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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
コツンでもなくズンドコな週末
こんばんはです。

本日は季節外れの冷やし中華始めましたのような上海株に対抗して、
冷やしそうめん始めましたのような下げっぷりを見せる日本株・・・

売買代金が今年最高の2.92兆円にまで膨らみ、
空売り比率も過去2番目の高水準となったので、
もしかしてコツン?2月SQのようになる?と言いたくもなりますが、
本日はMSQなので空売り比率は歪みがちであり(規制無しの膨らみも)、
そもそも売り圧力が強いだけとも言えますし、
売買代金もSQ分を差し引けば、商いは地味に増えた程度ですから、
セリクラ感やコツン感はなく、地味に商いを伴った大幅な安値引けです。

それにしても直近ゴリラだった上海株のキンキンの冷やし中華はともかく、
米英欧よりも男前に下げる日本株を見ると、
世界の景気びんびん(敏感)株だから仕方ないとか、
本日は中国ネタも加わったから仕方ないとは素直に受け入れられず、
国内独自の悪材料があるんじゃないのかと言いたくもなります。

昨日も書きましたが、本日発表の我が国の10-12月期GDP改定値は、
事前観測通りに上方修正され(年率1.9%増)、
2期連続のマイナス成長は回避されましたが、
2月景気ウォッチャー調査は現状判断DIが改善したとは言え50割れ、
先行き判断DIは2カ月連続の低下(48.9)となり、
昨日の1月景気動向指数に続き、景気は「気」からのマインド指標が、
低調続きであり、内閣府も景気後退の可能性と言っているのに、
増税派のコスプレおじさん(麻生)や茂木のおっさん(経財相)は、
マインドや役人の言うことは知らんがなとばかりに、
GDPを始め終わった期のハードデータ系指標の結果を持ち出して、
景気の緩やかな回復を確認」とか「戦後最長の景気回復」と言って、
なんとしてでも消費税増税に踏み切ろうとしているのはねぇ・・・
ただでさえ統計不正問題も炎上しているのに・・・

消費税対策&景気対策を打つから大丈夫やと言ってますけど、
消費税増税と消費税対策を止めて、景気対策だけでええのに・・・

そんな感じで国内独自の懸念材料があるからこそ、
中国に負けじと下げとるんじゃないのかと言いたくもなりますが、
市場の主役ネタは海の向こうであり、昨夜からネタが盛り沢山だったので、
足元で続いていた悪材料探しモードが加速しただけとも言えます。

昨夜はドラギナイトが開催され、騒ぎは一時的かなと思っていたのですが、
手の平返しな緩和策(TLTRO第三弾)、年内の利上げ見送りは、
市場にやさしい政策だとポジティブに受け止められず、
欧州景気と物価見通しの引き下げに対して、
ドラギナイトだけにSEKAI NO OWARIならぬ、
欧州 NO OWARIとばかりに、
手の平返しせざるを得なかったとネガティブに受け止められ、
まさに悪材料探しモードな反応と言えます。
(我らが日銀と同様、単に効果なしと見られている説もw)

それによる欧州金利低下(債券買い)と共にユーロ安・ドル高が進み、
いつものようにユーロ安バンザーイでの欧州株高とはならず、
それなりに商いを増加させての欧州株安となったことで、
緩和策期待での債券買い(金利低下)だけでなく、
リスク回避での安全資産としての債券買いも加速したと言えます。

米国市場についても、欧州金利低下と共に米金利も低下(米債券買い)、
となったもののユーロ安でドル高が加速してしまい、
米金利低下安定・ドル高抑制という適温状態ではなく冷や熱となり、
そもそもの貿易戦争リスクが燻ったままなので、
米株は適温相場でもなく御都合解釈モードにもならず、
商いをやや増加させての続落となったことで(VIX上昇)、
米債券も欧州と同様、安全資産としての債券買いも加速したと言えます。
同じく安全資産の金が横ばいに留まり、原油や商品が踏ん張っていたのは、
多少なりともポジティブではありますけどね。
(現在は原油安、金の上昇となってますけど)

そして本日の我が国ですが、先に述べた国内の良からぬ状況はともかく、
昨夜の海の向こうの債券買い・株売りのリスクオフ風味な動きにより、
為替市場もドル高ながら円最強高という定番のリスクオフな動きとなり、
日本株も軟調に推移しておりましたが、
冷やし中華始めました(上海株安)も加わったことで、
日経平均は今年2番目の下げ幅となる大幅続落で終えております。

いかんせん冷やし中華のきっかけとなった?(ただのバイクラ説もw)
本日発表された中国の2月貿易収支ですが、
輸出入ともに随分と低調な結果となっております。

全人代が開幕中なので、メンツの為にも堅調な結果にお手盛りは出来ず、
というか相手国の数字ありきのお手盛りが難しいマクロ指標なので、
欧州景気と共に中国景気もリアルに悪いのかとも思えますし、
全人代での景気対策や減税で回復できるのか?手遅れじゃないのか?
と心配にもなる一方で・・・

中国と通商協議を行っているトランプマンとしては、
やっと成果が出たと喜ぶと共に通商協議も手打ちするかも?
という期待も無きにしも非ずですが、
トランプマンはベタな政治家らしく、中国を痛めつける目的ならば、
満足するのでしょうけど、言っても根っこは商売人だからこそ、
貿易赤字や経常赤字が許せないのでしょうから、
米国の貿易赤字が解消されるまでは、トランプマンの姿勢は変わらず、
ましてや中国の輸出入が落ち込んだにも関わらず、
米貿易赤字が減少しなければ、次の矛先を日欧を含む他国へと向け、
新たな貿易戦争リスクが拡大・長期化してもおかしくないです・・・

以上の通り、ドラギナイトをきっかけにユーロ安が加速したことで、
金利低下ながらドル高(円最強高)という適温ではなく冷や熱となり、
さらにドラギナイトでの欧州景気見通しや中国貿易収支等をきっかけに、
足元で続いていた悪材料探しが加速し、
そもそもの貿易戦争リスクも燻ったままなので、
市場にやさしい米金融引締めの鈍化姿勢、欧州の金融緩和姿勢転換、
中国の減税を含む景気対策は(日本の金融緩和と景気対策も?)
まさに好材料シカトモードが続いているので、
今夜の雇用統計を含む今後発表されるマクロ指標が堅調だったとしても、
足元の需給環境はガスが抜けている状況と言えども、
2月のSQ時のように一気に戻るのかどうかは怪しいですし、
少なくとも今夜と週明けの動きを見極めるしかないです。

ということで来週の見通しは、
今夜の動きを見極めた上で、改めて週末の記事で書きます。

良い週末をお過ごしください。

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