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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
揺れが続く中、明日は三連休前の週末
こんばんはです。

本日も人民元基準値に対する謎の解釈が飛び交っておりますが、
我が国への直接的な影響はともかくとしても、
世界的な景気鈍化要因の一つである米中貿易戦争にとっては、
米国側が人民元安誘導をする中国を為替操作国として指定したので、
本日を含め連日のように切り下げられている人民元基準値は、
為替操作国って?はぁ?知らないアルヨ!
そっちが関税を押し付けるから人民元安で相殺しているだけアルヨ!
と中国が米国に対して挑発・報復しているようなものですからね・・・

しかも本日発表された中国の7月貿易収支は、
相変わらず輸入が減っており、中国の内需も心配なのですが、
全体の貿易黒字と対米黒字は、前月から減ってはいるものの、
対米輸入を減らしたことで、前々月から見れば増加しており、
増加基調自体は変わってないので、人民元のサジ加減基準値も含め、
今夜もお目覚めになったトランプマンが、
何を言い出すのやら・・・という相変わらずの戦々恐々状態です(笑)

そういえばトランプマンは、貿易戦争を仕掛けた当初、
株価に影響するのは承知の上やでと言ってたのですが、
最近になって再び言い始めており、
来年の大統領選に株価のピークを持っていこうと企んでいるならば、
昨日までを押し目としてこのまま突っ走るよりも、
今はガス抜きして息を整えていた方が、息は続きそうですし、
さらにFRBに対してしきりにパワハラ利下げを続けていることからも、
追加利下げとタイミングを合わせて貿易戦争を進展させると、
効果てき面、僕イケ面ではありますからね・・・

まぁトランプマンが頭に描いているシナリオは、
ホワイトハウスにでも電話して聞かないとわかりませんけど、
とにかく貿易戦争が進展・収束するか、
巨額な米インフラ投資を始め日中米の財政出動(景気対策)が出ないと、
現状の各国中銀の金融緩和「姿勢」だけでは、
肝心の景気の先行き懸念が軽減・払拭されないままなので、
市場としては腰を据えて現物を旺盛に買うわけにもいかず、
需給面のみを手掛かりとした短期的な動きしか期待できないです。

我が国についても、以上のような海の向こうの状況も重要ですが、
本日発表の株価との相関性が高い説もあった7月景気ウォッチャー調査は、
現状判断・先行き判断共にドイヒーと言わざるを得ず、
いくら天候不順という理由があってもドイヒーなのは事実であり、
(次月以降は日韓問題での訪日客減少の影響懸念も)
他の国内マクロ指標も鈍化が顕在化しており、
発表が本格化している企業決算も低調以外の何物でもないので、
国内の状況だけでも、10月からの消費税増税は理解不能です・・・

さらに海の向こうでは景気の先行きに影響する貿易戦争が収束しなければ、
世界の景気敏感株でもある日本株にとっては、
四面楚歌というか国内外共に先行き懸念が払拭されず、
手詰まり感のある黒田日銀の追加金融緩和とか
渋チンとなりそうな安倍ちゃんマンの景気対策だけでは、
国内の暗雲すらも晴れそうにないですから、
海の向こう以上に日本株は腰を据えて旺盛に買うわけにもいかず、
これまた需給面のみを手掛かりとした短期的な動きしか期待できないです。

なんだか需給環境は良好なのに買われなかった民主党時代を思い出すので、
いっそのこと、あの頃のように十年くらいの長い目で仕込んでいくか、
それ以外は自分なりのルールで決めたレンジの中で短期的に動く・・
と頭を切り替えるべきなのかも知れないですが、
現在は風呂の中で屁こいたような冴えないレンジ相場ではなく
先週からバンジージャンプ相場となっているので、
頭を切り替えるにしても、揺れが収まってからでも遅くはないですし、
もしかすると誰かが上から引っ張り上げてくれたり、
下にトランポリンが設置され、戻す可能性も否定は出来ず、
逆にゴムが切れて地面に叩きつけられる可能性もありますので、
今はバンジージャンプの最中だと見て立ち回るしかないです。

ちなみに現在の市場ですが、米欧株は商いは膨らんでいるものの、
昨夜は減少しての反発であり、本日の中国株は薄商いでの反発、
我が国も薄商いでのマチマチなので、昨日までがセリクラとも言えず、
陰の極とか底打ち、織り込み済み、出尽くしとも言えず、
バンジージャンプで飛び降りた揺れの最中という状況です。

一方、債券は米利下げを始めとする世界的な金融緩和姿勢の反映なのか、
安全資産としての債券買いなのか、変わらず買われており(金利低下)、
しかも長期債が大きく買われ(長期金利低下)、
米2年債利回りと10年債利回りの接近を始め逆イールド症状が悪化、
為替市場はドル安ながら新興国通貨安・人民元安基調は変わらず、
リスク回避な円高基調も継続しております。

以上の通り、株売り(原油等のリスク資産売り)、債券買い、
を中心としたベタなリスクオフ基調は止まってないので、
最も厄介な急激な債券売り(金利急騰)となるのではなく、
理想としては緩やかな債券売り(金利上昇)、商いを伴う株買い(油も)、
出来ればドル高・・・というリスクオンの動きとなることですが、
せめて債券買い(金利低下)が止まって落ち着くと共に、
商いもそれなりに伴う株買いという適温相場モードにならないことには、
(日本株目線ではどちらの場合も円安となること)
バンジージャンプの揺れの最中でのリバウンドがある程度に過ぎず、
下手をすればゴムが切れて本番はこれからとなっておもおかしくないので、
長期も短期も問わず、慎重に構えておくのが無難です。

ただし先にも述べた通り、足元の需給環境だけは良好なので、
民主党時代モードのように頭を切り替えろとは言いませんが、
くれぐれもバンジージャンプの揺れの最中であることは承知の上で、
リスク覚悟で短期的に波乗りしたり、
貿易戦争や国内景気の影響が軽微な銘柄で勝負するのは自由ですが、
明日は三連休前&盆休み前の週末なので(SQも)、
中途半端な持ち越しでの短期勝負、
決算発表を終えた銘柄の打診を含む腰を据えての新たな参戦は、
新興市場も含め控えておきましょう。

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