こんばんはです。
屁こいて一週間休んでたので、やや浦島太郎状態ですが、
相場の方では、親亀にまたがるトラ島太郎がボヤいたり、
米英で2年と10年債利回りの逆イールドが起きたり等、
騒がしい状況が続いておりますが・・・
日本株(指数)の水準自体は、盆休み前と大して変わり無く、
閑古鳥が異常繁殖している薄商いも変わりはなく、
さらに国内外の市場を取り巻く環境や構図自体も変わりなしでおます。
結局のところ足元のマクロ環境と業績は、日中欧と新興国の鈍化が顕在化、
米国だけがマクロ環境はまだら模様(景気の先行指標は鈍化)、
米企業決算は増益で着地というかろうじて抜け駆け状況(構図)なので、
親亀である米国が日中欧・新興国の子亀達を牽引してくれればいいけど、
こういった構図に陥った原因の一つが、
親亀にまたがるトランプマンが子亀達をイジメる構図の貿易戦争だけに、
(もう一つの原因は昨年末までの米欧金融引締めでしょうけどね)
さすがにイジメ(貿易戦争)を止めないことには、
親亀が牽引するには限界があると言えます。
しかも足元のマクロ指標等を見る限り、親亀すらも怪しくなっており、
まさに親亀こけたら子亀までという最悪の構図もチラついております。
そんな構図(状況)を回避すべく、米FRBが利下げに踏み切ったものの、
時すでに遅しなのか、今のところ残念ながら効果は見えず、
それを見たイジメっ子のトランプマンは自らの貿易イジメを棚に上げ、
FRBに対して利下げが足りひんねん!と言葉の暴力を繰り返すことで、
市場ではイジメられっ子キャラのパウエルおじさん率いるFRBは、
どうせイジメに屈するだろうとの観測が高まると共に、
先に述べた親亀もこけそうな景気も鑑みてなのか、
米債券市場では逆イールドを含む金利低下が続いている状況です・・・
逆イールドに対する様々解釈や見方が飛び交っておりますが、
金利が歪な構図であると共に債券バブル状態であることは事実であり、
少なくとも金を貸す側(金融機関)には百害あって一利なしですから、
いくら何でも好意的に解釈するのは早計と言わざるを得ないです(笑)
逆イールドに対する解釈はともかく、親亀に対して子亀達は、
親亀の更なる利下げ観測を看過する訳にもいかず、
さらなる金融緩和姿勢を強め、世界的に金利が低下しているものの、
これまた今のところ効果は見えておらず、我が国に至っては、
黒ちゃんのイールドカーブコントロールはどこへ行ったのやら状態であり、
手詰まり観測すらも漂っております・・・
以上の通りなので、イジメっ子の貿易戦争さえ止めて貰えば、
好転するとは思うのですが(時すでに遅し説は置いといてw)、
主役である米中間は歩み寄るどころか拗れたままであり、
弱い立場と見られている中国も香港での騒動によって、
色んな面で対内的にも対外的にも弱腰姿勢を見せられない状況であり、
米欧間、米印間の通商協議も拗れたまま、
日米間の協議はこれから本格化する状況なので(円安誘導も厳しい)、
現状は各国の財政出動・景気対策か(我が国は消費税増税撤回も)、
更なる米利下げ&各国の追加金融緩和に頼るしかない状況です・・・
一応、先週には中国と独の景気対策観測が高まっておりますが、
中国はこれまでにも断続的に景気対策を打っているのに見ての通りであり、
ユーロ圏の親亀である独が頑張ったところで、
子亀達は大丈夫なのかというか、財政規律という縛りがあるので、
財政問題を抱える南欧諸国は独におんぶにだっこ状態ですからね・・・
そして世界の親亀(米)の巨額なインフラ投資は頓挫したままであり、
少なくとも米議会が再開しないことには動かないでしょうし、
我が国は景気対策を打ち出す予定でありながら、
見ての通り市場は不十分と見ているからこその反応な上に、
世界の潮流に反する消費税増税というドMプレイも控えている状況です。
いやはや・・・もはや効果も怪しい金融政策よりも、
