こんばんはです。
今日も外需企業決算は低調なのですが、市場では貿易戦争の収束期待とか、
世界的な金融緩和期待と景気対策期待とか、親亀の米景気は大丈夫とかで、
景気は底打ちやで!下期V字回復やで!との見方もあり、
低調な企業決算だけでなく、特に日中欧のマクロ指標が鈍化してようとも、
日中欧の株価は崩れずに踏ん張り、週末の英株は商いを伴って上昇、
米株に至っては史上最高値圏という現実・・・
しかしながら本日発表されたファナックの決算については、
期初に発表した大幅減益見通しについて、2Q予想を上方修正したものの、
まさかの通期予想を小幅ながら下方修正しております・・・
いかんせんファナックは指数寄与度の高い銘柄であり、
取組も良好ではないけど悪くはなく、想定為替レートも厳しいので、
明日のファナックの動きは測り兼ねますが、通期を下方修正しているのは、
市場で高まっている景気の底打ち、下期V字回復の機運に水を差すので、
明日以降の外需決算にて、ファナックのような通期下方修正、
2Qも通期も下方修正する銘柄が増加するようだと、
さらに景気の底打ち、下期V字回復の機運に水を差すことになります。
しかも貿易戦争は、主役である米中の閣僚級協議を明日と明後日に控え、
トランプマンとゆかいな仲間達(側近)は長期化しそうだと言ったり、
中国側も香港デモの拡大によって、独裁国家としては、
貿易戦争の損得勘定よりもメンツの為にも、
対内的にも対外的にも弱腰を見せられなくなっており、
米欧間(特に米仏)、米印間の貿易戦争もこじれたまま、
日米間は参院選で見送られていた協議が1日から始まる予定(閣僚級)、
日韓の貿易問題もこじれたまま(訪日客減少も含め)、
というように足元のマクロ指標と業績の鈍化要因である貿易戦争は、
収束の気配が見えない状況です・・・
そういえばトランプマンも露疑惑が再燃しつつあり、
目を逸らすために人種差別発言で騒ぎを起こしたりしているのか、
はたまたイランにドンパチを仕掛けるフリをしているのか、
貿易戦争をこじらせようとしているのかわかりませんけど、
トランプマンは何かと敵を作ろうモードに入っている感はあります。
従って現状は世界的な金融政策か景気対策、米景気に頼るしかないですが、
金融政策は米国には効果があるとしても(中国も?)、
日欧の金融緩和の効果に対する疑念は残ったままであり、
景気対策はメインの米インフラ投資は頓挫したまま、
断続的に対策を講じている中国も現時点では効果が見られず、
欧州は財政統一されてないことで、各国に委ねるしかなく、
欧州全体としての景気対策は不可能に近く、
消費税増税も控える我が国の景気対策効果も疑念は残ったまま・・・
以上の通りなので、日中欧の景気底打ちと下期V字回復という見方は、
無理があると言わざるを得ず、特に我が国は早計と言わざるを得ないです。
かといって親亀である米景気についても、マクロ指標はまだら模様、
企業決算は約8割が市場予想を上回っているものの、
未だに全体としては微減益での着地予想ですから、
親亀が引っ張ってくれると期待するのも早計であり、
むしろアメリカンファーストという名の下に、
子亀達を育児放棄している感すらありますので、
米利下げを始めとする世界的な金融緩和でのカネ余りと共に、
過熱感の無い需給環境も相まって(米株、金、欧州通貨はやや過熱)、
実体面での裏付けもなく株やリスク資産が、
商いも伴わずに買われているだけ・・・という感じです。
せめて商いを伴うであれば、買う側が本気と言うだけでなく、
引くにも引けないと言えますので、アホになって乗ればいいのですが、
そうではなく世界的な薄商いですから(先週末は英国だけ大商い)、
短期目線で割り切って乗るか、決算を終えた銘柄を打診で拾う程度に留め、
腰を据えての新たな参戦は、商いを伴うまでは控えておきましょう。
ちなみに上にも下にも商い伴うきっかけになりそうな目先のイベントは、
昨日も書いた通りなので詳細は割愛しますが、海の向こうの大一番は、
30日のアップルを始め特盛の米企業決算、30-31日の米中協議、
同じく30-31日のFOMC、週を通しての特盛な米マクロ指標、
他の米企業決算といったところです。
国内の大一番は30日の日銀会合、31日の国内企業決算1回目ピーク、
といったところなので、国内外共に31日が大一番でおます。
新興市場についても、本日は国内主力大型株とは違って上昇したものの、
IPOのブシロード分を除けば激薄商いに変わりないので、
国内主力大型株と同様、商いを伴った上昇が継続するまでは、
テーマ株や局地的に賑わっている個別での短期的な勝負に留めましょう。
