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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
ザワついた週末からの今週、一発目のヤマ場は1日
おはようございます。

週末には真偽不明の報道ベースながら、火のない所に煙は立たぬなのか、
チームトランプマンが米国に上場する中国企業に対し、
上場廃止を検討しているとの鬼のような対中投資規制の話が伝わり、
米中貿易戦争の激化懸念が再燃しております。

最近は関税動向にばかり目が向きがちだったので、
双方の企業規制等は、ネタとしての鮮度が高いとも言えますが、
足の早い一時的な騒ぎのネタで終わるのか、
中国からの報復や反応があるのかも注目ではあります。

そんな鮮度の高いネタも含む貿易戦争動向こそが、
現在の市場では最も大きなネタであり、
その次に各国の景気対策動向や金融政策動向、
これらの状況次第で騒がれがちなブレグジット、香港デモ、
イラン・サウジ情勢、ウクライナ疑惑等の地政学リスク、
という構図が続いており、実体面においても、
依然として世界的に足元のマクロ環境と業績は鈍化したまま、
米国だけがまだら模様という状況も続いております。

従って最もデカイネタの貿易戦争の激化懸念が再燃すると、
景気の先行き懸念へと繋がり、足元の経済指標や業績が堅調であっても、
先行きこそが重要と言われ、低調な経済指標や企業決算に対しては、
市場が敏感にネガティブな反応をすることになります。

一方、貿易戦争の進展期待が高まると、景気の先行き回復期待へと繋がり、
足元の堅調な経済指標や業績は素直に評価され、
低調な経済指標や業績には底打ち、織り込み済等の御都合解釈となり、
市場は鈍感と言うかシカトすることになりますので、
現状の景気対策や金融政策、地政学リスクに対しても、
結局は貿易戦争や実体面の動向次第のような反応が見られがちです。

以上が現在(週末時点)の市場を取り巻く環境と構図であり、
真偽はともかく米中間の貿易戦争がやや再燃、
ウクライナ疑惑やブレグジット、香港デモが燻っている状況です。

そして週末時点までの市場の動きを見ると、
8月からは商いイマイチでの株高、債券安(金利上昇)、
ポンド最強高・ドル高・ユーロ安・人民元安、新興国通貨安、円最弱安、
原油や銅の資源は弱いながらも上昇、金まで上昇、パラジウムも堅調、
というアテにならない面も孕んだ巻き戻しの動きが続き、
9月に入ってからは債券と原油、資源の動きは継続ながら、
為替はドル安・欧州通貨高、人民元高、新興国通貨高ながら円安となり、
商いを伴う株高へと変わり、金も下落に転じ、
巻き戻しよりもリスクオン色が強くなりましたが・・・

前回のFOMC前後(9月上中旬あたり)から、
米英欧株株や上海株が商い減少での一服となり、
原油や資源も軟調、債券高(金利低下)傾向となり、
先週からはついに日本株も一服、為替は再びドル高(円安)、
欧州通貨安(円高)・人民元安・新興国通貨安となり、
週末も同様の動きが続いておりますが、
米株はやや商いを増加させての下落で終えており、
(SOXは大幅安、ナスとラッセルは下げが大きい)
欧州株も現物は薄商いで上昇したものの先物は下落、
日経平均先物も下落して帰って来ており、
先週半ばまでよりもリスクオフ色が強くなっております。

ただし8月からの基調が崩れたとまでは言えず、まだ一服の範疇であり、
足元の需給環境も8月からの基調を後押しする余地の大きい状況です。

以上の通りなので、貿易戦争が落ち着くなり、
豪快な景気対策が打ち出されるなり、
効果は不明ながら更なる金融緩和策が打ち出されなければ・・・、
先にも述べた通り、低調なマクロ指標や企業業績、
地政学リスクの悪材料に対して、市場も敏感に反応することになるので、
今週としては、貿易戦争動向が最も重要であることに変わりはなく、
週末の市場の動きが止まるのかどうかも重要ですが、
月初恒例のテンコ盛りな米マクロ指標を始め国内外の指標と企業決算、
地政学リスク動向にも注意が必要と言えます。

今週の詳細なイベントスケジュールは昨日の記事を御参照頂くとして、
まず1発目のイべント的なヤマ場としては10月1日と言えます。

1日は市場の反応が注目の消費税増税、企業マインドの確認だけでなく、
中旬からの企業決算を前にした業績見通しの参考にもなる日銀短観、
休みになると何かやりがちな中国の国慶節入り(7日まで)、
前月に続きまさかの50割れ&悪化が続くのか注目の米ISM製造業、
FRBメンバー4名の講演といったところです。

そして以上の様な小難しい背景やきっかけイベントを注視しつつも、
シンプルに市場の動きで判断するのであれば、
週末のリスクオフ色の強い動きが継続したり、
さらに商いを伴った本気のリスクオフの動きとなるならば、
潔い撤退を含め慎重姿勢に転じましょう。

もし薄商いでのリスクオフの動き継続ならば、
単なる一服・押し目と判断すればいいですし、
商い増でのリスクオンの動きに転じるならば、
年末高目線とまでは言えませんが、10日からの米中通商協議とか、
中旬以降の国内外の企業決算までという目線は維持して、
引き続き、素直に波乗りすればいいでしょう。

新興市場についても基本的には同様のスタンスですが、
週末時点でも商いを伴う上昇基調が崩れたとは言えないので、
国内外が商いを伴う本気のリスクオフにさえならなければ、
新興市場だけは別世界の動きが続く可能性も無きにしも非ずです。

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