こんばんはです。
政治家の失言というのはよくあることですが、
本日は言葉だけは慎重で滅多に失言しない黒ちゃんが、
ついに溢れ出る心の声を抑えきれずに漏れてしまったようで、
失言大王でもあり財務省の組長でもあるコスプレおじさんも、
さすがにビックリしたとかしないとか(笑)
麻生「ETF購入は株価安定のためって言うたらしいなぁ」
黒田「いや、すんまへん、ホンマのことやからつい・・・」
麻生「あんまり騒ぎになってへんからええけど、参院選も近いんやから、
間違っても財政ファイナンスまでやってるとか口を滑らせるなよ」
黒田「わかってまんがな、でも、あんたに口のこと言われたないし、
あんたのひん曲がった口の方が滑りそうやけどな、ガハハハ!」
麻生「言うねぇ(笑)」
なんてやりとりがあったかのかどうかはともかく、
黒ちゃんの本業(物価安定)そっちのけと言うか、
あまりに直球な本音爆発にネット上では少々ザワついてましたが、
市場もそんなことは百も承知やと言わんばかりの反応に留まり、
国会では質問者の議員を始め意外と騒ぎにならなかったせいか、
これ幸いとばかりに、黒ちゃんも何食わぬ顔で、
「株価やなくて物価安定の間違いでした」とシレっと訂正してました。
いやはや実際に株価安定目的でもあるでしょうし、
黒田だけに限りなく黒に近いグレーな財政ファイナンスもやっているので、
ついつい言ってしまったのでしょうけど、
ほんまに日銀の出口政策だけは、尋常ではない副作用が起きそうなだけに、
大丈夫なのかと心配になるばかり・・・
そういや昨日からの日米通商協議に出席しているムニューチン財務長官が、
為替条項を盛り込むと言っているのですから、
いっそのことこれを機に出口に向かった方がいいのではとも・・・
あ、でも、個人的には東京五輪までは、
経済的な混乱は起こして欲しくないですけどね(笑)
そんなこんなで黒田薬局の過剰なお薬投与で支えられている日本株ですが、
本日はTOPIXが小幅安で終えようとも、
値下がり銘柄数が多かろうとも、薄商いであろうとも、
日経平均は値がさ株が牽引しての歪な先走り高で終えており、
NT倍率は27年ぶり水準となっております。
そもそも日本株は世界的にも出遅れていたので、
日経が先走ろうともTOPIXが追いつくのであればいいのですが、
連日のように書いている通り、足元のマクロ指標は低調なものが多く、
これから本格化する企業決算は日米欧共に減益での着地予想であり、
国内企業の今期見通しも減益予想となっており、
これらの要因となった金融引き締めと貿易戦争は、
米欧の金融引締めは鈍化、日中は金融緩和を継続しているものの、
貿易戦争は米中間が協議中、米欧はこじれ中、日欧は昨夜から協議開始、
しかもすでに発動された関税は停止したわけではなく発動中ですから、
いくら世界的な金融政策のハト姿勢と中国の景気対策があれど、
史上最高値圏の米株、年初来高値の欧州株と日本株が、
織り込み済みと言ってしまっていいのか疑問を感じるばかりです。
おまけに日本は消費税増税も控えてますからね・・・
ただし株、為替の需給環境だけは過熱圏ではないので、
世界的に薄商いの中、これといった騒ぎさえ起きなければ、
買戻しと先物主導での株高がグッドフライデーまで(米SQまで)?
