こんばんはです。
嫁さんがベッピンのムニューチンおじさん(米財務長官)が、
「激おこチャイナ丸で農家視察をキャンセルしたんやなくて、
ワシらの準備が整ってなかったから帰っただけで、
閣僚級協議も10月7日の週に開催で調整中やで」と言ったり、
本日は中国側も忖度な人民元高設定に加え、
「米国産大豆の関税を免除するアルヨ」と言ったとか言わないとかで、
先週末に台頭した米中貿易戦争激化懸念が萎んでおります。
しかしながら先週末の市場の動き自体が、
米欧MSQ特有の動きであり、昨夜の米欧株も薄商い、
本日の関税免除を受けての市場の反応も乏しかったので、
そもそも米中貿易戦争激化懸念や進展期待があったのかすらも怪しいです。
とりあえず現実としては、本日までに発表された各国のPMIを見ると、
米国はやや回復したものの単月に過ぎず、水準としてもイマイチであり、
欧州各国は回復どころか底打ちでもない悪化となり、水準もドイヒー、
日中も同様なので、先日発表されたドイヒーな米ISM製造業を含め、
少なくとも世界的に製造業のマインドは底打ちと言えず、
むしろ悪化しており、その要因が貿易戦争であることは間違いないです。
企業業績は9月の対中関税発動以前の時点においても、
米国は微増益見通し、日中欧・新興国は減益見通しですから、
9月の対中関税発動以降と10月の対中追加関税発動の影響を加味すれば、
10月中旬以降に本格化する国内外の企業決算において、
業績がさらに悪化している可能性は十分にあり得る状況ですので、
少なくとも最近よく耳にする「割安感」という目線だけは、
さらなるゴリゴリな自社株買いでも発表されない限り、
アテにならんと見ておきましょう。
以上の通りなので、マクロ・ミクロ(業績)両面の実体経済は、
ややまだら模様の米国以外は鈍化が顕在化しており、
その要因である貿易戦争は、明日に日米間が合意見通し、
米印間が数日中に合意見通しではありますが、米欧間はこじれたまま、
主役の米中間は10月7日以降の閣僚級協議次第であり、
10月1日からの対中関税は発動されてしまう?という懸念もあるので、
貿易戦争の影響目線での実体経済への懸念は残ったままです。
(結局はトランプマンの支持率次第なのでしょうけどねw)
ただし足元では市場目線でも実体経済目線でも効果があるのか怪しくとも、
米利下げを始め日中英欧・新興国といった世界的な金融緩和状態であり、
各国の景気対策も中国だけしか断続的に動いてませんが、
日米欧の期待は高まっておりますので(我が国は消費税増税の悪影響も)
これら金融政策と景気対策(財政出動)への期待と効果、
さらに貿易戦争の進展期待もあるならば、期待三羽烏によって、
実体経済の鈍化懸念を和らげると共に、
市場では底打ち、織り込み済み、先行き回復期待という御都合解釈となり、
8月から原油を含む商品は反応が鈍く、方向感もマチマチですが、
債券安(金利上昇)、ドル安、欧州通貨高、人民元高、
新興国通貨高ながら円安、商いの伴いつつある株高、
という巻き戻し&リスクオンの基調が続いております。
冒頭でも述べた通り、先週末の海の向こうから、
これらの真逆の動きであるリスクオフへの傾きもやや感じられますが、
昨夜の米欧株は商いを伴っておらず薄商いなので、
ほんの一服・押し目の範疇と言えます。
本日の日本株も商いがイマイチであったり、
騰落レシオやテクニカル的にも短期的な過熱感があったり、
良からぬ前触れの傾向が強い分不相応なトリプル高な動きもありましたが、
一応は上昇で終えており、TOPIX、グロース株が堅調を維持し、
新興市場は商い増加傾向継続での大幅続伸で終えているので、
海の向こうと同様、8月からの基調自体は崩れておらず、
国内外共に需給環境も基調を後押しております。
(国内では配当取り、配当再投資も)
ということで、貿易戦争による実体経済の鈍化とか、
さらに中東や香港の地政学リスク、欧州政治リスクは燻ったままであり、
今週はこれにらに影響する政治色の強いイベントも多いですが、
現時点では先に述べた期待三羽烏と需給環境によって、
8月からの巻き戻し&リスクオン基調は崩れておらず継続しているので、
明日以降のスタンスとしては、昨日と同様なので詳細は割愛しますが、
シンプルに商いの伴うリスクオフへと転じるまでは、
割り切って波に乗ればいいでしょう。
新興市場については、主力株よりも商いの伴う上昇が続いており、
国内外共にリスクオフへ転じるとか、金利上昇でのグロース株売り、
という状況にでもならない限り、新興市場の基調も継続しそうですが、
主力株と同様、シンプルに商いの伴うリスクオフへと転じるまでは、
割り切って波に乗ればいいでしょう。
