大も伴っており、世界的な金融緩和政策とは逆やで!
というツッコミも出て来ないくらい程良い動きでおます。

ただし・・・為替市場ではドル高となっており、
本来ならば米債券安(米金利上昇)ドル高、株高、資源高と言うのは、
健全なフルゴリラリスクオンの動きと言えるのですが、
御存知の通り、貿易戦争が収束せず、マクロミクロも回復しないまま、
米金利上昇・ドル高となれば、米景気を始め実体面の重石となり、
結果的に株式市場やリスク資産にも重石となり、
何よりトランプマンにとっては米金利上昇・ドル高というのは、
最も気に入らない組み合わせなので、最近の米金利上昇・ドル安ではなく、
このまま米金利上昇・ドル高が続くことになれば、
遅かれ早かれトランプマンが吠えるか、市場が悲鳴を上げそうなのですが、
先に述べた通りの構図(解釈)になっているというのもあるので、
市場の悲鳴よりもトランプマンが吠える可能性の方が高そうです(笑)

とにかくこれまでは米金利上昇なのにドル安(円安)、
という都合の良いリスクオンだったからこその株高だっただけに、
先に述べた構図(解釈)が継続していたとしても、
米金利上昇・ドル高が進めば進むほど、
市場(株・リスク資産)と米マクロ・ミクロへの重石という意識が、
大きくなってくることにはなるでしょう。

そういえば昨夜は株高なのにVIXが上昇していたので、
単なる鬼積みのショートの巻き戻しなのかも知れませんが、
米金利上昇・ドル高が続くことへの警戒感が窺えなくもないです。

さらに年末が近付くと恒例のように、ドイツ銀行の破綻するする詐欺が、
真偽不明&CDSは平和な水準なのに再燃していたり、
リーマンショック時のサブプライムに代わる腐ったミカンがあるとか、
最近はFRBが火消しに当たっている短期金融市場の不穏な動きとか、
ドル高よりも金利上昇とセットになりがちなリスクが、
真偽不明なものも含めて散見されているのも事実なだけに、
先に述べた足元の御都合解釈な構図、
それによる楽観モードの蔓延ぶりには危うさを感じるばかりです。

ということなので、明日のスタンスについては、
出来ればドル安版リスクオンの方が・・・と言うのは置いといて、
明日も商いと緩やかな金利上昇を伴う株高(海の向こうの商いも)、
というフルゴリラリスクオンの動きが続くのであれば、
金利上昇・ドル高の懸念や足元の実体面等のリスクを小難しく考えず、
足元の過熱感やチキンレースの様相等のリスクは覚悟の上で、
市場の動きに合わせて乗るのはアリです。
もし明日も継続しないのであれば、昨日に書いた通りのスタンスでおます。
新興市場も同様です。

ちなみに今夜から明後日の寄り前までという超目先のイベントとしては、
今夜は米サービス業PMI改定値、米貿易収支、米ISM非製造業、
明日はハゲバンコGの決算、欧州サービス業PMI改定値、英議会解散、
継続しているものとしては、日替わり定食な貿易戦争動向、
国内外の企業決算、公聴会を含むウクライナ疑惑動向といったところです。

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