GW入りまで?続いてもおかしくはないですけど、
昨日も書いた通り、需給的には米債券と原油は過熱気味、
VIXショートは過熱しているので、リスク等の騒ぎが起きずとも、
原油と債券(金利)の需給的な巻き戻しだけでも、
VIXショックに繋がってもおかしくないことは、
頭の片隅にでも入れておきましょう・・・
とりあえず現状は米中貿易戦争の合意期待、
中国の景気回復期待(低調な輸入を無視した中国貿易収支を好感)、
金融政策のハト姿勢期待(低金利等の適温相場期待も)等によって、
米欧や日米の貿易戦争懸念は無視され、低調なマクロ、業績も無視され、
裏付けなき口先だけのような御都合解釈マインドと需給のみでの株高が、
続いているので、リスク覚悟でアホになって乗るのも自由ですけど、
いつ崩れてもおかしくない脆い相場ですから、
急転直下で貿易戦争が収束するなり、マクロ指標、企業決算が、
貿易戦争の影響を吹き飛ばすような堅調な結果が連発されるなり、
もしくはシンプルに商いを伴った上昇が「継続」しない限り、
短期勝負に留め、腰を据えての新たな参戦は控えておきましょう。
ちなみに超目先の今夜から明後日の寄り前までのイベントとしては、
今夜までの日米通商協議、今週中には出て来そうな米財務省為替報告書、
明日の欧州委が発表する対米報復関税対象品リスト、
決算ではネットフリックスを始め金融機関以外の米企業決算も本格化、
明日は我が国の貿易収支、首都圏マンション発売、訪日外客数、
半導体製造装置販売高、中国はごまかしの効かない貿易収支とかではなく、
GDPを始めサジ加減放題な中国の経済統計、欧州は新車販売台数、
ユーロ圏貿易収支、英&ユーロ圏消費者物価改定値、
米国は今夜の鉱工業生産と住宅市場指数、
明晩の米貿易収支、ベージュブックといったところです。
新興市場については、本日も局地的な賑わいがありますが、
本日のJQは上昇したものの薄商い、マザは昨日が商い減少での反発、
本日はさらに商い減少での続落なので、
少なくとも足元の上昇局面では商いが減少、下落局面は商いが増加、
という売りゴリモードが終わったとは言えないので、
海の向こうや国内の主力大型株のリスクオン・オフ動向云々よりも、
シンプルに商いを伴った上昇が継続するまでは、
局地的な賑わい銘柄や短期勝負はともかくとして、
新興市場の全体感としては警戒モードで構えておきましょう。
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政治家の失言というのはよくあることですが、
本日は言葉だけは慎重で滅多に失言しない黒ちゃんが、
ついに溢れ出る心の声を抑えきれずに漏れてしまったようで、
失言大王でもあり財務省の組長でもあるコスプレおじさんも、
さすがにビックリしたとかしないとか(笑)

麻生「ETF購入は株価安定のためって言うたらしいなぁ」
黒田「いや、すんまへん、ホンマのことやからつい・・・」
麻生「あんまり騒ぎになってへんからええけど、参院選も近いんやから、
間違っても財政ファイナンスまでやってるとか口を滑らせるなよ」
黒田「わかってまんがな、でも、あんたに口のこと言われたないし、
あんたのひん曲がった口の方が滑りそうやけどな、ガハハハ!」
麻生「言うねぇ(笑)」

なんてやりとりがあったかのかどうかはともかく、
黒ちゃんの本業(物価安定)そっちのけと言うか、
あまりに直球な本音爆発にネット上では少々ザワついてましたが、
市場もそんなことは百も承知やと言わんばかりの反応に留まり、
国会では質問者の議員を始め意外と騒ぎにならなかったせいか、
これ幸いとばかりに、黒ちゃんも何食わぬ顔で、
「株価やなくて物価安定の間違いでした」とシレっと訂正してました。
いやはや実際に株価安定目的でもあるでしょうし、
黒田だけに限りなく黒に近いグレーな財政ファイナンスもやっているので、
ついつい言ってしまったのでしょうけど、
ほんまに日銀の出口政策だけは、尋常ではない副作用が起きそうなだけに、
大丈夫なのかと心配になるばかり・・・
