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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
実体面の悪化も止まらず、市場のリスクオフも止まらず
こんばんはです。

先週はトランプマンの貿易戦争トラッシュトークが火を噴き、
週明けの本日は中国から報復するアルヨ!と言わんばかりに、
トランプマンの機嫌を取っていた米国産農産物輸入の停止要請観測、
もう一つの機嫌取りだった人民元安の歯止めも堰を切ったかのように、
サジ加減基準値を元安設定とし、市場では人民元が過去最安値に・・・

今のところトランプマンは屁こいて寝ている時間だからなのか、
激おこトランプ丸ツイートを炸裂させてないですが、
目が覚めたら何を言いだすのやらと戦々恐々ではあります(笑)

ガキデカマン(習近平)としても、香港デモの暴徒化だけでなく、
大規模ストにまで発展し、内政が混乱中のところに、
長老達を相手にする北戴河会議が始まり、建国70周年も10月に控え、
トランプマンのトラッシュトークに言い返すだけとか後手に回ると、
国内だけでなく対外的にも弱腰と言われて威信が低下してしまうので、
利害は二の次で覇権・独裁国家としてのメンツの為にも引くに引けず、
報復に動かざるを得ないとも言えますからね・・・
だけに香港が天安門事件のようにならないかも心配ではあります。

そんな激化の一途を辿る米中貿易戦争は、発動済の関税や規制だけでも、
日・中・欧・新興国の業績を含む景気鈍化の顕在化を招き、
米国すらも足元の業績は微増益ながらも、マクロ指標はマインド系、
製造業系といった景気の先行指標の鈍化が顕在化するまだら模様なので、
さらなる米利下げ(英国も)、日中欧・新興国の金融緩和が発動されず、
米インフラ投資を始め日中米の景気対策が発動されないまま、
対中関税第4弾と中国の報復措置が発動され、
さらに日米・米欧・米印等の通商協議もこじれたままだと、
さすがに世界的な景気の先行き懸念が確信へと変わり兼ねず、
景気の底打ち、一時的、V字回復、織り込み済み、出尽くし、アク抜け、
という御都合解釈的なワード溢れる観測も吹っ飛びます・・・

しかも我が国に至っては、発表が本格化している企業決算は低調、
国内マクロ指標も鈍化している上に、日韓関係もこじれており、
実質的な国内経済への影響は軽微だったとしても(訪日客の減少は心配)、
連日のように海外では、日韓貿易戦争とも報じられており、
イメージ先行で景気への影響が膨らみ兼ねない状況な上に、
10月にはドMな消費税増税までが控えており、
さらに不十分な景気対策イメージ、日銀の手詰まりイメージもあるので、
(最近、癇癪を起こしているカリアゲリスクも無いとは言えない)
実体面としては、ただでさえ世界の景気敏感国家(株式市場)なのに、
国内だけでも厳しいと言わざるを得ない状況です。

以上の通り、実体面は国内も海の向こうも足元が厳しいだけでなく、
先行きへの懸念が増している状況なので、
いくら先取りすると言われる市場においても、
底打ちやV字回復とか、織り込み済みや出尽くしを確信したように、
商いを伴う株買い、リスク資産買いを期待するだけでも早計であり、
せいぜい過熱してない需給面での巻き戻しを期待するくらいの状況です。

本日の市場の動きを見ても、
チャイナショックリターンズを彷彿させる人民元安、中国&香港株安、
ドルが主要通貨で軟調にもかかわらず、新興国通貨は大きく売られており、
新興国は先週から通貨安・株安症状が加速しており、
新興国通貨危機を彷彿とさせるような動きにもなっております。

ちなみに、ふとイスラエルの通貨と株価を確認するとどちらも堅調なので、
なんだか宗教的な背景なのか、米国(トランプ)の後ろ盾期待というか、
イランの没落を先取りしているのか・・・どれなのかわかりまへんけど、
なんとも胡散臭い動きではありますけどね。

そして我が国を含む先進国は、メインの貿易戦争ネタによって、
金融政策催促と安全資産買いが相まった債券バブル(金利低下)、
株安、原油安、銅安、商品安、安全資産の金は堅調、
為替市場ではドルが主要通貨で軟調な一方、円ゴリラ(最強高)なので、
先進国はいわゆるベタなリスクオフの動きとなっており、
週末は米英欧が大商い、日本もそれなりに商いを伴った株安でしたが、
本日の日本株は2.5兆円程度の商いであり、
セリクラ感というには早計なのですが、かつて見た光景かのように、
足元の投機的な需給環境に過熱感が無いからこそ、
商いが大して膨らまないまま断続的な現物売りが続きそうにも見えます。

ということで、本日は空売り比率が51.5%と過去最高を記録し、
過去の「傾向」から見たリバウンド期待もあったり、
(空売り比率はシンプルに減少するこが重要ですけどね)
先にも述べた通り、他の投機的な需給環境にも過熱感はなく、
短期的には需給面での巻き戻し余地は有り得ますので、
それにリスク覚悟で割り切って乗るのは自由ですけど、
実体面から見れば、少なくとも腰を据えて参戦する状況ではないです。

ただし実体面は置いといて、市場の動きで判断するにしても、
円安と共に商いを伴った株高が継続するまで、
(理想は緩やかな債券安(金利上昇)と共にです)
せめてセリクラと言えるゴリラ商いでのゴリラ株安となるまでは、
決算を終えた銘柄の打診程度に留め、慎重に構えておきましょう。

新興市場については、本日はそーせいやオンコリス等のバイオ、
ゲーム関連の一角や決算銘柄への商いを伴ったお祭もありましたが、
全体感としては主力大型株と同様のスタンスで構えておきましょう。

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