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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
下期ではなく来期へ期待しつつの米中協議待ち
こんばんはです。

本日は米中通商協議ネタが日替わり定食から時間替わりで提供され、
前場はまさに一喜一憂の相場となりましたが、
後場からはトランプマンや子分達が屁こいて寝たからなのか、
時間替わり定食も提供されず、大した動きもなく大引けとなり、
終わってみれば日経平均が0.45%高に対し、トピは横ばいとなり、
商いも昨日とほぼ同水準の1.81兆円と薄商いなので、
貿易戦争云々や実体経済云々を背景とした本気の上げ下げではなく、
明日のSQを控え、時間替わり定食ネタをきっかけに、
大人(需給)の都合だけで動いた一日だったと言えます。

昨夜の海の向こうについても、米英欧債券安(金利上昇)、
ドル高(ポンド最強高)、米英欧株高とリスクオンの動きでしたが、
債券は米債入札三連発を控えての動きとも言えますし、
原油、銅、資源は軟調、金は続伸となり、
米英欧株共に薄商いでの反発だったので(中国も薄商いの株高)、
我が国と同様、本気感はゼロに等しいです。

ということで、明日まで予定されている米中協議が終わるまでは、
日替わりや時間替わり定食ネタで一喜一憂するのも止む無しであり、
(特に我が国は明日がSQなので)
もはや米中協議の結果がどうなるのかも丁半博打に等しいので、
結果がどうなるのかを待つしかないのですが・・・
米中協議の結果を経た市場の反応については、
需給的には債券・為替を含めリスクオンとなる余地が大きい一方、
株式市場の水準的には下値余地が大きい状況であり、
現状の実体面の裏付けとしても、米中協議が合意でもしないことには、
市場のリスクオンを後押しできる状況ではなく、
むしろリスクオフを後押しする余地が大きい状況ではあります。

ちなみに本日発表された注目の安川電機決算は、
通期予想の下方修正自体は予想通りではありますが、
修正幅が大きく、売上は前年比で11.5%減、営業利益、経常利益、
最終利益はほぼ前年比で50%減なので(予想EPSも同様)、
足元の工作機械受注や機械受注といったマクロ指標と同様、
市場で再三言われていた下期V字回復シナリオは今のところ見えません。
(竹内製作所は23%減益に下方修正)

まぁ企業決算に限っては、あくまで安川電機と竹内製作所の結果に過ぎず、
明日の両社の株価がどういった反応をするのかはともかくとしても、
再来週から発表が本格化する国内企業決算において、
中国関連、設備投資関連を始め貿易戦争の影響が大きい外需企業決算が、
同様の低調な決算ラッシュとなれば、さらに下期V字回復シナリオが崩れ、
当然ながら「今期」予想EPSが低下し、
数字的にも日本株の割安感が薄れることにはなります。

ただし・・・救いとしては2Q決算が終われば、
今期よりも来期目線に移るので、下期V字回復シナリオが崩れようとも、
説得力のある来期V字回復シナリオさえあれば、
さほど心配する必要はないとも言えるのですが、
結局のところ企業決算を含む国内外の景気鈍化要因は貿易戦争であり、
それを軽減するのが各国の景気対策や金融政策なので、
米中を始めとする貿易戦争が収束しないまま、
さらに各国の景気対策や追加金融緩和策が発動されないままでは、
来期V字回復シナリオの説得力には欠けることになってしまいます。

一応、来週後半からの国内企業決算の本格化を前に、
米欧の企業決算は来週後半から本格化し、その間の今月下旬には、
景気対策動向は未知数ながら、ECB理事会(24日)、
FOMC(29-30日)、黒田薬局会合(30-31日)
という日米欧の金融政策決定会合を控えているので、
これらの合わせ技で下期V字回復シナリオの復活とまでは言いませんが、
来期V字回復シナリオの説得力を強めることになればいいのですが・・・

この時期にはブレグジット動向のヤマ場が17-18日のEU首脳会議、
その前の英議会での採決、月末が離脱期限であったり、
米国ではウクライナ疑惑(露疑惑、脱税疑惑も?)、激化中の香港デモ、
イラン・サウジだけでなくシリアでもキナ臭くなっている中東情勢、
ついでにカリアゲといった地政学リスクも燻ったままなので、
下期もしくは来期V字回復シナリオ期待と共に、
市場も本気感のある商いを伴うリスクオンとなれば、
いつもながら地政学リスクは都合よく解釈されることになりますけどね。

以上の通り、来週後半以降の国内外の企業決算や金融政策イベント、
景気対策動向や地政学リスク動向も注目ですけど、
超目先としては、米中協議次第という状況であり、
途中で米中双方が物別れに終わったり、協議延長にでもならない限り、
結果は日本時間で明後日の午前中頃には判明する予定なので、
それまでは商いを伴わない一喜一憂相場が続くだけと見てますが・・・

三連休前&満月前&SQの週末でもある明日のスタンスとしては、
昨日も書いた通りですが、シンプルに市場の動きで判断するならば、
商いを伴った株高(原油等の資源高、金安)、債券安(金利上昇)、
ドル安・ドル高だろうと円安というリスクオンとなれば、
米中協議と三連休跨ぎリスクは覚悟の上で、
長期も短期も問わず割り切って参戦するのは自由でおます。
逆に商いを伴った株安(原油等の資源安、金高)、債券高(金利低下)、
ドル安・ドル高だろうと円高というリスクオフとなるか、
本日までのように一喜一憂やハッキリしない動きが続くならば
米中協議を経た週明け市場を見てから動きましょう。
新興市場についても同様です。

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