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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
現実と期待が交錯したままの週明け
こんばんはです。

上期決算が終われば来期目線となるので、今期業績はどうでもええねん!
とも言えますけど、現時点での国内企業決算を見る限り、
内需の決算は上方修正もあったりと比較的堅調な一方で、
外需製造業の決算は、7-9月期>4-6月期とも言えないので、
7-9月期が底打ちとも言えず、かと言って下期で底打ちとか、
来期こそV字回復というのも怪しいと言わざるを得ない状況です。

本日も指数寄与度のデカイ三兄弟の三男でもあるファナックの決算があり、
通期予想は下方修正、肝心の受注高も低調なのですが、
自社株買いの延長も発表しており、下期想定為替レートは1ドル100円、
1ユーロ115円、好取組ではありますので、
現在の年初来高値近辺の株価に対して、ネガティブに売られるのか、
織り込み済み等の御都合解釈で買われ、年初来高値を更新するのか・・・

本日は外需製造業の中でも日東電、アマノ等の増益決算銘柄もありますが、
誰も業績予想を信じてない定番のキヤノンの下方修正を始め、
日立建機、JSR、日立化成、スタンレー、航空電、小糸製作、宇部興、
特殊陶などの下方修正&減益決算銘柄が多いです・・・

そして米企業決算も控えめな市場予想と言うこともあり、
約85%の企業が市場予想を上回る決算を出していながらも微増益、
欧州の企業決算は低調なので(中国も現時点では)、
国内外の業績面だけを見ると、米企業業績が牽引できるほどではなく、
下期&来期が回復とも言えない状況です。
足元のマクロ指標についても概ね同様の構図です。

以上の様な低調な業績とマクロ指標といった現実の数字と共に、
ブレグジット、香港、中東、ウクライナ疑惑等の地政学リスクもあるので、
高値圏にある株価がさらに上昇、市場全体としてもリスクオン継続、
なんてことはとても言えないのですが・・・

一方で、これからは国内外共に更なる自社株買いラッシュが予想され、
足元の投機的な需給環境は良好、そして追加も含む世界的な金融緩和政策、
各国の景気対策期待、肝心の貿易戦争の進展・収束期待もあるので、
これらが期待ではなく現実となるのであれば、足元の景気は底打ち、
下期&来期が回復というポジティブ解釈へと繋がり、
高値圏にある株価がさらに商いを伴って上昇、
市場全体としてもフルゴリラリスクオンの動きとなり、
あれこれ小難しく考えて警戒する必要もないのですが・・・

今のところ実現していなくとも期待だけが持続していれば、
商いはイマイチながらも・・・リスクには弱い危うさがあろうとも・・・
賞味期限が短くとも・・・ポジティブな動きが続いてもおかしくはなく、
まさに現在もこういった動きが続いていると言えます。

ということで、明日のファナック等の国内企業決算の反応を始め、
昨日も書いた通り、目先のヤマ場である30-31日のイベント、
それまでのイベントを経て、現在の危うさも漂うリスクオンが続くのか、
商いを伴うフルゴリラリスクオンへと変貌するのか、
もしくは商いを伴ったリスクオフへと転じるのか・・・

30-31日のヤマ場までの大きなイベントは昨日に書いた通りですが、
超目先である明後日の寄り前までの詳細なイベントとしては、
新月でもある今夜は、英議会での総選挙実施動議採決、
ドラギECB総裁退任イベント、ウクライナ疑惑公聴会、
グーグル、AT&T、ウォルグリーン、ビヨンド・ミートの決算、
明日は権利取り最終売買日、10月東京都区部消費者物価
EU側の協議(具体的な離脱期限設定等)、
米住宅指標、GM、AMD、ゼロックス、ファイザーの決算
継続しているものでは国内の企業決算ラッシュ、
四中全会(景気対策含む)、中東や香港の地政学リスク動向、
そして米中貿易戦争動向(現在は進展期待)といったところです。

以上の通りなので、明日のスタンスとしては昨日に書いた通りですが、
日本株目線でシンプルに言えば、米金利低下(逆イールドも含む)、
ドル高・ドル安だろうと円高、商いを伴う株安(資源安も)、
というゴリゴリのリスクオフに転じるまでは、
目先のヤマ場である30-31日を意識しつつも、
現在の動きに合わせて、短期を中心に動けばいいでしょう。
腰を据えて新たに参戦する方や慎重な方については、
商いを伴う株高を含むリスクオンとなるまでは、
決算を終えた銘柄を拾う程度に留めておきましょう。

新興市場については、昨日も書いた通り、国内情勢云々よりも、
まずはシンプルに商いを伴う上昇が「継続」するまでは、
(本日も薄商いでの上昇(7連騰)に過ぎないです)
賑わっているテーマ株等でのサーフィンは御自由にどうぞですが、
全体感としては慎重姿勢を維持しておきましょう。

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