不十分とも見られている財政出動よりも、
貿易戦争さえ収束すればええねん・・・と思うばかりですが、
愚痴っていても仕方ないですし、こういう構図が変わらないのであれば、
市場の動きで判断するというか、合わせて動くしかないです。
現在の債券市場を見る限り、先に述べた通りのバブル状況なので、
一気のバブル崩壊(巻き戻し)による金利急騰(債券売り)ではなく、
緩やかな巻き戻しによる金利上昇に転じるまで・・・
(債券と共に安全資産として需給的にも過熱してバブルとなっている金も、
緩やかな下落へと転じるまで)
それに合わせてドルが買われ、リスク回避な円買いも止まるまで・・・
そして株式市場は、足元の反発は国内外共に薄商い(商い減)であり、
バンジージャンプの揺れの最中に過ぎないので、
商いを伴った上昇基調に転じるのが理想ですが、
せめて揺れが収まるまでは(原油、商品も同様)、
手出し無用とまでは言いませんが、せいぜい短期での勝負に留め、
腰を据えての新たな参戦は控えておきましょう。
新興市場も同様でおます。
ちなみに今週は22-24日にジャクソンホール会合があり、
23日にはパウエルおじさんが講演するようなので、
バンジージャンプの揺れが収まるか、
下にトランポリンでも置いてくれるきっかけになればいいのですが、
近年の会合を見る限り、過度な期待は禁物でしょう。
厳密には会合での金融政策への言及は禁じられているので、
景気見通しに対する言及くらいしか期待は出来ないのかなと・・・
だけに、しつこいようですがトランプマンが、
今週に協議する日米も含め、貿易イジメを止めてくれとは言わないまでも、
譲歩する姿勢だけでもチラ見せしてくれると、
トランプだけにトランプリン・・・トランポリンとなりそうですが、
これまた過度な期待は禁物と言うか、
貿易戦争がどうなるのかは誰にもわからないので、
事が起きてから動くしかないですけどね。
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屁こいて一週間休んでたので、やや浦島太郎状態ですが、
相場の方では、親亀にまたがるトラ島太郎がボヤいたり、
米英で2年と10年債利回りの逆イールドが起きたり等、
騒がしい状況が続いておりますが・・・
日本株(指数)の水準自体は、盆休み前と大して変わり無く、
閑古鳥が異常繁殖している薄商いも変わりはなく、
さらに国内外の市場を取り巻く環境や構図自体も変わりなしでおます。
結局のところ足元のマクロ環境と業績は、日中欧と新興国の鈍化が顕在化、
米国だけがマクロ環境はまだら模様(景気の先行指標は鈍化)、
米企業決算は増益で着地というかろうじて抜け駆け状況(構図)なので、
親亀である米国が日中欧・新興国の子亀達を牽引してくれればいいけど、
こういった構図に陥った原因の一つが、
親亀にまたがるトランプマンが子亀達をイジメる構図の貿易戦争だけに、
(もう一つの原因は昨年末までの米欧金融引締めでしょうけどね)
さすがにイジメ(貿易戦争)を止めないことには、
親亀が牽引するには限界があると言えます。
しかも足元のマクロ指標等を見る限り、親亀すらも怪しくなっており、
まさに親亀こけたら子亀までという最悪の構図もチラついております。
そんな構図(状況)を回避すべく、米FRBが利下げに踏み切ったものの、
時すでに遅しなのか、今のところ残念ながら効果は見えず、
それを見たイジメっ子のトランプマンは自らの貿易イジメを棚に上げ、
FRBに対して利下げが足りひんねん!と言葉の暴力を繰り返すことで、
市場ではイジメられっ子キャラのパウエルおじさん率いるFRBは、
どうせイジメに屈するだろうとの観測が高まると共に、
先に述べた親亀もこけそうな景気も鑑みてなのか、
米債券市場では逆イールドを含む金利低下が続いている状況です・・・
逆イールドに対する様々解釈や見方が飛び交っておりますが、