そういや昨日からの日米通商協議に出席しているムニューチン財務長官が、
為替条項を盛り込むと言っているのですから、
いっそのことこれを機に出口に向かった方がいいのではとも・・・
あ、でも、個人的には東京五輪までは、
経済的な混乱は起こして欲しくないですけどね(笑)
そんなこんなで黒田薬局の過剰なお薬投与で支えられている日本株ですが、
本日はTOPIXが小幅安で終えようとも、
値下がり銘柄数が多かろうとも、薄商いであろうとも、
日経平均は値がさ株が牽引しての歪な先走り高で終えており、
NT倍率は27年ぶり水準となっております。
そもそも日本株は世界的にも出遅れていたので、
日経が先走ろうともTOPIXが追いつくのであればいいのですが、
連日のように書いている通り、足元のマクロ指標は低調なものが多く、
これから本格化する企業決算は日米欧共に減益での着地予想であり、
国内企業の今期見通しも減益予想となっており、
これらの要因となった金融引き締めと貿易戦争は、
米欧の金融引締めは鈍化、日中は金融緩和を継続しているものの、
貿易戦争は米中間が協議中、米欧はこじれ中、日欧は昨夜から協議開始、
しかもすでに発動された関税は停止したわけではなく発動中ですから、
いくら世界的な金融政策のハト姿勢と中国の景気対策があれど、
史上最高値圏の米株、年初来高値の欧州株と日本株が、
織り込み済みと言ってしまっていいのか疑問を感じるばかりです。
おまけに日本は消費税増税も控えてますからね・・・
ただし株、為替の需給環境だけは過熱圏ではないので、
世界的に薄商いの中、これといった騒ぎさえ起きなければ、
買戻しと先物主導での株高がグッドフライデーまで(米SQまで)?
GW入りまで?続いてもおかしくはないですけど、
昨日も書いた通り、需給的には米債券と原油は過熱気味、
VIXショートは過熱しているので、リスク等の騒ぎが起きずとも、
原油と債券(金利)の需給的な巻き戻しだけでも、
VIXショックに繋がってもおかしくないことは、
頭の片隅にでも入れておきましょう・・・
とりあえず現状は米中貿易戦争の合意期待、
中国の景気回復期待(低調な輸入を無視した中国貿易収支を好感)、
金融政策のハト姿勢期待(低金利等の適温相場期待も)等によって、
米欧や日米の貿易戦争懸念は無視され、低調なマクロ、業績も無視され、
裏付けなき口先だけのような御都合解釈マインドと需給のみでの株高が、
続いているので、リスク覚悟でアホになって乗るのも自由ですけど、
いつ崩れてもおかしくない脆い相場ですから、
急転直下で貿易戦争が収束するなり、マクロ指標、企業決算が、
貿易戦争の影響を吹き飛ばすような堅調な結果が連発されるなり、
もしくはシンプルに商いを伴った上昇が「継続」しない限り、
短期勝負に留め、腰を据えての新たな参戦は控えておきましょう。
ちなみに超目先の今夜から明後日の寄り前までのイベントとしては、
今夜までの日米通商協議、今週中には出て来そうな米財務省為替報告書、
明日の欧州委が発表する対米報復関税対象品リスト、
決算ではネットフリックスを始め金融機関以外の米企業決算も本格化、
明日は我が国の貿易収支、首都圏マンション発売、訪日外客数、
半導体製造装置販売高、中国はごまかしの効かない貿易収支とかではなく、
GDPを始めサジ加減放題な中国の経済統計、欧州は新車販売台数、
ユーロ圏貿易収支、英&ユーロ圏消費者物価改定値、
米国は今夜の鉱工業生産と住宅市場指数、
明晩の米貿易収支、ベージュブックといったところです。
新興市場については、本日も局地的な賑わいがありますが、
本日のJQは上昇したものの薄商い、マザは昨日が商い減少での反発、
本日はさらに商い減少での続落なので、
少なくとも足元の上昇局面では商いが減少、下落局面は商いが増加、
という売りゴリモードが終わったとは言えないので、
海の向こうや国内の主力大型株のリスクオン・オフ動向云々よりも、
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