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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
答え合わせは道半ば
こんばんはです。

昨夜のドラギナイトでの甘辛な姿勢を受けて、
世界的な金融緩和期待に水を差したとも言われてますが、
債券は米英欧共にちょっぴり売られた(金利上昇した)程度、
為替もユーロが一時的に買われただけでほぼ元通り、
株式市場も欧州株が商いを伴って下げたのはちと気掛かりながら、
米英株はやや商い増加での株安に留まり、
中国株は相変わらずの薄商いでの小幅高、
我が国も相変わらずの薄商いでの一服程度に留まっており、
円に至ってはリスク回避な円高ではなくむしろ円安となっているので、
緊張感が無い上に、金融緩和期待の剥落とまでは言えない動きでおます。

従って現時点での金融政策目線で言えば、
来週のFOMCに目が向いているとは思うので(日銀会合もあります)、
まさかの貿易戦争収束という事態にでもならない限り、
FOMCまでに発表される日米欧の企業決算とマクロ指標、
これらの結果に合わせて一時的に右往左往するだけとは思いますが、
今夜の米4-6月期GDPが堅調過ぎる結果となり、
金融緩和期待の剥落が加速すると共に金利とドルが急騰するようだと、
株式市場も米株が主導する商いを伴った株安、原油安、
という足元の動きの巻き戻しも無きにしも非ず。

もし米GDPがドイヒー過ぎるようだと、
素直に米利下げ観測&世界的な金融緩和期待となればいいのですが、
ついに一強状態だった米景気までが失速しているとの懸念が拡大すると、
ベタな債券買い・株売りのリスクオフにはなりますので、
今宵のGDPは波風が立たない程度の結果となればいいのですが・・・

言っても足元で発表されているマクロ指標と企業決算は、
欧州が低調なことに変わりはないものの、
米国までがPMIを始め低調なマクロ指標の発表が続いており、
米企業決算も全体としては概ね「市場予想」を上回っているものの、
微減益見通しであり、昨夜の米企業決算はマチマチでもあったので、
米GDPが低調でも米利下げ期待が支えるというロジックは、
通用しない可能性はあります・・・特に週末でもありますしね。

そして発表が本格化している我が国の企業決算についても、
本日発表された外需企業決算は、市場予想を上回るものがあったり、
通期予想は下方修正されず据置の企業が多いものの、
1Qの着地は相変わらず低調&減収減益が多く、
足元の貿易戦争動向や景気対策動向、金政策動向からも、
企業決算や景気は底打ち、V字回復とか織り込み済みと言うには、
早計過ぎると懲りずに思うばかりです(半導体の底打ち観測も含め)。

そして私がどう思っていようとも、
株式市場は世界的に上げるも下げるも薄商いなので、
市場は本気で底打ちとかV字回復と思っている動きではなく、
かといって景気後退・リセッション入りとも本気で思っておらず、
足元で発表される企業決算やマクロ指標で答え合わせをしながら、
それらに影響する貿易戦争、景気対策、金融政策の各動向について、
窺っている、様子見している、という状況なので、
足元の需給環境に合わせた短期的な取引のみと言わんばかりです。

ということなので、市場が大きく動くのは、
貿易戦争、FOMCと日銀会合、国内外の企業決算、
来週の月初恒例のテンコ盛りな米マクロ指標、日中米の景気対策、
どれかがきっかけになるのでしょうけど(一時的には地政学リスクも)、
現時点ではどれもハッキリしておらず、答え合わせは道半ば状態ですから、
目先としては来週のFOMCか米中通商協議が、
大きく動くきっかけになる可能性が高そうです。

本日は週末なのでこれにて失礼しますが、来週の見通しについては、
今夜の海の向こうの動きを見極めた上で改めて週末の記事で書きます。

良い週末をお過ごしください。

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