FC2ブログ
不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
先行きのバブリーな匂いはあれど・・・
こんばんはです。

最近はトランプマンや中国の口車を含め、
通商協議を巡るヘッドラインによって短期的に大きく動くので、
お休みを頂いた金曜と月曜だけでも景色が一変するのは覚悟してましたが、
残念ながら米中が急転直下で妥結・合意したのではなく、
トランプマンによる対中追加関税シーズン4の発表、
それに対して中国が報復措置を発表したことで米中通商協議が激化し、
世界的に安全資産の債券と金が買われ(どさくさで仮想通貨も)、
ドル高(人民元安)ながら定番のリスク回避での円最強高、
世界的な商いを増加させての株安、VIX上昇、
原油安、商品安(銅は大幅安)、HY債も崩れつつあり、
金融市場は世界的にリスクオフの動きとなっており、
債券以外は需給的に素直な巻き戻しの動きとも言えます。

とにかく足元で強まっていた貿易戦争に対する謎の織り込み済み観測、
出尽くし観測、景気は底打ち観測は消えたというか、
少なくともシーズン4(第4弾)については、
織り込み済とは言えない動きなのですが・・・
朝方のトランプマンによる、
「中国との協議は成功すると思うで。3-4週間後に分かるで」
という発言を受けた日本株、米株先物の切り返しを見ていると、
株式市場だけが需給的に過熱してないせいなのか、
大人の都合な根強い織り込み済み観測の動きが感じられるのも事実です。
(株式市場の切り返しと共に為替市場もやや戻しております)

果たして・・・ほんまに織り込み済みとか、出尽くしとか、
景気は底打ちとか、失速は一時的とかになるのでしょうか・・・

何やら米企業決算はかろうじて増益での着地となり、
国内企業決算も今期見通しはともかく、
着地は意外と増益で終わりそうなので、
株価の根幹である業績と言う面では裏付けがあるとも言えたり、
ハードデータ系のマクロ指標は堅調なものもあるのですが、
景気の先行指標であるマインド系のマクロ指標は世界的に鈍化しており、
国内に至っては昨日の内閣府発表の景気動向指数は相変わらずの低調、
おまけに景気の基調判断を6年2カ月ぶりに「悪化」へと引下げ、
本日発表の景気ウォッチャー調査は、足元と先行き共に50割れ継続、
特に肝心の先行きは前月よりも鈍化しているので、
こんな状況下で米中の関税シーズン4が発動され、
さらに日米、米欧、米印等の通商協議が明確にならないまま、
国内では消費税増税に踏み切るとの観測が続くようだと、
織り込み済みとか景気は底打ち、失速は一時的と言うのは早計であり、
株式市場は需給面での支えもあって暴落にはならなかったとしても、
米株が史上最高値更新、日欧株が年初来高値更新、
中国株が昨年来高値更新となるのは無理があるとしか思えないです。

以上は市場の裏付けとなるマクロ・ミクロ両面と需給面での目線ですが、
貿易戦争によって裏付けとなるマクロ・ミクロ両面において、
懸念が高まれば高まるほど・・・

米国ではFRBによる利下げ(まさかのQEの余地も)、
欧州ではECBによる追加金融緩和、中国でも更なる追加金融緩和、
日本でも更なる追加金融緩和という世界的な緩和方向の金融政策、
財政面では米国の巨額なインフラ投資法案、中国の追加景気対策、
日本も渋チンながら景気対策という世界的な財政出動、
なにより国内では消費税増税延期、まさかの減税との観測もあるので、
これら世界的な金融&財政政策がフルゴリラでぶっ放されると、
現状の米中通商協議による悪影響を超消し(呑み込む)しそうですし、
ぶっ放されずとも期待が高まるだけでも、
織り込み済み等のポジティブ解釈が謎ではなく現実となる可能性が・・・

さらに米中通商協議までが激化せずに妥結・合意となれば、
ミソもクソも買われるバブルモードとなり、
昭和から平成に変わった年と同様、
年末に向けて株式市場が高値を目指すことになるでしょう。
(個人的には東京五輪まで頑張ってほしいと切に願うばかりw)

ということで、米欧、日中による金融&財政政策のフルゴリラ攻撃と共に、
米中通商協議の妥結・合意を含む貿易戦争が収束すれば(6・7月以降?)
バブルモードとなるでしょうけど、現状としては・・・

米中通商協議は激化したままであり、
中国側は輸入「総量」的に報復「関税」には限界があるとしても、
関税以外の報復措置はあり、足元のあからさまな人民元安誘導からも、
報復的な人民元安誘導に突き進む可能性は十分にあるので、
トランプマンのポジティブ風な口先だけでは、安心するには早計であり、
米欧、日中による金融&財政政策のフルゴリラ攻撃への期待は、
高まっているというよりも、市場がリスクオフの動きによって、
催促している段階と言えます。

昨夜の米国を始め海の向こうの動きはリスクオフながら、
セリクラと言えるほどの商いではなく、催促の途中に過ぎない程度であり、
本日の我が国も、株式市場と為替は切り返しを見せたものの、
下げて終えており、かといってセリクラほどの商いではなく、
下落局面で商いが増加する売りゴリモードが続いているだけです。
(空売り比率も高水準が継続中です)

従って、目先ではトランプマンや中国の口先によって短期的に動いたり、
アベノミクス相場以降では8日続落が最長とか、
令和相場での今日まで7日続落による自立反発はあるかも知れませんが、
米欧、日中による金融&財政政策のフルゴリラ攻撃の一つでも放たれるか、
もしくは米中通商協議の妥結・合意となるまでは、
慎重に構えておくのが無難です。

市場の動き目線で判断するにしても、
これらフルゴリラ政策や通商協議への期待の高まりを裏付けるかのように、
海の向こうも含め商いを伴った株高へと転じるまで、
もしくはGW前からの下落の半値戻しにでもならない限り、
(急速な米金利上昇と原油安には注意が必要ですけどね)
腰を据えての新たな参戦は、好決算&好取組銘柄に留めておきましょう。
自律反発に乗る等のド短期勝負についてはお任せします。

新興市場についても同様のスタンスでいいのですが、
足元では上げるも下げるもハッキリしない商いが続いており、
本格化している新興企業決算もイマイチなので、
主力大型株以上に慎重なくらいがいいでしょう。

お手数ですが下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングに参加しております。


スポンサーサイト

コメント

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © 2019 不沈艦日記. all rights reserved.