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今日も外需企業決算は低調なのですが、市場では貿易戦争の収束期待とか、
世界的な金融緩和期待と景気対策期待とか、親亀の米景気は大丈夫とかで、
景気は底打ちやで!下期V字回復やで!との見方もあり、
低調な企業決算だけでなく、特に日中欧のマクロ指標が鈍化してようとも、
日中欧の株価は崩れずに踏ん張り、週末の英株は商いを伴って上昇、
米株に至っては史上最高値圏という現実・・・
しかしながら本日発表されたファナックの決算については、
期初に発表した大幅減益見通しについて、2Q予想を上方修正したものの、
まさかの通期予想を小幅ながら下方修正しております・・・
いかんせんファナックは指数寄与度の高い銘柄であり、
取組も良好ではないけど悪くはなく、想定為替レートも厳しいので、
明日のファナックの動きは測り兼ねますが、通期を下方修正しているのは、
市場で高まっている景気の底打ち、下期V字回復の機運に水を差すので、
明日以降の外需決算にて、ファナックのような通期下方修正、
2Qも通期も下方修正する銘柄が増加するようだと、
さらに景気の底打ち、下期V字回復の機運に水を差すことになります。
しかも貿易戦争は、主役である米中の閣僚級協議を明日と明後日に控え、
トランプマンとゆかいな仲間達(側近)は長期化しそうだと言ったり、
中国側も香港デモの拡大によって、独裁国家としては、
貿易戦争の損得勘定よりもメンツの為にも、
対内的にも対外的にも弱腰を見せられなくなっており、
米欧間(特に米仏)、米印間の貿易戦争もこじれたまま、
日米間は参院選で見送られていた協議が1日から始まる予定(閣僚級)、
日韓の貿易問題もこじれたまま(訪日客減少も含め)、
というように足元のマクロ指標と業績の鈍化要因である貿易戦争は、
収束の気配が見えない状況です・・・
そういえばトランプマンも露疑惑が再燃しつつあり、
目を逸らすために人種差別発言で騒ぎを起こしたりしているのか、
はたまたイランにドンパチを仕掛けるフリをしているのか、
貿易戦争をこじらせようとしているのかわかりませんけど、
トランプマンは何かと敵を作ろうモードに入っている感はあります。
従って現状は世界的な金融政策か景気対策、米景気に頼るしかないですが、
金融政策は米国には効果があるとしても(中国も?)、
日欧の金融緩和の効果に対する疑念は残ったままであり、
景気対策はメインの米インフラ投資は頓挫したまま、
断続的に対策を講じている中国も現時点では効果が見られず、
欧州は財政統一されてないことで、各国に委ねるしかなく、
欧州全体としての景気対策は不可能に近く、
消費税増税も控える我が国の景気対策効果も疑念は残ったまま・・・
以上の通りなので、日中欧の景気底打ちと下期V字回復という見方は、
無理があると言わざるを得ず、特に我が国は早計と言わざるを得ないです。
かといって親亀である米景気についても、マクロ指標はまだら模様、
企業決算は約8割が市場予想を上回っているものの、
未だに全体としては微減益での着地予想ですから、
親亀が引っ張ってくれると期待するのも早計であり、
むしろアメリカンファーストという名の下に、
子亀達を育児放棄している感すらありますので、
米利下げを始めとする世界的な金融緩和でのカネ余りと共に、
過熱感の無い需給環境も相まって(米株、金、欧州通貨はやや過熱)、
実体面での裏付けもなく株やリスク資産が、
商いも伴わずに買われているだけ・・・という感じです。
せめて商いを伴うであれば、買う側が本気と言うだけでなく、
引くにも引けないと言えますので、アホになって乗ればいいのですが、
そうではなく世界的な薄商いですから(先週末は英国だけ大商い)、
短期目線で割り切って乗るか、決算を終えた銘柄を打診で拾う程度に留め、
腰を据えての新たな参戦は、商いを伴うまでは控えておきましょう。
ちなみに上にも下にも商い伴うきっかけになりそうな目先のイベントは、
昨日も書いた通りなので詳細は割愛しますが、海の向こうの大一番は、
30日のアップルを始め特盛の米企業決算、30-31日の米中協議、
同じく30-31日のFOMC、週を通しての特盛な米マクロ指標、
他の米企業決算といったところです。
国内の大一番は30日の日銀会合、31日の国内企業決算1回目ピーク、
といったところなので、国内外共に31日が大一番でおます。
新興市場についても、本日は国内主力大型株とは違って上昇したものの、
IPOのブシロード分を除けば激薄商いに変わりないので、
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