こんばんはです。
米金利が低下すれば適温やで!と言ってたことも懐かしく思えるほど、
現在はリスク回避色の強い冷温な金利低下(債券買い)が続いております。
温度目線で言えば、米外需企業にとっては米金利上昇だけでなく、
ドル高も重石になるので(原油や商品にとっても)、
足元の米金利低下と共にドル安という素直な動きにでもなれば、
適温やで!と言う声も復活しそうなのですが、
いかんせん足元では欧州政治がズンドコしていることでの欧州通貨安、
米国に対する報復のような人民元安の動きも続いていることもあり、
リスク回避での定番の円最強高と共に消去法的なドル高基調が続いており、
米金利低下(米債券)とは相反するチグハグな動きとなっていることが、
リスク回避色の強い冷温相場の要因の一つとも言えます。
そういう意味では米金利が上昇すれば、ドル高を維持するのではなく、
ドル安に転じる逆のチグハグな動きとなってしまいそうですが、
足元では欧州通貨安要因でもある欧州政治のズンドコは継続しており、
旬のネタである米中を始めとする貿易戦争は収束の兆しも見えず、
それによるマクロ環境と業績の鈍化が世界的に顕在化していることで、
米利下げ観測も根強く、米金利上昇となる環境が整ってないので、
急転直下で貿易戦争が収束に向かえばいいのですが、
現状は厳しい状況です。
貿易戦争については繰り返し書いている通り、
中国はこのまま米国に屈するとメンツが丸潰れとなるので、
米国の姿勢が変わらない限り、引くに引けなくなっているでしょうから、
来年の大統領選を見据えているトランプマンの支持率でも下がれば、
さすがに焦って貿易戦争で譲歩姿勢に転じそうですけど、
直近の支持率は就任来高値を更新している状況ですから、
いくら市場を重視している大統領とは言え、
最近は株安を含む市場への配慮がイマイチ感じられないので、
貿易戦争の収束による適温相場の復活とか、
緩やかな金利上昇を伴う健全なリスクオン相場となるのは、
早くともG20での米中首脳会談までは厳しそうです。
だけに・・・来週の月初恒例の米経済指標テンコ盛りウィークにおいて、
米景気は貿易戦争の影響が深刻と言わざるを得ない低調な結果となって、
市場も現在のような緊張感のないリスクオフではなく、
商いも伴ったゴリゴリスクオフとなり、さすがに支持率も下がるのでは?
とトランプマンを焦らすことで貿易戦争を収束させる方へ向かわせるのが、
不健全ながら手っ取り早い気もするのですが、
そうではなく貿易戦争の影響もへったくれも無く、
堅調な米マクロ指標のオンパレードとなる健全な展開となること・・・、
もしくは18-19日のFOMCにて、ホンマに利下げに動いたとしても、
水準的には織り込み済みと言う理由(口実)で金利が上昇に転じるか、
利下げも利上げも見送りとなることで利下げ観測が遠のくということで、
金利が上昇に転じるという御都合解釈な展開を期待するしかないです。
こういった不健全や健全や御都合解釈な展開以外にも、
中国が報復手段の一つとして米債券の投げ売り攻撃とか、
米インフラ投資法案が巨額過ぎるとか米財政の崖、
米つなぎ予算期限が近付くことをきっかけに米財政懸念が増すことで、
良からぬ形で米金利が上昇に転じる展開も有り得ますけどね。
以上の通りなので、来週については不健全な展開と健全な展開、
いずれかを期待出来る週ではありますが(6日にはECB理事会も)、
中旬以降にはFOMCとG20だけでなく、
米国の対中関税第4弾の公聴会が6月17日、
クリスマス安値の裏(下旬)、OPEC総会が6月25日、
国会会期末が6月26日といったイベントが控えているので、
来週の過度な期待は禁物でしょう。
もし来週に巨額な米中の財政政策が出ればお祭りになるでしょうし、
ECB理事会でドラギ砲でもぶっ放されれば、
一時的にはお祭りとなるでしょうど、ドラギ砲はともかく、
米国のインフラ投資については、米民主党がロシア疑惑を持ち出し、
トランプマンの弾劾を示唆したことで、棚上げ状態が続いているので、
中国の景気対策の方が期待できると言えます。
ということなので、少なくとも明日については、
ゴリラ商いを伴ったゴリラ安というセリクラにでもならない限り、
明日が堅調であろうと、軟調であろうと気にせず、
腰を据えての新たな参戦だけでなく、
打診参戦や短期勝負においても、そして新興市場についても、
わざわざ週を跨ぐ新たなポジを取る必要はないでしょう。
ちなみに明後日には中国の対米関税が発動されますので、
それを受けてトランプマンの不規則発言も十分に有り得ます(笑)
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現在はリスク回避色の強い冷温な金利低下(債券買い)が続いております。
