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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
チンタラヘッピリ
こんばんはです。

ファーウェイ騒動を含む米中貿易戦争、中東のきな臭さもある中、
昨夜は潰れる潰れる詐欺の常習犯であるスットコドイツ銀行の株価が、
昨年末以来の史上最安値を更新しております。

欧州ではブレグジットプロレスや泥船護送船団(欧州)議会選挙、
EUの財政規律を無視した伊の放漫予算騒動を抱え、
経済的にも旬の中国と密接、足元の景気や業績も鈍化しているので、
ドイツ銀行は自業自得ながらも、
これらリスクの吹き溜まりになっている面もあるのでしょうけど、
何やら真偽は不明ながらトランプマンとマスオさん(クシュナー)が、
かつてドイツ銀行でマネーロンダリングしていたと、
従業員と元従業員か連邦当局への報告を提言したのに、
上司がもみ消して報告しなかったとの報道もあったので、
もしこのままドイツ銀行が潰れるなんてことになれば、
リーマンショック級の経済的な影響はもちろんのこと、
トランプファミリーを始め困る人達(富裕層)も多いでしょうから、
これまでのように潰れる潰れる詐欺で終わるような気もしますが、
今週末には欧州議会選も控えていることで、
安値更新が続くともう少し話題(騒ぎ)にもなるでしょうから
ドイツ銀行の動向は横睨みしておきましょう(欧州通貨もですけど)。
(ちなみにドイツ銀行のCDSは昨年末の水準には達してません)

そしてドイツ銀行を含む欧州リスクは、食傷気味とは言え、
意外と無警戒な感じがあるからこそ、特に今週は不気味ですが、
現在の市場はリスクオンモードではなく、
国内外共に商いがイマイチという緊張感は無いながらも、
騒ぎの中心である米中貿易戦争ネタを口実に、
動きとしては、すでにリスクオフ風味が続いているので、
市場全体としては無警戒というわけではないですから、
ドイツ銀行や欧州政治のリスク、
いつ起きるのかわからない中東のドンパチリスクよりも、
これまで通り、ファーウェイ騒動を含む米中貿易戦争、
それによる国内外のマクロと業績への影響(特に先行きのマクロ指標)、
国内では選挙を含む消費税動向の方が要警戒であり、
これらリスクを相殺できるかもしれない米利下げ、日中欧の金融緩和、
といった金融政策動向、日中米の財政政策動向も要注視です。

ちなみに現在の市場としても、需給面で見ると、
過熱感の無い株式市場(国内外共に巨額な自社株買いも)、
話題のVIXもかなりガスが抜けており、
債券、為替、原油もややガスが抜けている上に、
市場を取り巻く先に述べたリスク、
リスクを相殺できそうな金融・財政政策、
という好悪材料が混在しているからこそ、
市場ではイマイチ緊張感に欠ける動きが続いているとも言えます。

昨夜の米国を始め海の向こうの市場の動きを見ても、
米英欧債券安(金利上昇)ドル高(基調は継続)に対し、
原油、銅、商品が踏ん張ったのは良かったのですが(金も横ばい)、
米英欧株は商いがイマイチながらも売られ、
米欧共に中国関連やファーウェイ関連、半導体株、ハイテク株が売られ、
中小型も大きく売られているので、まだまだ危うい動きであり、
少なくとも金利上昇に耐えられる動きは感じられまへん。

我らが日本株についても、本日は中国株が反発すると共に、
これまで大きく売られたファーウェイ関連を含む中国関連、
半導体関連もさすがに反発の動きもありましたが、
日本株全体としては、昨日は薄商いでの上昇、
本日も商いはイマイチながらやや増加させての反落となっており、
(中小型株、新興市場は薄商いでの続落)
海の向こうと同様、セリクラ感もなければ緊張感もなく、
商いを伴ったリスクオンに転じる空気も感じられないチンタラぶりです。

ということなので、国内外共に催促とは言わないまでも、
貿易戦争が収束するか、金融・財政政策が出て来るなり、
出て来るとの観測が強まらないことには、
金利上昇を伴う健全なリスクオンが無理なのはもちろんのこと、
適温相場でのリスクオンすらも厳しい状況なので、
週初と昨日の記事でも書いた通り、
対中関税第4弾の公聴会が6月17日(書面での意見受付期限は24日)、
FOMCが6月18-19日、日銀会合が6月19-20日、
クリスマス安値の裏、OPEC総会が6月25日、
国会会期末が6月26日、G20が6月28-20日、
という現在のリスクに関わるイベント等が重なる6月中旬から下旬までは、
欧州政治リスクや中東リスクも要注意ですが、
貿易戦争を巡る要人発言や観測報道での短期的な一喜一憂を交えつつ、
基調としては現在の緊張感が無いチンタラヘッピリモードが続くでしょう。

従って以上の様な状況を承知の上で短期で動いたり、
好決算&今期見通しが堅調にも関わらず大きく売られている銘柄は、
打診程度に拾うのはありですけど、繰り返しになりますが、
貿易戦争が収束するか、金融・財政政策が出て来るなり(観測も)、
それらを裏付けるようにシンプルに商いを伴った上昇となるまでは、
ひとまず6月中旬までと言う目線で慎重に構えておくのが無難です。

新興市場についても、基本的には同様の見方なのですが、
局地的な賑わいのある銘柄や短期勝負については御自由にどうぞ。
ただし海の向こうと国内主力大型株がリスクオフとなれば、
新興市場はリスク資産の最たるものとして過度に売られるので、
くれぐれもお気を付けください。

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