こんばんはです。
相変わらず国内外の低調なマクロ指標の発表が続いている一方で、
株式市場では米欧株は薄商いながら堅調、
ブレグジット騒動の続いている英株も薄商いながら堅調、
中国株は大商いでの堅調、日本株も薄商いと出遅れ感が否めないながら、
なんとか踏ん張りを見せております。
ちなみに昨夜発表された米3月ISM非製造業景況指数は、
回復した2月からさらに伸びていれば、
言っても米GDPの7割が消費だけに、安心感にも繋がったのですが、
残念ながら前月比で鈍化しただけでなく1年半ぶりの低水準となり、
ISM製造業と同様、昨年夏のピークからの鈍化基調が継続中です。
同じく昨夜発表されたADP雇用リポートも1年半ぶりの低い伸びであり、
もはや雇用者数の増減よりも賃金と失業率が重要ではありますが、
それにしてもよろしくない結果でおます。
これまでに発表された他の米マクロ指標、日欧のマクロ指標についても、
低調なものばかりであり(先ほど発表された独製造業受注も)、
堅調と言うか回復していたのは先日発表された米中のPMIだけなので、
低調なマクロ指標と堅調な株式市場・・・
という風邪を引きそうな温度差を感じると共に、
株式市場が低調なマクロ指標を無視する展開が続いております。
(債券と為替市場はさほど温度差は感じないです)
ただし不況と言うほどの景気鈍化ではないので、不況下の株高とは言えず、
いわゆる市場が景気に先行していると言うべきなのかもしれないですが、
景気の先行指標であるマインド系指標の米中のPMIが堅調だったものの、
同じくマインド系指標のISMが悪かっただけに、
果たして市場が先行していると言えるのかも疑問ではあります・・・
とにかく景気鈍化の要因が昨年までの米FRB主導の金融引締め、
トランプマンが仕掛ける貿易戦争であり、
足元ではFRBだけでなくECBまでが金融引締め姿勢を鈍化させ、
日中は金融緩和姿勢を継続しており、
貿易戦争は主役の米中間での合意期待(観測)が高まっているので、
低調なマクロ指標よりも景気の先行きの回復期待ということで、
市場が先行しているとも言えますが、
いかんせん市場参加者は誰も信用してないかのような薄商いですから、
現状は市場が景気に先行しているかのように見せかけ、
大人の都合な需給要因のみだけで動いているのが現実なのでしょう。
従って金融引締めの鈍化姿勢(低金利安定・ドル高抑制)が続くと共に、
貿易戦争の合意期待(観測)だけでなく、正式な合意に至るなり、
堅調なマクロ指標が確認されるだけでなく、
来週末から本格化する米企業決算、再来週から本格化する日欧決算が、
堅調でなくとも、見通しが明らかになるまでは(10連休明け?)、
商いを伴う明確な動きとなるのは厳しいでしょうから、
現状は米欧の金融引締め鈍化と日中の金融緩和姿勢による下支え、
米中を始めとする貿易戦争の収束「期待」を口実に、
景気に先行している風(実際は需給のみ)の、
薄商いでの大人の都合な需給相場が続きそうです。
やだしマクロ・ミクロの裏付けが乏しい薄商いでの脆い相場ですから、
金利上昇・ドル高の加速に耐えられないのはもちろんのこと、
明日の雇用統計やブレグジット騒動、米中間の通商協議ネタ等で、
いつハシゴを外されてもおかしくないことだけは、
くれぐれも覚悟の上で、短期目線での波乗りをするしかないです。
腰を据えた新たな参戦については焦らず、控えておきましょう。
新興市場については、一昨日までは商いを伴った大幅下落
昨日が商いも戻しも不十分な反発となり、
本日は商いが減少、JQと2部はプラスだったものの、
マザは0.97%安だったので、国内外の小難しい状況は置いといて、
シンプルに商いを伴った上昇が継続するまでは、
局地的に賑わっている個別はともかく、
新興市場の全体感としては、慎重に構えておきましょう。
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相変わらず国内外の低調なマクロ指標の発表が続いている一方で、
