こんばんはです。
これまでは先手で牽制してくるトランプマンに対して、
ガキデカマン(習近平)は応戦(報復)するばかりだったので、
イケイケ強気の米国ゴリラ、押され気味の中国猿という構図でしたが、
ついに中国側から「米国との通商協議は継続しないアルヨ」と・・・
公式なガキデカ独裁政権からの声明ではないのですが、
中国の御用新聞からの報道ですから、ついに中国が応戦ばかりではなく、
自ら仕掛ける動きに出て来たとも言えますし、
先日のトランプマンによる「ええ結果になりまっせ」発言、
ムニューチンおじさんの「真剣に協議しまっせ、継続しまっせ」発言は、
中国側から「アホか」と全否定された形とも言えます。
いかんせん中国は議会を通す等の面倒な手続きは不要であり、
(トランプマンの関税も議会通過は不要ですけどw)
ガキデカの鶴の一声で何でもやれる独裁政権なので、
本気で米国と戦うと腹を決めたら、関税で応戦できなくとも、
自己都合な防衛の財政政策や市場への介入はやりたい放題であり、
号令一つで反米運動や不買運動も動員できますし、
いざとなったら人民の人権も人命も財産の犠牲も厭わずに戦える国なので、
ここまでの泥仕合にまで至らなかったとしても・・・
結果的に米国が貿易戦争で勝利することになったとしても・・・
国内外向けにメンツを保つために、
応戦しかできない弱腰と見られなくなるまでは、
米中間の小競り合いが続くとしか思えないのですが・・・
これまで中国が御機嫌を窺うように弱腰を続けていようとも、
米国側がいくら前向きな発言をしようとも、発言の裏では、
対中関税第3弾は発動され、ファーウェイへの制裁措置も発効され、
対中関税第4弾は17日からの米公聴会次第という状況ですから、
そりゃあ中国側がアホらしくのも仕方ないですからね・・・
ということなので、貿易戦争動向が危ういのはもちろんのこと、
直接的な影響を受けるマクロ環境と企業業績は、
足元で堅調だとしても肝心の先行きは危ういと言わざるを得ないので、
景気と業績は底打ちしたとか、市場はすでに織り込み済み、
というのだけは信じ難いのですが・・・
せめて株式市場だけは投機的に過熱しておらず、
国内外共に自社株買いラッシュが続いているので、
需給面での御都合解釈な織り込み済というこじ付けならばまだしも、
本気で織り込み済みと言うのだけは・・・
百歩譲って米国だけは、
企業決算が堅調でマクロ指標もまだら模様ながら堅調なものがあり、
腕力とカネがある上に自ら貿易戦争を仕掛けているので負けないとか、
FRBによる利下げを含む金融緩和余地があるとか、
トランプマンの財政砲(インフラ投資)が控えているということで、
米国は織り込み済みと言われても全否定は出来ませんけど・・・
中国は先に述べた独裁政権ならではの強権発動余地はあれど、
足元でマクロ指標は鈍化が続いており、
欧州もECBによる金融緩和余地はあれど、
マクロ指標の鈍化と業績のイマイチぶりが続いている上に、
伊の財政問題やブレジット騒動にも影響する欧州議会選を来週に控え、
中国と欧州は織り込み済みと言うのは早計と言わざるを得ないです。
そして我が国は親分の米国さえ堅調&織り込み済みであるならば、
子分だから大丈夫という見方もありますけど、
御存知の通り、経済的に米国だけに依存しているわけではなく、
中国と欧州、新興国の影響も大きい国であり、
足元では国内のマクロ指標は低調なものが多く、
業績も終わった期は増益だったものの今期見通しは堅調ではないので、
消費税増税が延期もしくは減税となればかなりの追い風ですが、
すっかり食傷気味な黒田薬局の追加のお薬(金融緩和)、
安倍ちゃんマンの景気対策期待だけでは、
織り込み済みというのは早計と言わざるを得ないです。
ただし本日は米株先物が軟調であろうと、中国株が冷やし中華、
アジア株が軟調、円高になろうとも(仮想通貨も崩れたり)、
日本株は後場から垂れたとは言え、上昇して終えており、
昨日の最弱っぷりとは逆の動きだったので、
ついに中国の協議しまへん発言を始め、
貿易戦争のヘッドラインにも反応しなくなったのか・・・
とも思いましたが、商いは昨日と同様にイマイチなので、
昨日までの最弱っぷりからの自律反発&買戻しの範疇であり、
本気の織り込み済みとは程遠いと言えます。
ちなみに昨夜の米株と欧州株は続伸、VIX低下、
債券市場では米債券が売られ(米金利上昇)、為替市場ではドルが買われ、
原油も続伸、銅も小幅続伸、安全資産の金は反落だったので、
動きだけは不健全な適温相場と言うよりも、
健全な程よい金利(温度)上昇を伴うリスクオンの動きでしたが、
株式市場の商いは伴っておりまへん。
しかも日本時間に入ってからの市場の動きは、日本株だけが薄商いで強く、
海の向こうはリスクオフの動きとなっているので、
まだまだアテにならん市場の動きが続いており、
貿易戦争、マクロ環境、業績の先行きは先にも述べた通りです。
とにかく本日は週末ですので、今夜の海の向こうの動きを見極めると共に、
さらに来週とその先のスケジュール等を加味した上で、
改めて来週の見通しを週末の記事で書きます。
良い週末をお過ごしください。
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これまでは先手で牽制してくるトランプマンに対して、