温度目線で言えば、米外需企業にとっては米金利上昇だけでなく、
ドル高も重石になるので(原油や商品にとっても)、
足元の米金利低下と共にドル安という素直な動きにでもなれば、
適温やで!と言う声も復活しそうなのですが、
いかんせん足元では欧州政治がズンドコしていることでの欧州通貨安、
米国に対する報復のような人民元安の動きも続いていることもあり、
リスク回避での定番の円最強高と共に消去法的なドル高基調が続いており、
米金利低下(米債券)とは相反するチグハグな動きとなっていることが、
リスク回避色の強い冷温相場の要因の一つとも言えます。
そういう意味では米金利が上昇すれば、ドル高を維持するのではなく、
ドル安に転じる逆のチグハグな動きとなってしまいそうですが、
足元では欧州通貨安要因でもある欧州政治のズンドコは継続しており、
旬のネタである米中を始めとする貿易戦争は収束の兆しも見えず、
それによるマクロ環境と業績の鈍化が世界的に顕在化していることで、
米利下げ観測も根強く、米金利上昇となる環境が整ってないので、
急転直下で貿易戦争が収束に向かえばいいのですが、
現状は厳しい状況です。
貿易戦争については繰り返し書いている通り、
中国はこのまま米国に屈するとメンツが丸潰れとなるので、
米国の姿勢が変わらない限り、引くに引けなくなっているでしょうから、
来年の大統領選を見据えているトランプマンの支持率でも下がれば、
さすがに焦って貿易戦争で譲歩姿勢に転じそうですけど、
直近の支持率は就任来高値を更新している状況ですから、
いくら市場を重視している大統領とは言え、
最近は株安を含む市場への配慮がイマイチ感じられないので、
貿易戦争の収束による適温相場の復活とか、
緩やかな金利上昇を伴う健全なリスクオン相場となるのは、
早くともG20での米中首脳会談までは厳しそうです。
だけに・・・来週の月初恒例の米経済指標テンコ盛りウィークにおいて、
米景気は貿易戦争の影響が深刻と言わざるを得ない低調な結果となって、
市場も現在のような緊張感のないリスクオフではなく、
商いも伴ったゴリゴリスクオフとなり、さすがに支持率も下がるのでは?
とトランプマンを焦らすことで貿易戦争を収束させる方へ向かわせるのが、
不健全ながら手っ取り早い気もするのですが、
そうではなく貿易戦争の影響もへったくれも無く、
堅調な米マクロ指標のオンパレードとなる健全な展開となること・・・、
もしくは18-19日のFOMCにて、ホンマに利下げに動いたとしても、
水準的には織り込み済みと言う理由(口実)で金利が上昇に転じるか、
利下げも利上げも見送りとなることで利下げ観測が遠のくということで、
金利が上昇に転じるという御都合解釈な展開を期待するしかないです。
こういった不健全や健全や御都合解釈な展開以外にも、
中国が報復手段の一つとして米債券の投げ売り攻撃とか、
米インフラ投資法案が巨額過ぎるとか米財政の崖、
米つなぎ予算期限が近付くことをきっかけに米財政懸念が増すことで、
良からぬ形で米金利が上昇に転じる展開も有り得ますけどね。
以上の通りなので、来週については不健全な展開と健全な展開、
いずれかを期待出来る週ではありますが(6日にはECB理事会も)、
中旬以降にはFOMCとG20だけでなく、
米国の対中関税第4弾の公聴会が6月17日、
クリスマス安値の裏(下旬)、OPEC総会が6月25日、
国会会期末が6月26日といったイベントが控えているので、
来週の過度な期待は禁物でしょう。
もし来週に巨額な米中の財政政策が出ればお祭りになるでしょうし、
ECB理事会でドラギ砲でもぶっ放されれば、
一時的にはお祭りとなるでしょうど、ドラギ砲はともかく、
米国のインフラ投資については、米民主党がロシア疑惑を持ち出し、
トランプマンの弾劾を示唆したことで、棚上げ状態が続いているので、
中国の景気対策の方が期待できると言えます。
ということなので、少なくとも明日については、
ゴリラ商いを伴ったゴリラ安というセリクラにでもならない限り、
明日が堅調であろうと、軟調であろうと気にせず、
腰を据えての新たな参戦だけでなく、
打診参戦や短期勝負においても、そして新興市場についても、
わざわざ週を跨ぐ新たなポジを取る必要はないでしょう。
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それを受けてトランプマンの不規則発言も十分に有り得ます(笑)
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