株式市場では米欧株は薄商いながら堅調、
ブレグジット騒動の続いている英株も薄商いながら堅調、
中国株は大商いでの堅調、日本株も薄商いと出遅れ感が否めないながら、
なんとか踏ん張りを見せております。
ちなみに昨夜発表された米3月ISM非製造業景況指数は、
回復した2月からさらに伸びていれば、
言っても米GDPの7割が消費だけに、安心感にも繋がったのですが、
残念ながら前月比で鈍化しただけでなく1年半ぶりの低水準となり、
ISM製造業と同様、昨年夏のピークからの鈍化基調が継続中です。
同じく昨夜発表されたADP雇用リポートも1年半ぶりの低い伸びであり、
もはや雇用者数の増減よりも賃金と失業率が重要ではありますが、
それにしてもよろしくない結果でおます。
これまでに発表された他の米マクロ指標、日欧のマクロ指標についても、
低調なものばかりであり(先ほど発表された独製造業受注も)、
堅調と言うか回復していたのは先日発表された米中のPMIだけなので、
低調なマクロ指標と堅調な株式市場・・・
という風邪を引きそうな温度差を感じると共に、
株式市場が低調なマクロ指標を無視する展開が続いております。
(債券と為替市場はさほど温度差は感じないです)
ただし不況と言うほどの景気鈍化ではないので、不況下の株高とは言えず、
いわゆる市場が景気に先行していると言うべきなのかもしれないですが、
景気の先行指標であるマインド系指標の米中のPMIが堅調だったものの、
同じくマインド系指標のISMが悪かっただけに、
果たして市場が先行していると言えるのかも疑問ではあります・・・
とにかく景気鈍化の要因が昨年までの米FRB主導の金融引締め、
トランプマンが仕掛ける貿易戦争であり、
足元ではFRBだけでなくECBまでが金融引締め姿勢を鈍化させ、
日中は金融緩和姿勢を継続しており、
貿易戦争は主役の米中間での合意期待(観測)が高まっているので、
低調なマクロ指標よりも景気の先行きの回復期待ということで、
市場が先行しているとも言えますが、
いかんせん市場参加者は誰も信用してないかのような薄商いですから、
現状は市場が景気に先行しているかのように見せかけ、
大人の都合な需給要因のみだけで動いているのが現実なのでしょう。
従って金融引締めの鈍化姿勢(低金利安定・ドル高抑制)が続くと共に、
貿易戦争の合意期待(観測)だけでなく、正式な合意に至るなり、
堅調なマクロ指標が確認されるだけでなく、
来週末から本格化する米企業決算、再来週から本格化する日欧決算が、
堅調でなくとも、見通しが明らかになるまでは(10連休明け?)、
商いを伴う明確な動きとなるのは厳しいでしょうから、
現状は米欧の金融引締め鈍化と日中の金融緩和姿勢による下支え、
米中を始めとする貿易戦争の収束「期待」を口実に、
景気に先行している風(実際は需給のみ)の、
薄商いでの大人の都合な需給相場が続きそうです。
やだしマクロ・ミクロの裏付けが乏しい薄商いでの脆い相場ですから、
金利上昇・ドル高の加速に耐えられないのはもちろんのこと、
明日の雇用統計やブレグジット騒動、米中間の通商協議ネタ等で、
いつハシゴを外されてもおかしくないことだけは、
くれぐれも覚悟の上で、短期目線での波乗りをするしかないです。
腰を据えた新たな参戦については焦らず、控えておきましょう。
新興市場については、一昨日までは商いを伴った大幅下落
昨日が商いも戻しも不十分な反発となり、
本日は商いが減少、JQと2部はプラスだったものの、
マザは0.97%安だったので、国内外の小難しい状況は置いといて、
シンプルに商いを伴った上昇が継続するまでは、
局地的に賑わっている個別はともかく、
新興市場の全体感としては、慎重に構えておきましょう。
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