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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
根強い謎の織り込み済み&底打ち観測はあれど
こんばんはです。

明日から月曜日まで、屁こいて出掛けなければならないので、
落ち着くか、ゴリゴリスクオフかハッキリしてほしいのですが、
思わせぶりと言うか、これからがゴリゴリスクオフの本番やで!
と言わんばかりの空気が漂ったままでおます。

相変わらずトランプマンを始め貿易戦争に関わる米中要人の口車が飛交い、
市場も右往左往というよりも普通にリスクオフの動きが続いてますが、
我らが日本株は世界の景気びんびん株として本領発揮なのか、
揉めている米中に地理的にも時間的にもに挟まれているからなのか、
単に両国と経済的に密接な上に国内景気が他国よりもショボイからなのか、
直近では主役である米国株、中国株だけでなく英欧株よりも、
相変わらず大きく下げる王者の風格ぶりを見せつけており、
米英欧中よりも商いを伴った下げとなっております。
(本日は今年4番目の商い、SQ日を除くと今年2番目の商い)

とにかく足元の世界的なマクロ環境と業績の鈍化要因は、
昨年末までの米主導の金融引締め、現在進行中の米主導の貿易戦争であり、
年明けから金融引締め路線だけは鈍化しているので、
百歩譲って足元の景気と業績がなんとか堅調だったとしても、
貿易戦争が収束しないことには、景気と業績の先行き懸念は消えないです。

しかも株式市場は下げたとは言え、昨年末のクリスマス安値どころか、
米株の史上最高値近辺を始め十分に下げたとは言えず、
貿易戦争は織り込み済みとか、景気と業績の鈍化は一時的&底打ち
と言うには無理のある水準としか思えないです・・・。

せめて株式市場だけは需給的に過熱しておらず、
国内では明日がSQ、海の向こうは来週末がSQ、
15日は45日前ルールの該当日でもあるので、
大人の都合な需給要因やでと言うならまだしもですが、
株式市場以外の債券、為替、原油等は需給的にも過熱気味であり、
これらはGW前から警戒感の強い動きが続いているので、
株は需給が全てという決め台詞すらも井の中の蛙感が否めない状況です。
(ド短期勝負の方は需給だけでいいですけどねw)
足元ではショートが過去最高水準まで積み上がったVIXも、
巻き戻しが始まっている状況です。

そして先にも述べた通り、日本は明らかに商いが伴いつつあり、
海の向こうは日本ほどではないにせよ、商いが増加傾向なので、
相場格言ではなく武道の格言ですが「技は力の中にあり」と言わんばかり、
テクニカル(技)も需給もへったくれも無く、
商いを伴ってパワーでねじ伏せるリスクオフ(セリクラ)という本番は、
まだまだこれから感が漂っております。

ちなみに昨日も書いた通り、足元の市場全体の動きの中で、
債券だけは需給的な巻き戻し(債券安・金利上昇)とはなっておらず、
リスクオフによる安全資産としての債券高基調が続いているだけに、
商いを伴ったゴリゴリスクオフ本番の要因となるのは、
債券安・・・特に米債券安(米金利上昇)なのかなと思うばかりであり、
それと密接な物価と金利(金融政策)目線という意味では、
原油の動きと皮肉ながら中途半端に堅調な経済指標が要注意とも言えます。
逆に言えば、債券の巻き戻し(債券安・金利上昇)が起きず、
債券高(ドル安)、株安という健全なリスクオフの動きだけが続くならば、
何チャラショック等のゴリゴリスクオフとはならず、
程よいリスクオフだけで終わり、その後に貿易戦争リスクの収束と共に、
景気&業績回復等を口実に債券安(金利上昇)も正当化され、
債券の巻き戻しが時間差で起きるのが理想的ではありますけどね。

以上の通り、海の向こうでまさかの米利下げとかQEリターンズとか、
国内では消費税増税延期もしくは減税にでもならない限り、
とにかく米中を始めとする貿易戦争が収束しないことには、
景気と業績の先行き懸念は払拭されず、
株式市場「だけ」の過熱してない需給環境くらいしか手掛かりはないです。

佳境に入っている米中通商協議についても、
相変わらず中国のメンツや威信を傷つけるかのように、
米国側から中国が歩み寄って来たなんてことを世界向けて発信したり、
トランプマンは上から目線で言うことを聞かんから関税発動やボケ!
みたいなこと言ってみたりと、
このままでは中国も下手に合意したら弱腰と見られ兼ねないので、
もはや利害抜きで引くに引けない状況に陥っているように見えますので、
明日のおかわり対中関税発動期限(日本時間の13時)をきっかけに、
ほんまに織り込み済みとか出尽くしになるんでしょうかね(笑)
13時前後の短期的にはそういった反応になったとしても
おかわり関税によって景気と業績への影響は大きくなり、
そもそも米中協議は明晩も続くわけですから、
早計な判断は避けた方がいいでしょう。

ということで、景気と業績の裏付けが乏しかろうと、
その原因である貿易戦争が収束してなかろうと、
リスク覚悟で需給が全てだと割り切っての短期勝負は自由ですけど、
腰を据えて「新たに」参戦するのだけは、
決算発表を終えた銘柄以外は控えておきましょう。
(数年単位ですでに腰を据えてる方は、銘柄ごとに判断してください)

ちなみに今夜はまさに旬の米3月貿易収支、パウエルFRB議長の講演、
今夜と明日が米中通商協議、明日は我が国のSQ、
日本時間の明日13時がおかわり対中関税発動の時間、
明晩は物価指標である米消費者物価といったイベントがあります。

新興市場については、本日は大きく下げた割に商いはイマイチでしたが、
連日書いている通り、GW前から続く下落局面での商い増加、
上昇局面での商い減少という下げゴリモードが終わったとは言えず、
新興企業の決算はこれからが本番であり、
何より国内外共に貿易戦争ネタと共にリスクオフの動きが続いており、
世界的なゴリゴリスクオフとなれば、
新興市場はリスク資産の最たるものとして過度に売られるので、
貿易戦争が収束するまで、もしくは来週まで続く新興企業決算の一巡まで、
短期も長期も慎重に構えておきましょう。

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