金利が歪な構図であると共に債券バブル状態であることは事実であり、
少なくとも金を貸す側(金融機関)には百害あって一利なしですから、
いくら何でも好意的に解釈するのは早計と言わざるを得ないです(笑)
逆イールドに対する解釈はともかく、親亀に対して子亀達は、
親亀の更なる利下げ観測を看過する訳にもいかず、
さらなる金融緩和姿勢を強め、世界的に金利が低下しているものの、
これまた今のところ効果は見えておらず、我が国に至っては、
黒ちゃんのイールドカーブコントロールはどこへ行ったのやら状態であり、
手詰まり観測すらも漂っております・・・
以上の通りなので、イジメっ子の貿易戦争さえ止めて貰えば、
好転するとは思うのですが(時すでに遅し説は置いといてw)、
主役である米中間は歩み寄るどころか拗れたままであり、
弱い立場と見られている中国も香港での騒動によって、
色んな面で対内的にも対外的にも弱腰姿勢を見せられない状況であり、
米欧間、米印間の通商協議も拗れたまま、
日米間の協議はこれから本格化する状況なので(円安誘導も厳しい)、
現状は各国の財政出動・景気対策か(我が国は消費税増税撤回も)、
更なる米利下げ&各国の追加金融緩和に頼るしかない状況です・・・
一応、先週には中国と独の景気対策観測が高まっておりますが、
中国はこれまでにも断続的に景気対策を打っているのに見ての通りであり、
ユーロ圏の親亀である独が頑張ったところで、
子亀達は大丈夫なのかというか、財政規律という縛りがあるので、
財政問題を抱える南欧諸国は独におんぶにだっこ状態ですからね・・・
そして世界の親亀(米)の巨額なインフラ投資は頓挫したままであり、
少なくとも米議会が再開しないことには動かないでしょうし、
我が国は景気対策を打ち出す予定でありながら、
見ての通り市場は不十分と見ているからこその反応な上に、
世界の潮流に反する消費税増税というドMプレイも控えている状況です。
いやはや・・・もはや効果も怪しい金融政策よりも、
不十分とも見られている財政出動よりも、
貿易戦争さえ収束すればええねん・・・と思うばかりですが、
愚痴っていても仕方ないですし、こういう構図が変わらないのであれば、
市場の動きで判断するというか、合わせて動くしかないです。
現在の債券市場を見る限り、先に述べた通りのバブル状況なので、
一気のバブル崩壊(巻き戻し)による金利急騰(債券売り)ではなく、
緩やかな巻き戻しによる金利上昇に転じるまで・・・
(債券と共に安全資産として需給的にも過熱してバブルとなっている金も、
緩やかな下落へと転じるまで)
それに合わせてドルが買われ、リスク回避な円買いも止まるまで・・・
そして株式市場は、足元の反発は国内外共に薄商い(商い減)であり、
バンジージャンプの揺れの最中に過ぎないので、
商いを伴った上昇基調に転じるのが理想ですが、
せめて揺れが収まるまでは(原油、商品も同様)、
手出し無用とまでは言いませんが、せいぜい短期での勝負に留め、
腰を据えての新たな参戦は控えておきましょう。
新興市場も同様でおます。
ちなみに今週は22-24日にジャクソンホール会合があり、
23日にはパウエルおじさんが講演するようなので、
バンジージャンプの揺れが収まるか、
下にトランポリンでも置いてくれるきっかけになればいいのですが、
近年の会合を見る限り、過度な期待は禁物でしょう。
厳密には会合での金融政策への言及は禁じられているので、
景気見通しに対する言及くらいしか期待は出来ないのかなと・・・
だけに、しつこいようですがトランプマンが、
今週に協議する日米も含め、貿易イジメを止めてくれとは言わないまでも、
譲歩する姿勢だけでもチラ見せしてくれると、
トランプだけにトランプリン・・・トランポリンとなりそうですが、
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