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不沈艦日記
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バンジージャンプ
こんばんはです。

昨日はトランプマンの寝こみを襲うような中国の報復措置に対し、
目を覚ましたらどうなんねんと戦々恐々でしたが、
案の定、激おこトランプ丸となり、ついに中国を為替操作国に指定・・・

両国以外の人間から見れば、いつも人民元をサジ加減で操作する中国、
そもそも米国のサジ加減で決める為替操作国の指定、
どっちもどっちやがなという冷やややかなツッコミも聞こえますが、
とりあえず両国が交渉のテーブルにつくか、
トランプマンと習近平のトップ同士が電話でもせんことには、
どっちもこのままでは弱腰だと見られるわけにはいかんということで、
相手の攻撃を少しでも上回る泥仕合が繰り返されることになるので、
順番的には次は中国がどういった対抗措置を打ち出すのかという状況です。

果たして米国債の売り浴びせ攻撃なのか、レアアース規制なのか、
米企業を始めとする外資規制なのか、どっかの国と同じと言うか、
反米&不買運動の煽動に打って出るのか・・・、
それを受けて米国は予定通りに対中関税第4弾を発動するのか、
関税率を引き上げて発動するのか、新たな中国企業規制なのか・・・

どちらの国も香港デモとか銃乱射に端を発した人種差別騒動とか、
内政問題を抱えているから譲歩するとの見方をよく耳にするのですが、
目を逸らしてガス抜きするためにも外敵を作って揉めた方がとも思うので、
譲歩するのではなくむしろ逆だとも思うのですが、
もし米中が譲歩したとしても、日本、欧州、印、新興国に対して、
譲歩した分の穴埋めを要求する可能性もありますから、
業績を含む景気の先行きに影響する貿易戦争は、
米中だけではなく全体としても出口が見えない状況です。

が、しかし・・・

本日の市場においては、中国の為替操作国指定を受けての出尽くとか、
人民元基準値設定が前日よりも人民元安だったにも関わらず、
7元を超えなかったから中国の譲歩姿勢という奇想天外な解釈とか、
PBR1倍割れは買いだとか、公金の忖度買いや介入とも言われ、
出口が見えたかのように、日本株は続落で終えながらも
ドル円と共に大きく切り返してのほぼ高値引けとなり(下髭陽線)、
米英欧株先物も同様に、日本時間に大きく切り返しております。

解釈や観測の真相はともかくとしても商いについては、
米英欧株は大商いだったので、セリクラと言えなくもないのですが、
我が国は商いがやや増加した程度ですから(売買代金は2.63兆円)、
同じくやや増加した程度の中国も含め、セリクラというには不十分です。

確かに我が国と中国は、長きに渡り薄商いが続いていたので、
セリクラでもええんちゃうかという見方もありますけど、
貿易戦争を始め市場を取り巻く環境は何一つ解決しておらず、
先物や為替を中心とした投機的な需給環境が良好なだけですから、
せめて現物の商いが3兆円を超えないとセリクラとは言い難いです。

従って明確なセリクラを待つべきとは思いますし、
明確なセリクラが訪れないのであれば、本日の寄り底の切り返しは、
バンジージャンプと同様、大きく飛び降りた反動で、
ビヨヨーンと切り返しただけと見て、
まずは揺れが収まるのを待った方がいいでしょう。
言っても揺れている最中に、トランプマンの呟きを始め、
米中双方から新たな報復措置が出て来ると、
いつゴムが切れて落下してもおかしくない状況ですからね・・・

そして揺れが収まってから、上から引っ張り上げるように、
商いを伴って上昇すれば(円安と出来れば緩やかな金利上昇と共に)
小難しく考えず、素直に身を任せればいいでしょうけど、
揺れが収まる前に突然、トランポリンが置かれる様に(トランプだけに)、
急転直下で米中が歩み寄りを見せたり、歩み寄り観測が高まれば、
初動は商いを伴わずともそのまま舞い上がり、
米中合意の実現が近付くと共に商いを伴いながら、
本格上昇へと移り変わる可能性もありますので、
リスクは覚悟の上で、初動で割り切って乗るのは自由ですが、
少なくとも債券買い(金利低下)が止まり(理想は緩やかな金利上昇)、
円高も止まっていることも確認しながら乗りましょう。

ちなみに本日時点では、先にも述べた通り、
貿易戦争を始め市場を取り巻く環境は何一つ解決しておらず、
(イラン情勢、香港情勢、日韓情勢、カリアゲ情勢、消費税増税等も)、
需給環境のみが良好なだけですから、トランポリンの初動ではなく、
バンジージャンプの揺れの最中と見ているので、
デイトレ等のド短期でのリバ狙い以外は、慎重に構えておきましょう。
新興市場も同様です。

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