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不沈艦日記
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いずれにせよジャクソン・フリーホール?
こんばんはです。

相変わらずガキ大将(トランプマン)はパウエルFRB議長に対し、
罵詈雑言を含むパワハラが日増しにエスカレートしております。

前回のFOMCでは忖度?パワハラに屈した?かのように、
25bpの利下げを行ったものの、債券以外の市場には反応が無く、
そもそも実体経済への効果も見えなかったことに苛立ったのか、
ついにトランプマンは100bpの利下げをしやがれ!
QEもやらんかい!と言い出しております・・・

せめてこっそり電話とか密室で圧力を掛けるのならばまだしも、
ツイッターや会見といった場で声を荒げているので、
パウエルおじさんとしては、利下げに踏み切れば忖度したと言われ、
中央銀行としての独立性や信認低下を招いてしまいますし、
かといって反旗を翻すように利下げを見送ったり、
トランプマンが満足しないような利下げに留めると、
現在の市場は声のデカいトランプに合わせて織り込みに行っているので、
金融政策による実体経済への影響云々とかよりも、
金融市場への影響というか失望を招き兼ねないですから、
パウエルおじさん(FRB)がどのような一手を打とうとも、
市場はネガティブに反応しそうなのですが・・・

まぁでも市場がパウエル教よりもトランプ教を信仰しているのであれば、
パウエルおじさんが圧力に屈したような一手を打つと、
市場もトランプマンバンザーイ!USA!USA!となりますけど、
もはや市場ではトランプ教信者が過半数とまでは言えないですからね・・

っつうか、そもそも現在の市場では金融政策よりも、
トランプマンの仕掛ける貿易戦争こそが、
足元の景気鈍化の要因だと思っているでしょうから、
やはりトランプマンこそが貿易戦争を収束させるべきと思うのですが、
当の本人は自らの貿易戦争による景気鈍化の責任は棚に上げ、
さらに自らFRB議長を指名した責任も棚に上げたまま(忘れた?)、
パウエルおじさんに対して罵詈雑言を含むパワハラを激化させているので、
トランプマンが振り上げた拳を下すとの期待は早計でしょう。

以上の通りなので、トランプマンが拳を下さない限り、
パウエルおじさんはどっちに動こうとも市場が失望しそうなだけに、
今週の注目イベントとなっているジャクソン・ホール会合は、
下手をすればジャクソン・フリーホール会合になる覚悟も必要です。

そういう意味では、ジャクソン・ホールで下手なことはしゃべらず、
というかルール通りに金融政策には言及しないことが無難なのですが、
いかんせん市場が利下げを織り込んでいるのか、
シンプルに景気鈍化を織り込んでいるのか、
債券バブルと言える世界的な金利低下を招いているので、
何も言及しなかったとしても、動くきっかけにはなりそうですからね。
(足元の投機的な需給環境も、国内外共に過熱感はないだけに)

もし動くんだしても、いつも書いている通り、
緩やかな債券売り(金利上昇)と共に、
株買い・リスク資産買いとなることが理想なのですが、
債券はバブルだけに急激な巻き戻しとなって金利が急騰すれば、
ある程度の金利水準までは、足元の需給環境も追い風に、
一時的に債券売り・株買いが加速することはあっても、
景気の先行きに影響する貿易戦争が収束してないままだと、
実体経済にとっては金利上昇が重石となってしまうので、
遅かれ早かれ金融市場も悲鳴を上げることになり、
巻き戻しも長続きはしないでしょう。

とにかくトランプマンが貿易戦争を収束させるか、
各国が協調して有無を言わせない規模の財政出動にでも踏み切らない限り、
金融政策の効果自体が怪しく、どっちに動こうとも袋小路状態なので、
今回だけはFRB(金融政策)に刃向かうな、素直に従え、
という定番の見方は通用しない可能性も覚悟しておきましょう。
少なくともジャクソン・ホール会合を通過するまでは・・・

特に我らが黒い銀行の金融政策に至っては手詰まり感がある上に、
我らが安倍ちゃんマンの財政政策(景気対策)も不十分と言われ、
米国がさらなる減税、中国や独までが減税との観測がある中で、
逆行する消費税増税に向かおうとしている国なので、
FRBの金融政策云々を含む海の向こうの事情だけでなく、
そもそも国内に問題があるとも言えますからね・・・
(何気に明日発表の訪日外客数は、国内消費という目線でも注目)

本日の我が国の市場を見ても、個別の局地的な賑わいがあったり、
値上がり銘柄数が多かったり、売られていたものが戻しているものの、
相変わらず限界集落のような激薄商いでの上昇であり、
(中国市場も我が国の新興市場も)
誰も本気で腰を据えて買っている感は無く、
需給面での都合による短期的な動きに過ぎず、繰り返し書いている通り、
8月からのバンジージャンプの揺れの最中に過ぎないです。

ということなので、せめて揺れが収まるなり、
理想的な緩やかな金利上昇(円安も)&商いを伴った株高となるまでは、
割り切った短期勝負とか賑わっている個別勝負に留め、
腰を据えての新たな参戦は控えておきましょう。
少なくともジャクソン・ホール会合明けまでは。
新興市場も同様です。

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