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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
ヤマ場の31日を挟んで盛沢山な今週
おはようございます。

週末の動きを見ていると、アメリカンファーストだけでなく、
ミニトランプ(ジョンソン英首相)まで加わり、
結局は米英ファーストなのかという空気も感じられ・・・

とにかく週末の動きとしては、発表された米GDPに対して、
米国市場はほどほどの結果だと受け止めたのか、
過度な利下げ期待にも利下げ観測の後退にもならず、
米債券はマチマチ(短期・2年金利上昇、長期金利横ばい)ながら、
ドル指数は5月以来の高値(円高、ユーロ安・ポンド最弱安)となり、
米株は薄商いで半導体SOXは横ばいながらも、
好決算が多かったことあり、SP500とナスは史上最高値更新、
ダウも上昇して終えております、

ミニトランプ(ジョンソン英首相)率いる英国は、
景気対策と減税を打ち出すとの期待も高まり(利下げ観測も)、
英債券(金利)は横ばい、ポンド最弱安継続、好決算も追い風に、
英株は大商いでの反発で終えており、沈みゆく護送船団EUから、
強硬離脱することをむしろ好感しているかのようです(笑)

護送船団の欧州はドラギの甘辛姿勢ながら金融緩和状態は継続、
伊とスペインの政治的混乱、米欧(仏)貿易戦争がこじれているせいか、
前日の大商いでの欧州株安に対して週末は薄商いでの反発、
伊とスペインは続落となっており(債券も同様)、
ドラギ効果がイマイチ感じられない動きとなっております。

そして我が国は、欧州株よりも弱いのはもちろんのこと、
週末はドル高なのに円高が継続している上に外需企業決算が低調、
しかも金融政策に手詰まり感がある上にドMな消費税増税を行うせいか、
日経平均先物は週末の現物比でほぼ横ばいで帰って来ており、
米英ファーストとは逆に薄商いでのジャパンラスト状態も継続中です。
日本と同様、中国市場も薄商いでのチャイナラスト状態は継続中です。

以上の通り、週末の動きとしては、落ち着いた動きなのですが、
景気と業績は底打ちなのか、織り込み済みなのか、
その原因でもある貿易戦争はどうなるのか、
金融政策と景気対策動向はどうなるのかという答え合わせは道半ばであり、
今週はそれらの答え合わせに関わる重要イベントが盛り沢山なので、
答え合わせと共に米英ファースト、欧州の不穏な動き、
日中ラスト状態の構図が継続するのか、変わるのか注目です。

なにやらトランプマンは週末に、米中貿易戦争の長期化を示唆したり、
仏のデジタル関税にケチを付ける一方、アップルやグーグルへ圧力を掛け、
さらに自ら仕掛ける貿易戦争は棚に上げ、
アホのFRBが景気の足を引っ張っとる割にGDPはそこそこや!
と自画自賛したり、民主党からは弾劾手続きが始まったりと、
相変わらずトランプマンが主役状態も継続中です・・・。

ということで、今週としては引き続き、
発表が本格化している米欧企業決算、8月中旬まで続く国内企業決算、
月初恒例の雇用統計を始めとする特盛の米マクロ指標、
業績とマクロの鈍化要因でもある貿易戦争では、米中と日米の通商協議、
これらの影響を軽減する金融政策(緩和的)としては、
日米英の金融政策会合が控えており、
日時は明確ではないものの引き続き、日中米の景気対策動向、
貿易戦争における中国の姿勢に間接的に影響する香港デモ動向、
イラン情勢、英・伊・スペインの政治情勢もあるので、
今週はなにかと盛りだくさんでおます。

まず企業決算については、国内は週を通してテンコ盛りであり、
引き続き、中国関連、半導体関連を中心とした外需企業決算が、
発表後の値動きも含め、ホンマに底打ち&下期回復なのか、
貿易戦争の影響は織り込み済みなのかを確認することになり、
米企業決算も同様ですが、29日ビヨンドミート、
30日のアップル、AMD、スプリント、ファーウェイ、
31日のGE、クアルコム、Wデジタル、1日のGM、
2日のエクソンモービル、シェブロンあたりが特に注目です。

マクロ指標でも貿易戦争の影響を確認し、ホンマに景気の底打ちなのか、
米利下げを始めとする世界的な金融緩和姿勢が必要なのかを確認し、
金融政策動向に変化が現れるのかも注目なのですが、30日に日銀会合、
31日にFOMC、1日に英中銀会合の各結果が発表され、
さすがに各国中銀はマクロ指標の結果も知った上での発表でしょうから、
マクロ指標は緩和的な金融政策が必要と言える結果なのかが焦点であり、
あまりにも堅調過ぎるとバブルに突入する可能性もありますし、
逆にドイヒー過ぎると緩和的な金融政策だけではダメなのではとなり、
貿易戦争の収束か景気対策、堅調な企業決算ラッシュが必要になるので、
不健全ながら程よく低調なマクロ指標がベストであり、
程よく堅調なマクロ指標がベターと言えるのですが、
結局のところそれらを見込んで決めるFOMCが最も注目であり、
FOMC結果のベストとしては25bpの利下げ、
サプライズは50bpの利下げ、最悪は見送りという感じです。

