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不沈艦日記
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あちらこちらでの揉め事とキナ臭さ
こんばんはです。

いつ起きるのかもわからず、気にしてもキリがないイラン情勢ですが、
昨日で核合意を反故にする形となり、俄かにキナ臭くもなっております。

ただでさえ貿易戦争と金融政策の行方に振り回されているので、
米とイランのドンパチはカンベンして頂きたいものですが、
ロシア疑惑での捜査を担当したモラー特別検察官が、
ついに非公開ではなく公開公聴会(17日)での証言に応じたようなので、
せっかく黒塗りで隠蔽したバー司法長官の努力?が暴かれるようだと、
トランプマンというか共和党が目を逸らすために、
イラン相手にいらんことしそうな気がしなくもないです。

まぁでもトランプマンはドローン撃墜事件の際には、
予想される犠牲者の数に釣り合いが取れないとの理由で攻撃を止めたので、
自制すると信じたいところですが、見方を変えると、
イランが関与する何らかの形で米国側に犠牲者が出るようなことがあれば、
躊躇なく報復するでしょうから、米国のでっち上げも含めちと怖いですが、
なんにせよ冒頭でも書いた通り、米国側に犠牲者が出るとか、
トランプマンが攻撃に踏み切るのかは、誰にもわかりまへんので、
事が起きてから対処するしかなく、
負うべきリスクとして受け止めるしかないのが現実ですけどね。

一方、負うべきリスクとは言えない貿易戦争、
それによる世界的な足元のマクロ環境と業績の鈍化ですが、
(ドイツ銀行のリスクもかな)
先に述べたロシア疑惑騒動が大きくなると、
目を逸らすためのイランに対するいらんことだけでなく、
中国との小競り合いも蒸し返す可能性があります。

何やら米国務省が台湾への武器売却計画を承認したようなので、
中国としては断じて容認できないでしょうし、
中国の言い分として米国が仕掛けているとほのめかしている香港のデモも、
未だ拡大・継続している状況では、中国共産党として、
対内的にも対外的にも色んな意味で弱腰を見せられないでしょうから、
中国側から貿易戦争を蒸し返す可能性はあります。

さらにトランプマンは金融政策を巡っても、
パウエルおじさん(FRB議長)とドンパチしており、
中銀の独立性もへったくれもなく利下げパワハラを繰り返しており、
挙句にトランプファイヤー(クビ)までほのめかして脅しているので、
パウエルおじさんとしては、利下げに踏み切ってしまうと、
金融市場の総本山であるFRBがついに政治の言いなりかいな・・・
と呆れるだけならばまだしも、景気鈍化の責任は貿易戦争ではなく、
昨年末までの金融引締めが原因やとの印象も強くなり、
トランプマンの思惑通りとなり、もはやFRBは機能不全と言うか、
市場からの信認低下を招いていしまい兼ねないですからね・・・

トルコ中銀総裁は結果的にクビをはねられたものの、
独裁者のエルドアン大統領を恐れずに楯突いたのですから、
パウエルおじさんには、あからさまな言いなり感だけは、
感じられないようにして頂きたいものですが、そうなると市場にとっては、
利下げ期待の剥落というもどかしさも沸いてきます・・・

パウエルおじさん率いるFRBだけでなく市場にとっても、
利下げ牽制に説得力のあるマクロ環境も業績も堅調ならばいいのですが、
現状は日中欧の鈍化が顕在化しており、本日の我が国の工作機械受注は、
相変わらずのドイヒーだけでなく、ついに好不況節目となる、
1000億円を32か月振りに割っていたり、
本日発表された竹内製作所の1Q決算も底打ちとは言い難い低調なので、
(明日の竹内製作所の株価の反応はともかく業績は・・・)
明後日の安川電機決算だけでなく中旬以降から本格化する国内企業決算も
ほんまに底打ちなのか?という怪しい空気が漂っております。
にも関わらず消費税増税というドMなことまで・・・
そしてまだら模様だった米国も足元では鈍化色が強くなっており、
来週から本格化する米企業決算にも警戒感が漂いつつあるので、
パウエルおじさんがトランプマンに反抗して利下げを牽制したところで、
現状は説得力に欠ける上に、過度な金利上昇・ドル高を招いてしまうと、
米景気にも市場にも重石となるだけですから、
パウエルおじさんとしては難しい舵取りを迫られております

以上の通り、市場に影響する全ての揉め事の中心がトランプマン・・・
と言うことに呆れると共に疲れる・・・のは置いといて(笑)
とにかくイラン情勢は負うべきリスクとしても(ドイツ銀も?)、
貿易戦争動向と国内外のマクロ指標に加え、
結局は来週から本格化する企業決算を見極め・・という空気もありますが、
目先としては景気対策がすぐに出てくるわけではないことからも、
米FRBを始めとする金融政策頼みというか方向性確認が重要なので
明日と明後日の半期に一度のパウエルおじさん議会証言が注目です。
(今夜にもプチ講演はありますけどね)
そしてこれらを受けて、米金利とドルがどう動くのかも注目です。

今のところ株、為替、原油の需給環境は良好なので、
まさかのドイツ銀行が破綻して信用不安でも起きない限り、
暴落やナンチャラショックとなる余地は極めて低いとは思いますが、
需給的には米債券安(金利上昇)ドル高となる余地は大きいだけに、
パウエルおじさんの証言を含む金融政策動向が重要でおます。

ということで、明日のスタンスとしては、
夜にパウエルおじさんの議会証言を控えているので、
短期も長期もわざわざ跨ぐように「新たに」参戦する必要はないですが、
すでに参戦している方については、昨日も書いた市場の動きを見て、
判断するのもアリですけど、くれぐれもお気を付けください。
明日の新興市場についても同様です。

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