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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
動きはリスクオンながら不十分感も窺える週明け
こんばんはです。

七夕の一週間前にドタバタと、
彦星ならぬ星条旗じいさんと織姫ならぬカリアゲ王子が、
ロマンチックな再会・・・オフ会を開いたので、
さらに畳み掛けるように安倍ちゃんマンが、
参院選を前に電撃カチコミで拉致被害者を救出・・・まさかね(笑)

以前にも書きましたけど、昭和から平成に変わった年には、
国内では消費税導入、自民党が参院選で敗退、株価史上最高値、
海外では天安門事件、ベルリンの壁崩壊と激動の年だっただけに、
平成から令和に変わった今年には、香港デモ拡大による中国政変とか、
南北朝鮮の統一とは言わないまでも国交正常化とか起きると、
日出る国が元号を変えることで、歴史は繰り返すと言うか、
何か奇妙な一致とも思える大きな出来事が起きるのかと思うばかりです。

そんな奇妙な一致は置いといて、とにかく七夕前のドタバタのオフ会は、
日本株にとってカリアゲリスクの軽減くらいにはなるでしょう。

そして週末のもう一つの大きな出来事だった米中首脳会談については、
米国が対中関税第4弾の見送り、ファーウェイ規制の一部緩和、
今後の通商協議再開が決まったことで、
市場では米金利が急騰ではなく緩やかな上昇(米債券安)
ドル高(円安)、米国に忖度したような人民元高、原油高、金安、
日本株大幅高、中国株大幅高、欧州株高、米株先物高、VIX低下、
という健全なリスクオンの「動き」となっております。

しかしながら本日の日本株と中国株の商いは、
週初の割に増加したとも言えますが(売買代金は2.2兆円程度)
貿易戦争が収束に向かうで!
それによる景気の先行き期待で足元の景気鈍化は終わったことやで!
ということを本気で信じているようには思えない商いです。

何やらファーウェイへの規制緩和に対して、
そもそもトランプマンは火曜日に協議するとも言ってた上に、
クドローおじさん(NEC委員長)が、全面的な規制緩和やないで!
安全保障に影響しない汎用品の輸出だけを認めるんやで!
禁輸対象リストには残すで!と釘を刺しており、
そもそもの第3弾までの対中関税は撤廃せずに発動したまま、
中国の報復関税も発動したままなので、
足元の景気鈍化に変わりはないのでは?
という今さらな疑問も出てきております。
他の中国のドローンや監視カメラの企業、金融機関への規制はそのまま、
中国側のレアアース規制や外資系企業への規制の動きもそのままなので
今後の協議再開によって更なる歩み寄りを期待することで、
足元の景気鈍化を呑み込む景気の先行き期待へと繋がればいいけど・・

そして本日発表された日銀短観は、足元と先行きのDI、設備投資は共に、
満遍なく鈍化しており、企業想定為替レートは通期で109.35円と
円安に設定されているにも関わらず業績見通しは鈍化しており、
内閣府が発表した消費者態度指数も9カ月連続の悪化となった上に、
マインドは「弱まっている」との判断となっており、
新車販売台数も上期では0.8%増ながら6月は前年比0.7%減なので、
消費税増税に踏み切るのは正気の沙汰とは思えないのですが・・・

中国についても6月製造業PMIが政府版も財新版も50割れ、
先ほど発表された欧州各国の6月製造業PMI改定値は、
50割れだけでなく速報値からも悪化しているので、
本日の日本株と中国のイマイチな商いでの大幅高は、
買戻しを含む良好な需給環境だけでの上昇に過ぎず、
この程度の米中合意では不十分だと判断している可能性も・・・

今夜には米6月製造業PMI・改定値も注目ですが、
ついに50割れとなるか注目の米6月ISM製造業も発表され、
週末まで発表されるテンコ盛りの米経済指標も含め、
唯一、経済指標がまだら模様の米国までが低調一色の様な結果となれば、
米中合意が不十分と言う疑念がさらに高まり、
米利下げを含む世界的な金融緩和と日中米の景気対策が実行されないと、
ヤバイとの機運も高まりかねないです。

以上の通り、今のところ「動き」としては、
景気の先行き期待が勝っているかのような、
緩やかな金利上昇を伴う健全なリスクオンではありますが、
商いを見ると半信半疑、需給主導と言わざるを得ないので、
今夜の米欧市場が緩やかな金利上昇と「商い」を伴うリスクオンとなるか、
明日の日本市場でも商いを伴うリスクオンとなるのか・・・

ということで明日については、
程よい金利上昇と商いを伴う(増加させての)リスクオンが続けば、
長期の方も短期の方も素直に乗ればいいですが、
本日のような「動き」だけのリスクオンならば、
今後発表される米国を始めとする経済指標や企業業績が低調だったり、
トランプマンの貿易戦争を巡るちゃぶ台返しツイート、
香港デモ、欧州政治、米イラン等のリスク次第では、
空気が一変するのは覚悟の上で、割り切って乗るのは自由ですが、
腰を据えて参戦する方については、
ダメならば即座に撤退する姿勢を徹底し、打診程度に留めましょう。

当然ながら「動き」だけのリスクオンにもならず、
債券買い・ドル安(円高)・株安(原油安も)のリスクオフとなれば、
足元の需給環境を見る限り、ナンチャラショックは起きず、
下値は限定的だとは思いますが(恐らくBOX相場継続)、
貿易戦争がホンマに進展するか、更なる歩み寄りとなるまで、
もしくは堅調な企業業績や経済指標が発表されるまでは、
長期の方も短期の方も慎重に構えておきましょう。

新興市場についてもスタンスとしては同様でおます。

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