fc2ブログ
不沈艦日記
マーケット展望などなど。
緊張感に欠けるリスクオフの動き
こんばんはです。

本日からの米中通商協議を前に、昨夜は米貿易収支が発表され、
中身はともかく、ついに数字として貿易赤字が減少していたので、
トランプマンとしては、ワシの仕掛けた貿易戦争の成果やがな!
とのドヤ顔と共に、通商協議で譲歩する口実(大義名分)が出来た?
と言えなくもないので、密かに米中通商協議には期待できるかも・・・

しかしながら現在の市場においては、期待は感じられず、
かといって動きはリスクオフながら緊張感はイマイチであり、
様子を窺っている感が強いと言えます。

具体的に市場の動きを見てみると、
本日の我が国を含め世界的な債券買い(金利低下)が止まらないものの、
国内外共に株式市場は薄商いなので(中国も商い減少)、
債券買い・株売りと言うよりも債券買い・株買いまへん的な動きでおます。

それにしても米国の債券買いと共に、
買えばマイナス金利で損を喰らう日欧の債券すらも買われているので、
果たしてベタなリスク回避での債券買い(株売り)と言えるのか・・・

確かに足元では世界的にマクロ指標での景気の鈍化が顕在化しており、
その原因の一つでもある貿易戦争は収束しておらず、
これらを警戒してなのか日・米・欧・中・一部の新興国の金融政策は、
ハト姿勢に転じており、それらを反映するように、
米国では逆イールドも発生しているので、
債券買いが続いてもおかしくはないのですが、市場全体で見れば、
株式市場の薄商い、ドルは堅調、金もゴリゴリ堅調という程ではなく、
HY債、CDSといった炭鉱のカナリア軍団も緊張感は無く、
止まらない債券買いを含む動きだけがリスクオフと言った感じです。

まぁとにかく、米国を始め世界的に債券が旺盛に買われ、
ドルも旺盛とは言わないまでも買われ、
株を売っていると言うより買う人が減っている(原油等の商品も)、
という状況なので、旺盛な債券買い(金利低下)が止まって安定し、
ドル高も落ち着かないことには、適温相場とは言えないですからね。

もしかすると、旺盛な債券買い(金利低下)が止まるだけでなく、
一気に巻き戻しの債券売りと共に金利が急騰する事態となり、
さらにドル高も加速する高温状態となることで、
昨年2月の様に株やリスク資産が悲鳴を上げ、
ショートが鬼盛り状態のVIXの巻き戻しと共に、
ついに商いを伴ったゴリゴリスクオフにならないのか?
という良からぬシナリオも見え隠れはしますけど・・・

現状は金利低下バンザーイ!適温相場やで!とは言えず、
緊張感は無くとも動きだけは、リスクオフでの、
債券買い・株売り(リスク資産売り)と見ておくべきであり、
目先のイベントを含む国内外の状況としても、本日からの米中通商協議、
ブレグジットプロレスを始め、昨日に書いた通りの状況なので、
逆イールドが解消されるまでとは言いませんが、
旺盛な債券買い(金利低下)が止まって安定し、ドル高も落ち着き
株式市場がせめて先週末水準くらいの商いを伴った反発が続くまでは、
腰を据えての新たな参戦は控え、気の短い取引に留めておきましょう。
但し明日の週末については月末・期末・年度末、
週明けは新年度入りなので、商いが膨らむ可能性はありますが、
その分は差し引いて見ると言うか惑わされず、
何やったら来週火曜まで見極めるくらいの姿勢でもいいでしょう。

新興市場についても国内外と同様、
本日は反落したものの商いは減少という緊張感に欠ける動きなので、
シンプルに商いの伴った下落となるまでは勝負姿勢でもいのですが、
こういう状況が続いているのは、国内外がゴリゴリのリスクオフでなく、
緊張感に欠ける「動き」だけのリスクオフだからこそであり、
国内外がゴリゴリのリスクオフとなれば、
新興市場が過度に売られることは承知の上で立ち回りましょう。
先にも述べた通り、国内外は怪しい状況に変わりないので、
賑わっている個別銘柄以外は、慎重に構えておくのが無難ですけどね。

お手数ですが下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングに参加しております。


スポンサーサイト




コメント

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © 2021 不沈艦日記. all rights reserved.