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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
数々の疑問はあれど・・・
こんばんはです。

米中通商協議の合意期待ということですが、ほんまに合意することで、
景気の重石となっている貿易戦争が収束するのであれば、
景気の回復期待へと繋がり、ハードデータ系のマクロ指標は、
足元で鈍化していようとも、過去の数字に過ぎないと言われ、
米中合意後のハードデータ系のマクロ指標の結果を確認するまでは、
景気の先行指標でもあるマインド系指標が重視され、
結果的に50を超えていた先日の米中の製造業PMIが、
説得力を増すとも言えますけど・・・

同時に昨日も書きましたが、
昨年末まで強気な金融引締め姿勢だったのに、
年が明けてから足元の景気鈍化に配慮して、
ハトでもタカでもなく風見鶏の如く姿勢を鈍化させたFRBとECBは、
とんだ見当違いな景気判断をしていたということにもなりますけど・・
ついでに昨夜はIMFの女組長のシンクロおばさん(ラガルド専務理事)が、
景気の勢いがさらに失ってまっせと言っているので、
先進国の中央銀行とIMFの景気判断が見当違いって・・・
こんな人達に任せてほんまに大丈夫なのでしょうか(笑)
そういう意味では、トランプマンの判断が正しいとも言えますが(笑)

とにかく足元の景気(マクロ指標)が鈍化した要因は、
貿易戦争と昨年までの米金融引締めですから(英欧も)、
現状はFRBとECBの景気判断が誤っていようとも、
景気と市場にやさしい金融引締めの鈍化姿勢に転じているのは事実であり、
日中は変わらず金融緩和姿勢を続けているので、
貿易戦争が収束するのであれば、景気の2大鈍化要因が消えると言えます。

しつこいようですが、ほんまに貿易戦争は収束するのでしょうか・・・
そもそも日米通商協議は来週以降みたいですからね・・・
(米財務省の為替報告書も中旬に発表)

もし収束したとしても、前日の米小売売上高、昨夜の米耐久財受注、
米新車販売等の足元で鈍化している米ハードデータ系指標、
日欧の鈍化しているマクロ指標全般
というこれまでの低調な国内外のマクロ指標を見ると、
もはや手遅れのような気がしなくもないのですが、
見当違いな景気判断であろうと結果的に米欧の金融引締め姿勢が、
景気と市場にやさしい鈍化姿勢へと転じているので、
手遅れやなくて一時的やで、大丈夫やで、ということなのか・・・

市場の動きとしても、昨夜の海の向こうは、
債券市場では、米・南欧金利低下(債券高)、
英欧金利小幅上昇(債券小幅安)となりましたが、
米金利は長期金利を巻き込む逆イールドは解消したものの、
30年>10年>6月>1月>3月>1年>7年>2年>5年>3年
という昨年から続く一部の逆イールドは継続しておりますが、
為替市場は期限延長期待によるハードブレグジット懸念緩和なのか、
ドル高ながらポンド最強高(円安)となり、
適温とは言えないものの冷や熱状態だったせいか、
薄商いながら米株はマチマチ、英欧株は続伸、VIX横ばい、
原油は堅調、銅は続落(その他商品は堅調)、金は反発
というチグハグな動きと言える昨夜だったのですが・・・

本日の日本時間に入ってからは、米中通商協議の合意期待を口実に、
金利は上昇したものの、ポンド高ドル安(円最弱安)となったことで、
米株先物は堅調に推移し、原油・商品の堅調も継続(仮想通貨も)、
通商協議の主役である中国は、相変わらずの大商いでの上海株高となり、
本日の日本株もベタに船や非鉄、中国関連株が買われ、
昨日とほぼ同水準の商いを伴っての上昇で終えており、
日経平均先物は終値ベースで年初来高値更新、トピも間近に迫っており、も
ユニクロの嵩上げ分を差し引いても、素直に堅調であり、
商いはともかく、動きは貿易戦争の収束期待のようでおました
(新興市場は商いも戻しも不十分ですけどね)
18時現在も先物を始め日中の動きが継続しております。

以上の通り、足元の景気や貿易戦争動向、
米金融政策の姿勢にケチを付けたところで、
市場は緩やかな金利上昇・ドル高・株高という理想ではなく、
かといって金利安定、ドル高抑制・株高というベターな形でもないですが、
冷や熱状態での株高となっているのが現実であり、
相場格言というか「不況下の株高」というのもあるくらいですから、
数々の疑問には蓋をし、FRBやIMFではなく市場の動きが正解やでと、
アホになって乗るべきなのかもしれませんが、
乗るにしても商いを伴った上昇が継続するまで、
もしくは今夜からの米中通商協議が円満に終わるまでは、
数々の疑問には蓋をせず、冷めた目で見ておいた方がいいでしょう。

現在の不十分な商いとチグハグな動きの市場、
それを取り巻くマクロ等の現状では、今夜からの米中通商協議、
週末までに発表されるテンコ盛りのマクロ指標次第では、
(今夜はADP雇用、米ISM非製造業、米欧サービス業PMI)
悪材料に敏感に反応してもおかしくなく、
金利上昇とドル高の加速にも耐えられないでしょうから、
腰を据えて新たに参戦をする状況ではなく、休むも相場が無難ですが、
イベントリスクは覚悟の上で、アホになっての短期的な波乗りはアリです。
くれぐれも明日以降、商いを伴った下落へと転じるならば、
市場が間違っていたということで、短期での波乗りも控えておきましょう。

新興市場については、先にも述べた通り、
本日は商いも戻しも不十分な反発だったので、
国内外の状況がどうこうと言うよりも(見るに越したことはないけどね)、
シンプルに商いを伴った上昇が継続するまでは、
局地的に賑わっている個別はともかく、慎重に構えておきましょう。

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