こんばんはです。
週明けに発表される新元号ですが、デフレに苦しむ我が国だけに、
いっそのこと「安」いものが「倍」になる「安倍」で(笑)
もちろん冗談ですし、7月には参院選を控えているので、
「安」という一文字をいれるだけでも、野党、マスコミだけでなく、
官邸前で反安倍デモを繰り広げるなんでも官邸団な人達から、
自らの名前を入れるなんて独裁や!と大騒ぎになるでしょうし、
さすがに私も「安」と言う字が元号にふさわしくとも、
自らの名前を入れるのはどうかとも思いますので、
参院選に影響するような良からぬ元号にならないことを願うばかりです。
さて、新しい時代の扉が開く感じもする週明けの新元号発表を前に、
週末・月末、平成最後の期末と年度末だった本日の日本株ですが、
反発となったものの、祝賀ムードどころか、
月末も期末感もなく、むしろ場末感すら漂う薄商いで終えており、
ゴリ上げとなった上海株の方に祝賀ムードを感じるくらいです・・・
昨夜の海の向こうについても、米英株は小幅反発だったものの薄商い、
欧州株はやや商いが増加したとは言え大商いには程遠いですから、
相変わらず本気の現物買いは感じられないままです。
それを裏付けるかのように足元のマクロ指標は、
本日発表の鉱工業生産指数は「市場予想」を上回ってましたが、
国内外共に鈍化が顕在化しており、回復を示すマクロ指標は乏しく、
来週には月初恒例の米マクロ指標特盛ウィークを控え、
企業業績についても発表が本格化するのは、米国が4月上旬から、
日欧は4月中旬以降ですから、それまでは業績の確認は出来ず、
(週明けの日銀短観は目安の一つになりますけどね)
かと言って景気鈍化の要因でもある貿易戦争は、
主役の米中が本日と明日、さらに4月3日から通商協議を行い、
現時点では結論が出てない状況、
さらに政治面ではコント・ブレグジットが続いており、
セル・イン・メイ首相ならぬ去る・イン・メイの様相であり、
カリアゲリスクもプチ再燃中、エルドアンの火に油リターンズ、
我が国では参院選を控えているので、
緩和姿勢に転じた米・欧・中、一部の新興国の金融政策、
緩和無間地獄の我が国の金融政策は、
足元のマクロ環境と業績、地政学リスク等に配慮したものと言うしかなく、
米国の逆ールド現象についても、金融政策や需給だけが要因ではなく、
こういった状況を反映していると言えます。
ただし市場では、意外と景気も業績も悪くないのでは・・・
すでに織り込んでいるのでは・・・
それらの要因である貿易戦争は、どうせ収束するやろ・・・
米・欧・日・中のハト姿勢の金融政策は市場と景気にやさしいがな・・
だけに逆イールドに過剰反応せんでもええやろ・・・
そもそも金利低下は株やリスク資産に追い風やがな・・・
というポジティブな意見が多いのも事実なのですが、
腹の底ではこれらの意見を誰も信用してないような薄商いが続いており、
需給要因のみでの先物主導のサジ加減相場となっております。
一応、昨夜からリスク回避色の強かった債券買い(金利低下)が、
ほんまに止まったのかは怪しいながらも止まっているというか、
債券安(金利上昇)に転じているので、
リスク回避ムードが和らいだとも言えますが、
金利上昇は株やリスク資産、景気には重石となり、
ドル高は米国にとっては重石となりますので、
ましてや足元のマクロ指標が鈍化傾向のままで、
さらに債券安(金利上昇)、ドル高が進むようだと、
昨日も触れた通り、足元の投機筋のポジションからも、
昨年2月のような金利上昇→ドル高からのVIXショックリターンズ、
となってもおかしくない需給環境ではあります。
だけに債券安(金利上昇)が加速するのではなく、
金利低下が止まって安定し、ドル高も落ち着くことが適温と言えるので、
現在の債券安(金利上昇)、ドル高、株高は、貿易戦争が収束するか、
マクロ環境や業績が堅調という裏付けがない限り、
いずれ悲鳴を上げることになり、最悪は昨年2月のような事態を招きます。
以上の通り、本日の反発については、せめて商いを伴っているならば、
これらの裏付けを市場が本気で見込んでいると言えるのですが、
国内外共に薄商いということからも、アテにならんと見ておきましょう。
本日は週末なので、これにて失礼します。
来週の見通しについては、今夜の海の向こうを見極めた上で、
改めて週末の記事で書きます。
良い週末をお過ごしください。