ガキデカマン(習近平)は応戦(報復)するばかりだったので、
イケイケ強気の米国ゴリラ、押され気味の中国猿という構図でしたが、
ついに中国側から「米国との通商協議は継続しないアルヨ」と・・・
公式なガキデカ独裁政権からの声明ではないのですが、
中国の御用新聞からの報道ですから、ついに中国が応戦ばかりではなく、
自ら仕掛ける動きに出て来たとも言えますし、
先日のトランプマンによる「ええ結果になりまっせ」発言、
ムニューチンおじさんの「真剣に協議しまっせ、継続しまっせ」発言は、
中国側から「アホか」と全否定された形とも言えます。
いかんせん中国は議会を通す等の面倒な手続きは不要であり、
(トランプマンの関税も議会通過は不要ですけどw)
ガキデカの鶴の一声で何でもやれる独裁政権なので、
本気で米国と戦うと腹を決めたら、関税で応戦できなくとも、
自己都合な防衛の財政政策や市場への介入はやりたい放題であり、
号令一つで反米運動や不買運動も動員できますし、
いざとなったら人民の人権も人命も財産の犠牲も厭わずに戦える国なので、
ここまでの泥仕合にまで至らなかったとしても・・・
結果的に米国が貿易戦争で勝利することになったとしても・・・
国内外向けにメンツを保つために、
応戦しかできない弱腰と見られなくなるまでは、
米中間の小競り合いが続くとしか思えないのですが・・・
これまで中国が御機嫌を窺うように弱腰を続けていようとも、
米国側がいくら前向きな発言をしようとも、発言の裏では、
対中関税第3弾は発動され、ファーウェイへの制裁措置も発効され、
対中関税第4弾は17日からの米公聴会次第という状況ですから、
そりゃあ中国側がアホらしくのも仕方ないですからね・・・
ということなので、貿易戦争動向が危ういのはもちろんのこと、
直接的な影響を受けるマクロ環境と企業業績は、
足元で堅調だとしても肝心の先行きは危ういと言わざるを得ないので、
景気と業績は底打ちしたとか、市場はすでに織り込み済み、
というのだけは信じ難いのですが・・・
せめて株式市場だけは投機的に過熱しておらず、
国内外共に自社株買いラッシュが続いているので、
需給面での御都合解釈な織り込み済というこじ付けならばまだしも、
本気で織り込み済みと言うのだけは・・・
百歩譲って米国だけは、
企業決算が堅調でマクロ指標もまだら模様ながら堅調なものがあり、
腕力とカネがある上に自ら貿易戦争を仕掛けているので負けないとか、
FRBによる利下げを含む金融緩和余地があるとか、
トランプマンの財政砲(インフラ投資)が控えているということで、
米国は織り込み済みと言われても全否定は出来ませんけど・・・
中国は先に述べた独裁政権ならではの強権発動余地はあれど、
足元でマクロ指標は鈍化が続いており、
欧州もECBによる金融緩和余地はあれど、
マクロ指標の鈍化と業績のイマイチぶりが続いている上に、
伊の財政問題やブレジット騒動にも影響する欧州議会選を来週に控え、
中国と欧州は織り込み済みと言うのは早計と言わざるを得ないです。
そして我が国は親分の米国さえ堅調&織り込み済みであるならば、
子分だから大丈夫という見方もありますけど、
御存知の通り、経済的に米国だけに依存しているわけではなく、
中国と欧州、新興国の影響も大きい国であり、
足元では国内のマクロ指標は低調なものが多く、
業績も終わった期は増益だったものの今期見通しは堅調ではないので、
消費税増税が延期もしくは減税となればかなりの追い風ですが、
すっかり食傷気味な黒田薬局の追加のお薬(金融緩和)、
安倍ちゃんマンの景気対策期待だけでは、
織り込み済みというのは早計と言わざるを得ないです。
ただし本日は米株先物が軟調であろうと、中国株が冷やし中華、
アジア株が軟調、円高になろうとも(仮想通貨も崩れたり)、
日本株は後場から垂れたとは言え、上昇して終えており、
昨日の最弱っぷりとは逆の動きだったので、
ついに中国の協議しまへん発言を始め、
貿易戦争のヘッドラインにも反応しなくなったのか・・・
とも思いましたが、商いは昨日と同様にイマイチなので、
昨日までの最弱っぷりからの自律反発&買戻しの範疇であり、
本気の織り込み済みとは程遠いと言えます。
ちなみに昨夜の米株と欧州株は続伸、VIX低下、
債券市場では米債券が売られ(米金利上昇)、為替市場ではドルが買われ、
原油も続伸、銅も小幅続伸、安全資産の金は反落だったので、
動きだけは不健全な適温相場と言うよりも、
健全な程よい金利(温度)上昇を伴うリスクオンの動きでしたが、
株式市場の商いは伴っておりまへん。
しかも日本時間に入ってからの市場の動きは、日本株だけが薄商いで強く、
海の向こうはリスクオフの動きとなっているので、
まだまだアテにならん市場の動きが続いており、
貿易戦争、マクロ環境、業績の先行きは先にも述べた通りです。
とにかく本日は週末ですので、今夜の海の向こうの動きを見極めると共に、
さらに来週とその先のスケジュール等を加味した上で、
改めて来週の見通しを週末の記事で書きます。
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