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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
本番に変わりはないものの、今宵は・・・
こんばんはです。

債券買い・株売りのリスクオフ基調と共に、
米主導で各国の金利低下が加速する債券バブルの様相ですが、
もはや米利下げの催促どころか(2回の利下げを織り込みつつある)、
トランプマンが切望するQEすらも催促しているような動きだけに・・・

今宵から明晩にかけて、FRBがお馴染みのFOMCではなく、
金融政策のサジ加減等を検討する会合を開き、
内容の公表等は不明ながらパウエルおじさん(FRB議長)を始め、
FOMCメンバーの講演も続きますので注目です。

御存知の通り、足元ではトランプマンの仕掛ける貿易戦争によって、
世界的な景気と業績の鈍化が顕在化しており、
かろうじて堅調を維持していた米景気さえも、
昨夜発表のISM製造業や製造業PMIを始めとする足元のマクロ指標は、
(ISM製造業は結局、昨年夏のピークから右肩下がり)
鈍化の顕在化が否定できない状況となっているので、
さっさとトランプマンが貿易戦争さえ収束すれば・・・と思うのですが、
今のところ株価や景気が鈍化しようとも支持率が落ちないせいか、
大統領選モードに入っているトランプマンは(18日に正式に出馬表明)、
自ら貿易戦争を収束する気配はなく、むしろ激化・拡大させており、
しかも相変わらず景気鈍化の原因は自分ではなく、
「利下げせえへんパウ吉(パウエルFRB)のせいや!」と言っており、
もはや日中米欧の金融政策と日中米の景気対策に頼るしかない状況です。

しかしながら景気対策については、
中国が減税を含む一部の景気対策は発動済であり、
日本は渋チンながらも景気対策は決めており、
消費税増税の延期観測も高まりつあるのですが、
現在の市場では好感する動きはなく、ほぼ無反応なので、
米国の巨額なインフラ投資法案に期待したいのですが、
野党民主党がロシア疑惑での弾劾カードをチラつかせたことで、
激おこトランプ丸となって協議が頓挫したままなので、
結局、目先では米を始め各国の金融政策に頼らざるを得ない状況です。

だからこそ・・・
冒頭で書いた催促のような債券バブルの様相だからこそ・・・
それも含む債券買い・株売りのリスクオフの動きだったからこそ・・・

債券(金利)動向にも直結する金融政策を検討する今宵のFRB会合が、
債券バブルのような債券買い(金利低下)の歯止め・・・
いや、反転(債券安)するきっかけになれば、
おのずと株売りから株買いに反転する可能性も高くなると言えます。

ただし、パウエルおじさんの講演や会合にて、
市場とトランプマンからの利下げ催促に応じるかのような結果となれば、
織り込み済み・出尽くしという形での債券安(金利上昇)となりますが、
空気を読まずに催促を無視するように「利下げは不要やボケ!」
という結果での債券安(金利上昇)となれば、
一気の巻き戻しの債券安(金利急騰)となってしまい、
景気にも市場にもトドメを刺し兼ねないですから、
どちらの結果で、どういう債券安となるのか・・・

恐らく前者だとは思いますけど、後者になったとしても、
金利が昨年末や年初の水準までの上昇ならば大丈夫とまでは言いませんが、
少なくとも4月の水準くらいまでならば大丈夫でしょうけど
もし景気鈍化が顕在化している上に、
金利低下が加速しているこの期に及んで、
利下げを1mmも示唆しないことで景気にトドメを刺すとの見方となれば、
金利の急騰や水準を気にする前に、市場もトドメを刺されそうですし、
(足元では米財政懸念も燻ったままだけにね)
かといって前者の催促に応じる結果になったとしても、
あまりにも足元の景気を悲観して催促に応じるような姿勢を示すと、
「そんなに景気は悪いんかいな・・・」と市場は受け取り、
いつか見た光景になってもおかしくはないですから、
程よいサジ加減をお願いしたいものです。
そういう意味では明後日のドラギナイト(ECB理事会)においても、
できれば追加緩和に踏み切ることがベストですが、
最低限、程よいサジ加減で示唆するくらいしないと、
パウパウの程よいサジ加減効果も消えてしまい兼ねないです。

以上の通りなので、今夜からのFRB会合で反転したとしても、
先にも述べた通り、足元の市場を取り巻く環境(リスク)は
何も収束しておらず、出尽くしたわけでもない状況の中、
今夜からの会合で金融政策をぶっ放すのではなく示唆するだけなので、
金融政策という意味だけでなく貿易戦争動向も含め、
本番は中旬以降ということに変わりはなく、
ひとまず本番の中旬までのリバウンド(アンワインド)に過ぎない、
という割り切った目線で見ておきましょう。

足元の市場の動きも見ればわかる通り、
昨夜の米株は商いがやや膨らんだものの、値動きはマチマチであり、
セリクラと言うには早計であり、欧州も中国も同様であり、
我がはも昨日も本日も薄商いだったので、セリクラには程遠く、
基調としてもリスクオフの動きが止まったとは言えない状況であり、
テクニカル的な売られ過ぎ感と債券を除く過熱してない需給面だけが、
本番の中旬までの買戻しも含むリバウンドを後押しする程度です。
もしかすると消費税増税の延期観測が高まる可能性もありますが、
安倍ちゃんマンが選挙に利用しようという意図があるのならば、
今ではなく、党首討論と国会会期末のある中旬以降でしょう。

ということで、今宵からのFRB会合をきっかけに、
残念ながら反転しなければ、これまでの慎重なスタンスを維持し、
好決算でクリスマス安値を割っているような銘柄への打診参戦、
(ダメならばさっさと撤退する姿勢だけは徹底しましょう)
もしくは中途半端な持ち越しは控える短期勝負に留めるべきですが、
債券(金利)主導で反転するようであれば、先にも述べた通り、
ひとまず中旬までのリバウンド(アンワインド)に過ぎないので、
いつも書いている商いを伴った上昇にはこだわらず、
割り切って動きについていくのはありです。
腰を据えて新たに参戦する方については、本番は中旬以降と見て、
スタンスを変える必要はないでしょう。
新興市場についても同様でおます。

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