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週明けに発表される新元号ですが、デフレに苦しむ我が国だけに、
いっそのこと「安」いものが「倍」になる「安倍」で(笑)
もちろん冗談ですし、7月には参院選を控えているので、
「安」という一文字をいれるだけでも、野党、マスコミだけでなく、
官邸前で反安倍デモを繰り広げるなんでも官邸団な人達から、
自らの名前を入れるなんて独裁や!と大騒ぎになるでしょうし、
さすがに私も「安」と言う字が元号にふさわしくとも、
自らの名前を入れるのはどうかとも思いますので、
参院選に影響するような良からぬ元号にならないことを願うばかりです。
さて、新しい時代の扉が開く感じもする週明けの新元号発表を前に、
週末・月末、平成最後の期末と年度末だった本日の日本株ですが、
反発となったものの、祝賀ムードどころか、
月末も期末感もなく、むしろ場末感すら漂う薄商いで終えており、
ゴリ上げとなった上海株の方に祝賀ムードを感じるくらいです・・・
昨夜の海の向こうについても、米英株は小幅反発だったものの薄商い、
欧州株はやや商いが増加したとは言え大商いには程遠いですから、
相変わらず本気の現物買いは感じられないままです。
それを裏付けるかのように足元のマクロ指標は、
本日発表の鉱工業生産指数は「市場予想」を上回ってましたが、
国内外共に鈍化が顕在化しており、回復を示すマクロ指標は乏しく、
来週には月初恒例の米マクロ指標特盛ウィークを控え、
企業業績についても発表が本格化するのは、米国が4月上旬から、
日欧は4月中旬以降ですから、それまでは業績の確認は出来ず、
(週明けの日銀短観は目安の一つになりますけどね)
かと言って景気鈍化の要因でもある貿易戦争は、
主役の米中が本日と明日、さらに4月3日から通商協議を行い、
現時点では結論が出てない状況、
さらに政治面ではコント・ブレグジットが続いており、
セル・イン・メイ首相ならぬ去る・イン・メイの様相であり、
カリアゲリスクもプチ再燃中、エルドアンの火に油リターンズ、
我が国では参院選を控えているので、
緩和姿勢に転じた米・欧・中、一部の新興国の金融政策、
緩和無間地獄の我が国の金融政策は、
足元のマクロ環境と業績、地政学リスク等に配慮したものと言うしかなく、
米国の逆ールド現象についても、金融政策や需給だけが要因ではなく、
こういった状況を反映していると言えます。
ただし市場では、意外と景気も業績も悪くないのでは・・・
すでに織り込んでいるのでは・・・
それらの要因である貿易戦争は、どうせ収束するやろ・・・
米・欧・日・中のハト姿勢の金融政策は市場と景気にやさしいがな・・
だけに逆イールドに過剰反応せんでもええやろ・・・
そもそも金利低下は株やリスク資産に追い風やがな・・・
というポジティブな意見が多いのも事実なのですが、
腹の底ではこれらの意見を誰も信用してないような薄商いが続いており、
需給要因のみでの先物主導のサジ加減相場となっております。
一応、昨夜からリスク回避色の強かった債券買い(金利低下)が、
ほんまに止まったのかは怪しいながらも止まっているというか、
債券安(金利上昇)に転じているので、
リスク回避ムードが和らいだとも言えますが、
金利上昇は株やリスク資産、景気には重石となり、
ドル高は米国にとっては重石となりますので、
ましてや足元のマクロ指標が鈍化傾向のままで、
さらに債券安(金利上昇)、ドル高が進むようだと、
昨日も触れた通り、足元の投機筋のポジションからも、
昨年2月のような金利上昇→ドル高からのVIXショックリターンズ、
となってもおかしくない需給環境ではあります。
だけに債券安(金利上昇)が加速するのではなく、
金利低下が止まって安定し、ドル高も落ち着くことが適温と言えるので、
現在の債券安(金利上昇)、ドル高、株高は、貿易戦争が収束するか、
マクロ環境や業績が堅調という裏付けがない限り、
いずれ悲鳴を上げることになり、最悪は昨年2月のような事態を招きます。
以上の通り、本日の反発については、せめて商いを伴っているならば、
これらの裏付けを市場が本気で見込んでいると言えるのですが、
国内外共に薄商いということからも、アテにならんと見ておきましょう。
本日は週末なので、これにて失礼します。
来週の見通しについては、今夜の海の向こうを見極めた上で、
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