そして金融政策が世界的に緩和姿勢となっている現状では、
マクロと業績の重石となっているのは米国が仕掛ける貿易戦争なので、
これさえ収束すれば、マクロ指標や業績の結果に対しても、
金融政策と絡めたへそ曲がりな受け止め方をする必要もなく、
結果を素直に受け取め、それに合わせて金融政策を占えばいいのですが、
御存知の通り、貿易戦争は何一つ収束しておらず、
先にも述べた通り、米中は長期化しそうであり、日米はこれから、
米欧(仏)、米印はこじれたまま・・・そんな状況下で今週は、
FOMCと同日程である30-31日の米中閣僚級通商協議、
国内目線では1日からの日米閣僚級通商協議に進展があるのか注目です。

ちなみに香港デモについては、人民軍が鎮圧に向かうとの観測もあり、
見守るしかないのですが、騒動が大きくなると、
中国当局としては対内的にも対外的にも弱腰を見せられなくなり、
結果的に米中通商協議でも下手に譲歩できなくなってこじれると言えます。
イラン情勢については緊張が続いており、
いつドンパチが起きてもおかしくない状況ですが、
英・伊・スペインの政治情勢も含め、これら地政学リスクは、
いつ起きるのかは誰にもわからないので、警戒していてはキリがなく、
ある程度いつ起きるのかが明確になってくるまでは、
負うべきリスクとして受け止めておきましょう。

以上の通り、決算もマクロ指標も堅調な結果となり、
貿易戦争も収束に大きく進展し、金融政策までFOMCで利下げに動き、
日英も緩和方向に一手を打ち、さらに日中米の景気対策観測も高まれば、
全てがポジティブシナリオになるということですから、
もはや歯止めの効かないバブルに突入してしまいそうですが・・・
決算やマクロ指標、貿易戦争、景気対策が不十分なまま、
金利が急騰することになれば(ドルも)、
需給的に株も巻き戻しで一気に売られる面もある上に(特に米株)、
景気にも業績にも市場にも重石となることも事実なので、
需給要因での巻き戻しだけではない実体面での株売りにもなりそうです。
(米株、ドル、ポンド、金は投機的にやや過熱気味(VIXショートも)

だからこそ都合が良すぎますけど、緩やかな金利上昇と共に(ドルも)、
商いを伴う株高(原油等のリスク資産高も)となることが理想なので、
なんだかんだ言っても今週はFOMCが最も重要なイベントであり、
ちょうど米中通商協議も30-31日なので(中国時間)、
今週は31日が大一番と言えます。
国内でも企業決算の1発目ピークが31日です。

ということで、大一番で31日のWメインイベントである米中通商協議、
FOMCまでは、デイトレ等のド短期勝負や決算を終えた銘柄物色以外は、
長期も短期も問わず、慎重に構えておきましょう。

31日のFOMC以降については、先に述べた緩やかな金利上昇と共に、
商いを伴う株高という理想的な展開となれば、
まさかの貿易戦争の再激化とか地政学リスクは覚悟の上で、
個別の決算にだけ注意して、長期も短期も問わず素直に乗ればいいですが、
金利が急騰した場合は、悲鳴を上げて巻き戻しの株安となることが、
いつ起きてもおかしくないことだけは覚悟の上で、
昨年の金利上昇ショック水準までと言うよりも、
商いを伴う株安に転じたら即座に逃げることだけは徹底して動きましょう。

もしくはこれまでと変わらず、低金利と株式市場の薄商いが続けば、
いつ崩れてもおかしくない脆い相場であることは承知の上で、
短期の方と決算を終えた個別物色は御自由にどうぞと言うしかないですが、
腰を据えての勝負は控えておきましょう。
さらに債券買い(金利低下)が進むと共に株安というリスクオフとなれば、
需給的には下値が知れてるとは思いますが、
シンプルに商いを伴う株高に転じるまでは大人しくしておきましょう。

新興市場については、何気に深刻な薄商いが続いていたり、
決算は8月第2週以降から本格化という状況ですが、
全体感での今週のスタンスとしては、主力大型株と同様でおます。
賑わっているお祭り銘柄での短期勝負等は御自由にどうぞ。

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