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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
改めて温度差も感じながら
こんばんはです。

本日も国内のマクロ指標は、8月消費支出だけがそこそこ堅調でしたが、
8月実質賃金は前年比0.6%減と8カ月連続のマイナスとなり、
9月景気ウォッチャー調査に至っては、現状判断DIが改善したものの、
46.7と50割れが続いており、先行き判断DIに至っては、
驚かされた8月分よりも悪化の36.9とあまりにもドイヒー・・・

明日の工作機械受注・速報値と明後日の機械受注も注目ですが、
足元では駆け込みを含め消費税増税の影響が顕著であり、
足元だけでなく長い時間軸で見ても、
国内のマクロ指標は一昨年末から昨年夏を天井に右肩下がりが続いており、
海外マクロ指標もほぼ同様・・・しかもほとんどが単月での回復もなく、
右肩下がりが続いているだけに、マクロ指標が正しい?のであれば、
景気鈍化が一時的とか底打ちとか陰の極と言うのが謎と言えます。
希望的・好意的に解釈すれば、一昨年末から昨年夏が景気のピークでなく
現在は踊り場(押し目、一服)と言えなくもないですけど(笑)

そして国内外の企業業績についても、
常に増益だった米国すらも、前回の決算では微増益での着地に留まり、
日中英欧・新興国は減益で着地、見通しについては米国も含め、
中旬以降の国内外の企業決算で確認するするしかない状況です。

以上の様なマクロ環境、企業業績にも関わらず、
米株は一昨年末高値をやや上回る史上最高値近辺、
日英欧・新興国株は一昨年と昨年の高値から下落しているものの、
マクロ指標や業績の落ち込み幅よりは堅調と言えますので、
(中国株だけは妥当な水準とも言えますけどw)
そのギャップの要因が国内外の自社株買いの効果とか、
世界的な金融緩和による過剰なマネーの供給効果とか、
国内では日銀や年金の忖度買い効果とも言えますけど、
このまま貿易戦争も収束せず、各国の景気対策が不十分なまま、
過剰な金融政策(緩和)にばかり頼って金融市場の下支えを続けると、
さすがに実体面とのギャップが大きくなり過ぎると思うばかりです。
(この状態をバブルに突入していると見る方もいますけどね)

だからこそ追加の金融緩和よりも、一刻も早く各国は景気対策に動き、
貿易戦争を収束させるべきと思うばかりですが、
今のところ追加の金融緩和期待ばかりが先行し(織り込まれ)、
景気対策は規模も時期も未知数なまま、
貿易戦争は主役の米中間が10-11日に協議を控え、
米欧間、米印間はこじれたまま、日米間は一応の合意となったものの、
日本にとっての影響確認はこれからという状況です。

ということなので、まずは10-11日の米中閣僚級協議にて、
一気に収束へと向かうのか・・・収束への期待だけは残すのか・・・
それとも何も変わらないどころか物別れに終わり、
15日に対中関税が発動され、それに対して中国も報復措置を発動し、
最悪のシナリオを迎えるのか・・・

国内外共に決算シーズンが目の前に控えているだけに、
最悪のシナリオだけは避けて頂きたいものですが、
最近はウクライナ疑惑等でトランプマンの支持率が低下し、
習近平も香港問題を抱えているので、歩み寄ってくれればいいのですが、
逆に双方共に国内問題から目を逸らすためとか、
過度な弱腰姿勢は見せらないと鼻息が荒くなり、
貿易戦争では譲らない可能性もありますので、
今は米中協議の結果を待つしかないです。
ただし本当の意味での結論は、首脳会談になるでしょうから、
今回はあくまで合意・収束に向けての具体的な進展だけですけどね。

以上の通りなので、昨夜の米国市場は薄商いでの株安、
債券は今週の入札三連発を控えてなのか債券安(金利上昇)、
トランプマンの気に食わないドル高、原油・資源に大きな動きはなく、
欧州市場も株高ながら薄商い、債券安だったので、
海の向こうは米中協議を前に薄商い、市場全体の動きはチグハグでおます。
国慶節明けとなった本日の中国市場も薄商いの株高、人民元高です。

そして本日の我が国も債券安(金利上昇)、ドル高・円安と共に、
日本株は昨夜の米株安にも屈せず株高となり、
半導体株等が買われる物色面でのポジティブな動きもあり、
商いも昨日よりは増加したのですが・・・売買代金は2兆円割れなので、
10-11日の米中協議だけでなく、週末のSQを前にして、
需給の都合だけの先物主導の動きであり、
本気感の乏しい株高だったと言わざるを得ない動きです。
新興市場についても商い増での上昇となりましたが、
IPO2社分の商いを差し引けば、今年最低の商いだった昨日と遜色なく、
これまた本気感の乏しい株高でおました。

とにかく今週(目先)としては10-11日の米中協議待ちなので、
それまでは御自由に立ち回って下さいと言いたくもなりますが、
シンプルに市場の動きで判断するのであれば、
商いを伴った株高(原油等の資源高、金安)、債券安(金利上昇)、
ドル安・ドル高だろうと円安というリスクオンとなれば、
10-11日の米中協議、それに絡む日替わり定食な動向は覚悟の上で、
長期も短期も問わず、素直に波乗りすればいいです。
逆に商いを伴った株安(原油等の資源安、金高)、債券高(金利低下)、
ドル安・ドル高だろうと円高というリスクオフとなれば、
セリクラのようなコツンとなるか、動き自体が落ち着くか、
もしくは10-11日の協議を終えるまでは、
押し目等も控えて慎重に構えておきましょう。

新興市場についても10-11日の米中協議までは、
同様のスタンスで構えておきましょう。

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