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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
お薬頼みと温度差が再び
こんばんはです。

債券バブルリターンズのように世界的な金利低下が再燃・・・
為替市場はドル安ではないもののリスク回避色の強い円高・・・
株式市場は高値圏ながら国内だけでなく海の向こうも薄商いが再燃・・・
原油はOPEC総会を経て急落・・・
景気と中国の鏡である銅はすっかり往って来いとなって再び低迷・・・
安全資産の金は元気を取り戻して再び高値圏・・・

以上の通り、米中貿易戦争の収束期待は忘却の彼方へ消え去るというか、
米中首脳会談前の動きに戻っている一方で、
相変わらず株式市場は薄商いながら高値圏という心許ないお気楽ぶり、
さらにVIXも緊張感のない低水準、ついでにHY債も踏ん張っており、
債券、為替、原油、商品との風邪を引きそうな温度差が再燃しております。

果たしてどっちが正解やねん状態なのですが、
何やらドラギえもん(ドラギECB総裁)の後釜に、
金融緩和大好物なシンクロおばさん(ラガルドIMF専務理事)に決まり、
カニカニカーニー英中銀総裁も利下げを示唆、
利下げパワハラを牽制したパウエルおじさん(FRB議長)に対しては、
またしてもトランプマンが利下げパワハラをしており、
日中は追加金融緩和姿勢に変わりなく、新興国も利下げ姿勢なので、
債券バブルはリスク回避による安全資産としての債券買いではなく、
世界的な金融緩和を見込んだ債券買いの可能性を否定できませんが、
だとしたら株式市場もバブルとか適温とか大商いとは言わないまでも、
それなりの商いを伴った上昇にならないとおかしいのですが、
買戻しを含む投機的なガスの抜けている良好な需給面だけで、
薄商いによる株高が続いているだけ・・・という危うさを孕んでおります。

とにかく足元のマクロ環境と業績は、世界的に鈍化が顕在化しており、
まだら模様だった米国すらも鈍化色が強くなっている状況な上に、
景気の先行きに影響する貿易戦争の収束期待までが忘却の彼方状態なので
こういった実体面を見れば、世界的な金融緩和姿勢によって、
債券高(金利低下)となっていることも頷けるのですが、
株価だけはお気楽に高値圏に踏みとどまっており、
金融市場だけを見れば、金融緩和は不要なのではと思うばかり・・・

言っても金融緩和というのは金融政策ですから、
現状は金融緩和よりも財政政策こそが必要としか思えないのですが、
中国の景気対策が断続的に行われているだけで、
米国は減税効果も切れ、インフラ投資は頓挫したまま、
日本の景気対策はこれからとは言え、消費税増税は強行されそうなので、
貿易戦争が収束するか、マクロ環境と業績が自らの力で復活しない限り、
株価が高値圏であろうと、歯止めの効かないバブルへ突入しようとも、
金融政策に頼らざるを得ないと言わんばかり・・・

しつこいようですが、貿易戦争さえ止めてくれれば、
危うく不健全な金融緩和に頼る必要はないんですけどね・・・

以上の通り、お薬(金融緩和)頼みとなっているせいで、
金融市場内での温度差だけでなく、実体面との温度差も相変わらずであり、
そういった温度差や不健全さを感じているからこそ、
過度な債券高(金利低下)が再燃すると共に、
株式市場の足腰の脆い薄商いに繋がっているのでしょう。

ということで、スタンスとしては特に変わりまへんけど、
シンプルに緩やかな金利上昇と商いを伴う株高となれば(日本は円安も)、
先に述べた懸念とかは無く、貿易戦争も収束に向かうくらいに判断し、
小難しく考えずに、長期の方も短期の方も素直に乗ればいいのですが、
債券高(金利低下)、薄商いでの株高相場リターンズが続いたり、
週初のような薄商いでの「動き」だけのリスクオンならば、
リスクには脆いことだけは覚悟の上で、
出来るだけ短期目線を中心に割り切って乗るのは自由ですが、
腰を据えて参戦する方については、ダメならば即座に撤退する、
という姿勢だけは徹底して、まずは打診程度に参戦するに留めましょう。

当然ながら債券高(金利低下)と共に(日本目線では円高も)、
商いを伴う株安(リスク資産安)というベタなリスクオフとなれば
止まるまで屁こいて寝ながら見ておきましょう。
(本日は僅かながら商い増加での株安、債券高、円高でおました)

新興市場については、商いを伴う下落となるまでは勝負姿勢の維持、
というシンプルな見方もありなのですが、
本日も先週からの商い減少傾向が続いており、
最近は外国人の売買比率が高いというのもあり、
世界的なリスクオフとなれば、新興市場はリスク資産の最たるものとして、
過度に売られるのが相場の常というか更に強くなっているので、
商いの伴った新興株高が継続でもしない限り、
国内主力大型株と同様のスタンスで構えておきましょう。

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