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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
足元の動きはリスクオフ、明日は週末
こんばんはです。

本日は寄り天唐竹割りからネチっこく売られ続けての安値引けとなり、
ついに日本株が買われないから売られる展開で終えております。

足元では裁定買い残もカラカラ、信用買い残も少なく、
投機的な需給面での過熱感が無い上に商いもイマイチだからこそ、
わかりやすい阿鼻叫喚な急降下ではなくネチっこいのでしょうけど、
こういった状況を見ると、民主党時代を思い出してしまいます。

とは言え、現在は民主党時代ほどに景気は落ち込んでおらず、
市場では巨額な自社株買いや過去最高の配当再投資、ボーナスシーズン、
民主党時代とは比べ物にならない忖度な公金買いもあり、
株価水準自体も民主党時代より高いので、
実は現在の方がドイヒー?不健全?闇が深い?と思ったりもします(笑)

だけに政治イベントをきっかけに・・・
つまり参院選をきっかけにと少しは期待したくもなるのですが、
国内の実体面は昨日も書いた通り、冷え込みが進みそうな状況であり、
参院選明けの来週からは期待出来ない国内企業決算ラッシュを控え、
トランプマンが選挙まで待ってくれた日米通商協議の本格化も控えており、
10月にはドMな消費税増税も控えている状況です。

海の向こうでも足元のマクロ環境と業績の鈍化が顕在化しており、
発表が本格化している米企業決算も今のところまだら模様であり、
これから注目のハイテク企業決算のラッシュも控えており、
マクロと業績の鈍化要因である貿易戦争は収束してないどころか、
トランプマンが再び強硬姿勢を示しており、
ちょっぴり譲歩していたファーウェイ規制すらも、
対中強硬派の共和党と民主党の議員が超党派で手を組み、
法案としてファーウェイ規制維持法案を提出しており、
もし可決するとトランプマンのサジ加減では決められなくなると共に、
米中貿易戦争が激化することにもなり兼ねないです。
ついでに間接的に中国の強硬姿勢に繋がる香港デモも収束してまへん。

さらに米・イラン情勢は、ドンパチの下準備かのように、
国防長官や米政府のイラン担当者が各国を行脚すると共に、
対イラン有志連合の結成に動いており、キナ臭さを増しております。

ブレグジット情勢についても、舵を握ることになる英保守党の党首が、
来週24日頃に選出され、EU離脱ゴリゴリ強硬派の英国版トランプこと、
ボリス・ジョンソンが就任する可能性が極めて高くなっております。

以上の通り、国内外共にマクロ環境と業績という実体面の鈍化に加え、
その要因である貿易戦争は収束しておらず(日米通商協議も含め)、
米・イラン情勢やブレグジット情勢といった地政学リスクも燻ったまま、
にも関わらず、金融市場においては、過熱してない需給環境と共に、
これら実体面の痛みやリスクを薬で和らげる?麻痺?させるかのように
米利下げ期待を始め世界的な金融緩和というドーピング、
米インフラ投資、日中の景気対策といった栄養補給、
これらへの「期待」によって、
金融市場は何とか踏ん張っているという状況だったのですが・・・

そもそも国内外共に本気の期待とは思えない薄商いが続いていた上に、
景気対策はメインの米インフラ投資が頓挫したままであり、
足元ではドーピング効果すらも怪しくなっていたところに、
昨夜は米英欧債券高(金利低下)ドル安となり、
動きとしてはドーピング(金融緩和)期待とも言えるのですが、
安全資産の金が反発すると共に、原油は供給要因はあれど大幅続落、
景気と中国の鏡である銅は続落(年初来安値近辺)、
米英欧株は薄商いながらも売られ(中国株も)、VIXも上昇しており、
チーム・リスク資産はドーピング期待で買われることもなく、
ベタなリスクオフ(債券買い・株売り・リスク資産売り)でおます。

そして本日の日本株は冒頭でも書いた通りの動きとなり、
商いはイマイチながらもやや増加しており、
債券高と共に企業想定為替レートを割り込む円高となっているので、
ドーピング期待ではなくベタなリスクオフの動きでおます。

ということで、足元の需給環境だけは良好なので、
地政学リスクによる一時的なショック(スパイク)とか、
史上最高値圏の米株が暴落するとか、
金融機関の破綻や中国経済の破綻等による信用不安でも起きない限り、
昨年末安値までの暴落リスクは極めて低いですけど、
冴えないBOX相場が長引きそうな空気は漂っております。

そして週末でもある明日のスタンスとしては、
先に述べた実体面や貿易戦争、地政学リスクの動向も重要ですけど、
現時点の市場の動きがベタなリスクオフの動きにはなっているので、
シンプルに今夜の米国株を始め海の向こうが反発すると共に(原油も)、
明日の日本株が商いを伴った反発&円安にでもならない限り、
(本日、過去最高となった話題の空売り比率については、
 シンプルに減少するまで要注意と見ておきましょう)
短期の方は中途半端な週跨ぎも控え、
腰を据えての新たな参戦の方は変わらず控えておきましょう。
新興市場も同様でおます。

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