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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
ヤマ場に変わりなく
こんばんはです。

相変わらずトランプ節が炸裂しておりますが、
日程を見ると、さすがに無理があるのではとツッコミたくもなります。

対中関税第4弾の公聴会は17日から、書面での意見受付は24日まで、
という日程を控えているにも関わらず、28-29日のG20にて、
米中首脳会談が無ければ対中関税第4弾を発動すると言っているので、
もはや公聴会や意見公募の意味が無いというか、
耳を貸さないということなのでしょうか・・・(笑)

関税の発動については、米国内から法的な差止請求は出来るものの、
短期的には議会を通さず、トランプマンのサジ加減次第が現実ですけど、
公聴会と意見公募に耳を貸さずに強行すれば、
差止の動きもある米商工会議所を始め米産業界が、
さすがに反発の動きが出て来そうですけど・・・(笑)

恐らくお得意のトランプディールとやらでのトランプ節でしょうから、
本気で公聴会を無視して強行するのではなく、
単なる中国への牽制に過ぎないとは思いますけどね。

そういえば直近のトランプマンの支持率は、
就任来高値となった5月からやや鈍化傾向なので、
この程度ならばトランプマンの姿勢に影響はなさそうですが、
今週末から大統領選キャンペーンも始まるだけに、
さらに支持率低下が加速するようだと、
貿易戦争の収束にとっては、追い風にはなります。

結局のところ支持率次第だとは思うのですが、
とりあえず公聴会以降に強硬なトランプ節が炸裂すると、
本気で対中関税第4弾を発動させる可能性が高くなりますが、
それまでは中国側から報復・対抗措置が発表されない限り、
単なるトランプマンの牽制だと見ておけば良さそうですし、
実際に現在の市場もオオカミ少年扱いしております(笑)。

ただ・・・気掛かりなのは、最近は中国側が後手後手に回るのではなく、
先手の対抗措置を打ち出しつつあるだけでなく(人民元安誘導も)、
香港では民主化デモに発展しそうな騒動が起きていることで、
ガキデカ(習近平)も弱腰を見せるわけにはいかない状況だけに、
利害はそっちのけで米国に対する強硬姿勢を貫く可能性はあります。
(本日は新たな景気対策も発表しているだけにね)

さらにトランプマンも、パウエルおじさん(FRB)に対して
懲りずに「利下げしやがれ!」と再び圧力を掛けると共に、
自ら仕掛けた貿易戦争は棚に上げたまま、インフラ投資も頓挫させたまま、
景気鈍化の責任をFRBに押し付けるキャンペーンを再開しているので、
景気に影響を及ぼす貿易戦争の強硬姿勢を変えない代わりに、
FRBに利下げをさせるという誰しもが想像できるベタなやり方を、
本気で目論んでいるならば、G20での米中首脳会談実現は期待できず、
実現したとしても合意しない可能性もありますからね・・・

以上の通りなので、中国側がいつ動くのかはわかりまへんけど、
繰り返し書いている通り、目先としては、
国内では19-20日の日銀会合、19日の党首討論も重要ですが、
海の向こうも含めた大きなヤマ場としては、17日の対中関税公聴会、
18-19日のFOMC、28-29日のG20サミット、
という状況に変わりはなく、それまでのマクロ指標等のイベントは、
短期的な一喜一憂材料に留まりそうですが、
いかんせん足元では先週火曜日からの一本調子な薄商いでの株高と共に、
直近では米主導の債券安(金利上昇)も続いており、
テクニカル的にも過熱気味、なにより市場を取り巻く環境は、
貿易戦争は先に述べた通り、マクロ環境と企業業績は、
いつも書いている通り、世界的に鈍化が顕在化しているので、
(本日発表の我が国の工作機械受注統計もドイヒーでした)
いくら投機的な需給環境に過熱感がなくとも、
さすがにこのまま単なる薄商いでの巻き戻しだけで、
(国内では足元で裁定買い残が急ピッチで増加、空売り比率が減少傾向)
ヤマ場まで突っ走るには、息切れしそうなのですが・・・

とは言ってもヤマ場の突入は週明けの17日にではありますが、
今週末には需給イベントのMSQも控えており、
実質的にはほぼ週末にヤマ場へ突入とも言えるので、
息切れせずに突っ走ったとしても、週末まで3営業日しかないですけどね。

ということで、スタンスとしては変わりないものの改めて書きますと、
ひとまず今週末までは、割り切って乗ればいいですが、
明日は中国と米国の消費者物価もあるので(週末は米小売売上高も)、
息切れするリスクは覚悟の上で乗ってください。
腰を据えて新たに参戦する方については、
好決算で大きく売られていた銘柄への打診程度の参戦以外は、
ヤマ場は週明けの17日以降(実質的には今週末以降)と見て、
慎重な姿勢は維持しておきましょう。

新興市場の全体感としても同様であり、特に変更はないですが、
今週末まで主力大型株の薄商いでの巻き戻しが続くと、
新興市場への資金流入が活発化する可能性は無きにしも非ずであり
局地的に賑わっている銘柄が拡大・頻発してもおかしくないので、
この辺の波乗りについては、リスク覚悟ならば御自由にどうぞ。

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