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不沈艦日記
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ドラよりもトラな週末
こんばんはです。

昨夜はドラギのおっさんが、渾身のユルフン姿で登場したのですが、
市場の話題としても動きとしても、
世界的な債券高(金利低下)ユーロ安となったのは直後だけに留まり、
株価に至っては大して反応することも無く、
その後に出て来た真偽の入り混じる貿易戦争ネタによって、
ドラギマジックは忘却の彼方へ・・・

しかも日本時間に入ってからはトランプマンツイートに応えたのか、
中国副首相も「来週に協議するアルヨ、進展するかもアルヨ」と言及し、
さらにトランプマンは1年以内の中間所得層への減税をぶち上げ、
ドラギのドの字が消えてしまう勢いと言うか、
結局は「ドラ」よりも「トラ」やんけ・・・というお馴染みの光景に。

中国は銅鑼やけど・・・と言うのは置いといて、
市場においても債券安(金利上昇)・商いを伴う株高が主導する、
巻き戻し&リスクオンの動きが続いており(ドル安ながら円安も)、
本日の日本株はMSQをきっかけに基調が変わることもなく、
債券安(金利上昇)日本株高は続いており(円安基調も崩れてない)
バリュー株だけでなくグロース株の買いも続いており、
売買代金も3.33兆円という今年最高の商いですから、
MSQの売買分(約7800億円)を差し引いても、
昨日と一昨日と遜色のない商いだったので、
三連休前の週末のMSQとか、ついでに満月前とか、
13日の金曜日もへったくれもなく、パワー原理主義の私としては、
堅調継続と言わざるを得ない週末でした。

それにしても繰り返し書いてきましたが、
バブルのような債券買いで金利低下していたにも関わらず、
株やリスク資産が買われず、先週からの債券売り・金利上昇によって、
株が買われているということは(原油等はイマイチ)、
単なる需給の巻き戻しと言ってしまえばそれまでですが、
金融市場においては金融政策の効果が無いとも言える動きなので、
実体面においても住宅等の金利敏感セクターに効果が見られず、
全体としても足元の実体面の鈍化が継続したままだと、、
金融政策に対する手詰まり感がさらに強まりそうですからね・・・

来週17-18日には総本山でもあるFOMCを控えているので、
ドラギマジックと同様の反応になるようだと、
いよいよ金融政策が手詰まりだと確信されてしまいそうであり、
翌日に金融政策会合を開く日銀と英中銀は、
動いてシカトされるよりも、むしろ動かないことが好感さるようだと、
ある意味では健全な状態と言えるのかも知れませんが、
より一層、各国の財政出動を求める声が大きくなり、
そもそも景気鈍化の要因となっている貿易戦争に対しても、
今以上に動向が注目されることになるので、
結果的にキレイな言い方をすれば政治色が強くなり(財政政策動向)
ザックリな言い方をすればトランプマンのサジ加減色が強くなります。

なにやらおかげ様で?足元ではトランプマンの支持率が、
大統領選での勝利が厳しい水準まで落ちているようであり、
だからこそ貿易戦争での対中姿勢が穏やかになったり、
中間層への所得減税を打ち出している可能性も高いので、
頓挫していた巨額なインフラ投資までを持ち出し、
貿易戦争も発動済の関税撤廃・減税を含む収束に向かい、
FRBもトランプマンの要求を丸呑みするようなことになれば、
効果なしではなく、歯止めの効かないバブルが起きるでしょうから、
足元の日中英欧・新興国の景気が低調であろうとも(消費税の影響も?)、
米国が牽引するという構図も有り得なくはないですからね(笑)
(実体面よりも特に市場において)

結局は株価よりも大統領選を見据えた支持率次第かいな・・・
という虚しさも感じずにはいられませんけど、
このまま支持率が回復しないようだと、
ホンマに以上のようなシナリオと構図も有り得るということは、
頭に入れておいた方がいいでしょう。
(当然ながら支持率が戻ると危ないと言う逆の面も忘れずw)

とりあえず目先としては、今夜以降の海の向こうの市場にて、
今夜発表の米小売売上高や週末の香港情勢等で揺れることなく、
現在の債券売り(金利上昇)商いを伴う株買いが主導する巻き戻しが、
継続するのであれば、来週のFOMCが、目先のヤマ場でおます。
来週は「閣僚級」ではなく「次官級」ですが、米中協議もあります。

来週の見通しについては、改めて三連休中の記事で書きます。

良い三連休をお過ごしください。

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