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嫁さんがベッピンのムニューチンおじさん(米財務長官)が、
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ワシらの準備が整ってなかったから帰っただけで、
閣僚級協議も10月7日の週に開催で調整中やで」と言ったり、
本日は中国側も忖度な人民元高設定に加え、
「米国産大豆の関税を免除するアルヨ」と言ったとか言わないとかで、
先週末に台頭した米中貿易戦争激化懸念が萎んでおります。
しかしながら先週末の市場の動き自体が、
米欧MSQ特有の動きであり、昨夜の米欧株も薄商い、
本日の関税免除を受けての市場の反応も乏しかったので、
そもそも米中貿易戦争激化懸念や進展期待があったのかすらも怪しいです。
とりあえず現実としては、本日までに発表された各国のPMIを見ると、
米国はやや回復したものの単月に過ぎず、水準としてもイマイチであり、
欧州各国は回復どころか底打ちでもない悪化となり、水準もドイヒー、
日中も同様なので、先日発表されたドイヒーな米ISM製造業を含め、
少なくとも世界的に製造業のマインドは底打ちと言えず、
むしろ悪化しており、その要因が貿易戦争であることは間違いないです。
企業業績は9月の対中関税発動以前の時点においても、
米国は微増益見通し、日中欧・新興国は減益見通しですから、
9月の対中関税発動以降と10月の対中追加関税発動の影響を加味すれば、
10月中旬以降に本格化する国内外の企業決算において、
業績がさらに悪化している可能性は十分にあり得る状況ですので、
少なくとも最近よく耳にする「割安感」という目線だけは、
さらなるゴリゴリな自社株買いでも発表されない限り、
アテにならんと見ておきましょう。
以上の通りなので、マクロ・ミクロ(業績)両面の実体経済は、
ややまだら模様の米国以外は鈍化が顕在化しており、
その要因である貿易戦争は、明日に日米間が合意見通し、
米印間が数日中に合意見通しではありますが、米欧間はこじれたまま、
主役の米中間は10月7日以降の閣僚級協議次第であり、
10月1日からの対中関税は発動されてしまう?という懸念もあるので、
貿易戦争の影響目線での実体経済への懸念は残ったままです。
(結局はトランプマンの支持率次第なのでしょうけどねw)
ただし足元では市場目線でも実体経済目線でも効果があるのか怪しくとも、
米利下げを始め日中英欧・新興国といった世界的な金融緩和状態であり、
各国の景気対策も中国だけしか断続的に動いてませんが、
日米欧の期待は高まっておりますので(我が国は消費税増税の悪影響も)
これら金融政策と景気対策(財政出動)への期待と効果、
さらに貿易戦争の進展期待もあるならば、期待三羽烏によって、
実体経済の鈍化懸念を和らげると共に、
市場では底打ち、織り込み済み、先行き回復期待という御都合解釈となり、
8月から原油を含む商品は反応が鈍く、方向感もマチマチですが、
債券安(金利上昇)、ドル安、欧州通貨高、人民元高、
新興国通貨高ながら円安、商いの伴いつつある株高、
という巻き戻し&リスクオンの基調が続いております。
冒頭でも述べた通り、先週末の海の向こうから、
これらの真逆の動きであるリスクオフへの傾きもやや感じられますが、
昨夜の米欧株は商いを伴っておらず薄商いなので、
ほんの一服・押し目の範疇と言えます。
本日の日本株も商いがイマイチであったり、
騰落レシオやテクニカル的にも短期的な過熱感があったり、
良からぬ前触れの傾向が強い分不相応なトリプル高な動きもありましたが、
一応は上昇で終えており、TOPIX、グロース株が堅調を維持し、
新興市場は商い増加傾向継続での大幅続伸で終えているので、
海の向こうと同様、8月からの基調自体は崩れておらず、
国内外共に需給環境も基調を後押しております。
(国内では配当取り、配当再投資も)
ということで、貿易戦争による実体経済の鈍化とか、
さらに中東や香港の地政学リスク、欧州政治リスクは燻ったままであり、
今週はこれにらに影響する政治色の強いイベントも多いですが、
現時点では先に述べた期待三羽烏と需給環境によって、
8月からの巻き戻し&リスクオン基調は崩れておらず継続しているので、
明日以降のスタンスとしては、昨日と同様なので詳細は割愛しますが、
シンプルに商いの伴うリスクオフへと転じるまでは、
割り切って波に乗ればいいでしょう。
新興市場については、主力株よりも商いの伴う上昇が続いており、
国内外共にリスクオフへ転じるとか、金利上昇でのグロース株売り、
という状況にでもならない限り、新興市場の基調も継続しそうですが、
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