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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
アホにもなりきれないまま、明日は週末
こんばんはです。

世界的な半導体夏祭と共に我が国でも開催されており、
減収減益決算を発表したアドバンテストは、
リーマンショック後の高値にも関わらず狂気じみたS高での引け・・・

世界的なドーピング(金融緩和)期待相場ではありますので、
アホになってというか、目を飛ばしてラリッて市場を見た方がいいのかと、
自問自答させられる相場ではあります(笑)

一応、理由としては世界的な半導体の底打ち観測と共に、
米中貿易戦争の収束期待とも相まって景気の底打ち観測も高まり、
アドテストの受注状況からも下期V字回復だとの解釈みたいですが、
取組を見ると、単なるパニック的な買戻し感も否めず・・・

昨日発表された他の外需企業決算も低調と言わざるを得ないのですが、
好取組の銘柄を中心に本日は買われております・・・
本日発表された国内の外需企業決算についても低調なのですが、
高値圏で低調な決算を出したディスコを始め、
本日と同様に明日は買われるのでしょうか(笑)

そしてこういった決算に絡む個別の動きだけでなく、
我が国の株価指数としても、下方修正を含む減益決算ラッシュであろうと、
日経平均は直近(7月)高値を超えて引けております(トピはまだ)。

国内環境だけを見ても、足元の決算だけでなくマクロ指標は鈍化したまま、
企業想定為替レートを割り込む円高水準が続いており、
為替条項を含む日米通商協議の本格化はこれから、
秋には消費税増税も控えている上に、日韓関係の悪化による訪日客の減少、
長雨と冷夏と日照不足による国内消費への影響もあり、
これらの影響を和らげるための景気対策は規模も小さく目新しさもなく、
日銀の金融政策は米英欧中に比べると手詰まり感がある状況です・・

だからこそ頼りたくもなる米国を始め海の向こうはと言うと、
主役であり一強状態の米国については、
現時点までの米企業決算は7割が「市場予想」を上回ったものの、
米企業決算全体の見通し観測が増益ならばまだしも、
「微減益」見通しのまま、米株は半導体SOXを始め史上最高値更新・・
足元の米マクロ環境についてもまだら模様ながら、
昨夜発表された米製造業PMIは2009年9月以来の水準なので、
米国すらも景気の底打ちとか下期V字回復と言うのは、
早計と思えなくもないのですが、
御存知の通り、米中が来週に閣僚級交渉を始めることで、
米中貿易戦争の収束期待が高まっていおり、
さらに来週31日の予防的な米利下げ期待も高まっており、
さらにさらに巨額な米インフラ投資への期待も密かに残っているので、
これらが米国に対するポジティブ目線へと繋がっているのでしょうけど、
それにしても、ちと早計と言う気がしてならないです。

中国についても足元のマクロ指標は鈍化傾向が継続中、
企業決算も低調続き、米国との貿易戦争では押され気味、
間接的に貿易戦争の姿勢にも関わる香港デモは激化したままなのに、
(まさかの人民軍が鎮圧に動くとの報道もあり)
独裁国家だからこその自由な景気対策(現在も継続中)、
緩和的な金融政策を含めた市場対策が何とか支えている状況です。

欧州についても足元のマクロ環境と企業決算は日中と同様であり
景気対策に至っては財政統一されてないことで不十分にも関わらず、
株価は日中よりも堅調な年初来高値近辺なので、
今夜に理事会を開くECBの利下げを含む緩和的な金融政策だけしか、
下支えになる要素が見当たらないのですが・・・
しかも英国はボリス・ジョンソンが首相に就任したことで、
ハードブレグジットリスクが高まっている状況です。

他にも緊迫したままな上にドンパチが始まってもおかしくないイラン情勢、
どさくさに紛れてミサイルを撃ったカリアゲクソ野郎情勢、
伊とスペインの政治的混乱、先に述べた香港デモ、
といった地政学リスクも継続している状況です。

以上の通り、どう転ぶのか、いつ起きるのかわからない地政学リスクは、
警戒していてはキリがない負うべきリスクとして捉えるにしても、
週初から始まったマクロ環境と業績の答え合わせについては、
米国以外は不正解(低調)が続いているにも関わらず、
株価は正解と言わんばかりに米株を含め堅調という展開が続いております。

確かに市場は先取りするものではありますけど、裏付ける材料を見ても、
「米中」貿易戦争の収束「期待」、まだら模様の米景気(業績は微減益)、
米利下げを始め世界的な金融緩和姿勢、不確かな日中米の景気対策、
足元の投機的に過熱してない需給環境と言ったところなので、
先取りするにしても米株以外は早計と言わざるを得ないですし、
しかも米株を含め世界的な薄商いでの株高なので、
腰を据えた現物に対する本気買い感は無く、
買戻しを含む需給面が主導する短期的な買いに過ぎないと言えます。

とは言え、本気感のない短期的な買いであろうとも、
継続は力なりであり、いずれ商いも伴うことになれば、
市場が先取りして正解でだったとなるのも事実なので、
商いを伴う株高が続く展開となれば(理想は緩やかな金利上昇も)、
あれこれ小難しく考えず、粗探しをしてケチもつけず、
短期も長期も問わずに素直になって乗ればいいでしょうけど、
少なくとも薄商いが続くのであれば、
リスク覚悟での割り切った短期勝負は自由ですが、
腰を据えての新たな参戦は決算を終えたものに留め、
冷ややかな目で見ながら慎重に構えておきましょう。
決算シーズンなので、決算を精査する時間に費やせばいいでしょう。
(特に明日は週末でもありますのでね)

新興市場についても、本日は上昇したものの、
マザは今年最低&昨年5月以来の薄商いというアテにならん状況なので、
シンプルに商いを伴った上昇が継続するまでは慎重に動きましょう。
局地的に賑わっているボラボラ銘柄は御自由にどうぞ。

ちなみに目先のイベントとしては、根幹が国内外の企業決算、
大一番が来週のFOMCと言えますが、
超目先である今週としては(明日が週末ですけどねw)、
緩和策に動くのか注目の今夜のドラギナイト、
今夜のアマゾン、グーグル、インテル等の米企業決算、米耐久財受注、
明日は1発目ピークの国内企業決算(東エレク、キーエンス等)、
日米事務レベル通商協議の終了(閣僚級協議は来週予定とも)、
明晩は米GDP、ツイッターとマクドの決算、
キナ臭いものとしては、週初にも書いた通り、動きそうなイラン情勢、
週末恒例の香港大規模デモといったところです。

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