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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
温度差は開いたまま、せめて継続は力なりとなるか・・・
こんばんはです。

最近はトランプマンのボヤきでの右往左往に馴れているとは言え、
本日は驚かされる上昇劇でおました。

昨日の香港での逃亡犯条例の撤回をきっかけに、
英国ではハードブレグジットにブレーキが掛かり、
パスタの国では連立政権発足観測、独での景気対策観測、
来週のECB理事会での追加金融緩和観測(反対の観測もあります)、
次期ECB総裁(ラガルドおばさん)の安易?な金融緩和姿勢、
と言うように観測に過ぎないものも含め、材料のオンパレードとなり、
そして今朝になって中国の追加景気対策と金融緩和姿勢の表明と共に、
市場が最も気にしている米中貿易戦争において、
10月から両国が協議しまっせ!との観測記事が出たことで、
(国内では自動車減税観測も)
一昨日発表のドイヒー過ぎる米ISM製造業は忘却の彼方へ消えたのか、
市場は債券売り(金利上昇)ドル売り(円最弱安)、
株買い・リスク資産買いという巻き戻し&ベタなリスクオンの動きに・・

今となって振り返れば、ドイヒーな米ISM製造業を受けて、
米国市場が荒れ模様となる中でも日経平均先物は踏ん張っていたり、
昨夜も原油と銅の大幅反発だけでなく、
足元で急伸していたプラチナと銀とパラジウムとニッケル以外の金属も、
大きく上昇していたり(安全資産の金も買われてましたけどね)、
HY債も踏ん張っていたので、足元でガス抜けしていた需給環境と共に、
いつ巻き戻し&リスクオンが加速してもおかしくはないのですが・・・

見ての通り、欧州政治と中国の景気対策と金融緩和姿勢だけは、
好転したと言えるでしょうけど、香港デモは収束の気配は見えず、
ECBの金融緩和観測も見方が二分・交錯したまま、
米中貿易戦争はホンマに進展すれば素直にポジティブですが、
例の如く現時点では怪しい限りなので、
一昨日のドイヒーな米ISM製造業が裏付けた景気鈍化懸念は、
未だに払拭されたとは言えない状況ですから、
今夜発表される米ISM非製造業、ADP雇用リポート、
明日の雇用統計、来週の米CPI、米小売売上高といった米経済指標、
特に米GDPの7割を占める消費関連指標、
なんだかんだ足元で概ね堅調だった景気の遅行指標である雇用指標が、
マインド系や製造業系の景気の先行指標と同様に低調な結果となれば、
今日の時点で忘却の彼方へ消えたかの様な景気鈍化懸念が蒸し返されます。

消費税増税を控える我が国においても、
週明けにはGDP改定値、鈍化傾向が続いている景気ウォッチャー調査、
10日には足元でドイヒー続きの工作機械受注、
11日には2Q決算の参考となる7-9月期法人企業景気予測調査、
12日には機械受注も発表されるので、これまた国内の景気鈍化懸念、
火に油な消費税増税懸念が蒸し返されてもおかしくないです。

金融政策面においても、そもそも債券市場(金利)は織り込んであり、
それにもかかわらず、市場にも景気にも効果が見えなかった上に、
来週12日にECB理事会、17-18日にFOMC、
18-19日に日銀会合と英中銀会合を控え、
市場の織り込みを上回る政策が出て来るのかも不透明な状況です。

景気対策面においても、実際に動いているのは中国だけであり、
独・英を始めとする欧州、日米は観測だけという状況です。

目先の需給イベントとしては、
三連休前&満月前でもある13日の金曜日はMSQ、
再来週末は米欧MSQ、月末は9月中間配当権利取りといったところです。

以上の通り、市場を取り巻く環境としては、
貿易戦争さえホンマに進展に向かえば、アホになればいいのですが、
現状は安心するのは早計と言わざるを得ず、
せいぜいMSQまでの巻き戻しに過ぎないと言わざるを得ないです。

ただし昨夜からの市場の動きとは温度差があり、
市場は期待や観測をきっかけに先行して動くのも常ですから、
昨夜からの緩やかな金利上昇・債券安(金利急騰には注意ですけど)、
ドル安・欧州通貨高、逆の形であろうともリスクオンの円安、
資金流出が止まるとも言える人民元高・新興国通貨高、
商いの伴った株高(昨夜の米欧株は薄商い、本日の中国株は大商い)、
原油等のリスク資産高が継続するのであれば、
小難しい市場を取り巻く環境よりも市場の動きこそが正解、
継続は力なりならば、本気のリスクオン&巻き戻しだと判断し、
アホになって波に乗るのというシンプルな立ち回りもアリです。

ちなみに改めて昨夜から本日までの市場の動きを見ると、
市場を取り巻く環境よりも市場の動きが正解のようにも見えますが、
本日の商いは約2.5兆円程度であり、金利上昇はモタついており、
しつこいようですが少なくとも「継続は力なり」なので、
せめて本日までの巻き戻し・リスクオンの動きが明日も継続するまでは、
市場の動きが正解とは言えないことも忘れずに。
一応、明晩は雇用統計も発表されますので、
慎重に構える方は、週明けを見てから動いてもいいでしょう。
新興市場についても以上と同様のスタンスで動きましょう。
デイトレや局地的に賑わっている銘柄での波乗りは御自由にどうぞ。

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