こんばんはです。
固唾を呑んで?見守っていた世界の2大経済大国である米中の通商協議が、
両国の閣僚が会見するとか、大統領報道官が会見するのではなく、
「追加関税の期限は延長したるわ」
というトランプマンのサジ加減ツイートでの報告ですから、
時代の進化がマッハ過ぎて取り残されそうです(笑)
そんなある意味では画期的な貿易戦争の進展によって、
当事国である中国の上海株は、ただでさえ足元でゴリラ商いだったのに、
本日はさらなるキングコング商いと共に15年8月以来の上昇率・・・
あまりにもカロリーの高い動きなので消化しきれないのですが、
いくら米中通商協議の進展に加え、何やらガキデカ(習近平)が、
金融市場に対して介入・・・失礼、テコ入れを示唆したとか、
今週末から政商会議、来週には全人代を控えての政策期待はあれど、
さすがに今度こそバイクラじゃないのか?
とさえ思わせる狂い上げを演じている上海株・・・
御存知の通り、上海市場は完全に自由化されてない別世界でもあるので、
もう一方の当事国である米国が、足元の薄商いに終止符を打ち、
今夜から商いを伴う米株高となるのであれば、
(良い意味での金利上昇は足元のマクロ指標の改善次第でしょうけどね)
中国の狂い上げも納得というか正当化されるとも言えます(笑)
今のところ米株先物は堅調、米金利もやや上昇しておりますが、
ドル安は継続、原油は軟調、欧州株はチョイ上げという動きなので、
米国は蓋を開けてみないことにはわからないですし、
我が国も本日は上昇して終えているものの、
トランプツイートも中国の狂い上げも米株先物の堅調ぶりも関係なく、
相変わらずの薄商いですから、我が国も蓋を開けてみないと・・・
ただし何はともあれ、現時点では米中通商協議が進展したのは事実であり、
景気に影響する貿易戦争の収束期待がさらに高まっており、
貿易戦争と共に景気と市場の重石となっていた米主導の金融引締めも、
足元では景気にやさしい鈍化姿勢が継続していることで、
市場では低金利で安定する適温状態となっているので、
足元のマクロ・ミクロの鈍化に対しては、一時的だったとか、
織り込み済み、出尽くしという御都合解釈モードの構図(ロジック)が、
さらに強くなって継続しております。
さらに足元では株高が続いているので、テクニカル面での過熱感とか、
薄商いでの心許ない株高が続いているとの警戒感もありますが、
そのせいで日経Wインバースの鬼の積み上がり、
信用売り残等も積み上がっていたりする一方で、
裁定買い残、信用買い残、外国人売りのガスはかなり抜けており、
シカゴ投機筋の為替、債券、原油のポジも同様なので、
需給的には過熱感とは程遠く、適温相場のリスクオンとなる余地が大きく、
もし米中通商協議が以前にもトランプマンが呟いていた通り、
すでに発動済みの対中関税すらも撤廃する歩み寄りでの決着となれば、
下手をすれば米金利&ドルの緩やかな上昇と共に米株高(株買い)、
という健全なリスクオンになってもおかしくない需給環境ではあります。
恐らく健全なリスクオンとなるのは、
鈍化が顕在化していたマクロ指標と企業業績の回復か確認され、
貿易戦争と金融引締めの影響はほんまに一時的に過ぎなかった、
ということになるまでは難しいでしょうから、
それまでは貿易戦争の収束期待の高まりと共に、
金融引締めの鈍化姿勢も継続しないことには、
適温相場でのリスクオンも続かないと言えます。
当然ながら現状のまま貿易戦争と金融引締めが再燃すれば、
適温ではなく単に債券がゴリゴリ買われ(金利低下)、
株・原油・リスク資産が売られる冷温相場(リスクオフ)となります。
ひとまず現状は貿易戦争の収束期待は高まっているので、
昨日の記事でも書いた通り、騒がしい明日と明後日を経て、
貿易戦争と金融引締めが再燃しなければ、目先の多少の一服はあれど、
適温相場でのリスクオン基調自体は継続するでしょう。
こういった小難しい背景は置いといて、超シンプルに判断するならば、
商いの伴った株安が継続するまでは基調が崩れてないと見ておきましょう。
ちなみにやや不気味なもの(イベント・リスク)としては、
明日と明後日が佳境のブレグジット騒動、
債務上限引き上げ騒動が続く米国とギリシャ・伊・仏も含む財政騒動、
これら財政色の強い悪い意味での金利上昇、
トランプマンに嫌われた説のあるライトハイザーUSTR代表が、
米中通商協議に関する議会証言で逆切れして余計なことを言わないか?
トランプマンにトカゲの尻尾切りをされた上に、
終身刑まで喰らいそうな元側近の公聴会をきっかけに、
トランプマンが窮地に立たされるリスクといったところですが、
これらリスクは予想も出来ないだけに、
事が起きてから対処するしかないというのが現実ですけどね・・・
新興市場についても変わりまへんけど、
本日もアンジェスの商いを除いても全体として商いが膨らんでいるので、
これまたシンプルに商いの伴った株安が継続するまでは、
勝負姿勢で挑めばいいのですが、くれぐれも国内外がリスクオフ、
急速な金利上昇となれば、リスク資産の最たるものとして、
新興市場が過度に売られるというリスクだけは覚悟しておきましょう。
一応、今週は国内外共に明日と明後日が騒がしいのでね。
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固唾を呑んで?見守っていた世界の2大経済大国である米中の通商協議が、
両国の閣僚が会見するとか、大統領報道官が会見するのではなく、
「追加関税の期限は延長したるわ」
というトランプマンのサジ加減ツイートでの報告ですから、
時代の進化がマッハ過ぎて取り残されそうです(笑)
そんなある意味では画期的な貿易戦争の進展によって、
当事国である中国の上海株は、ただでさえ足元でゴリラ商いだったのに、
本日はさらなるキングコング商いと共に15年8月以来の上昇率・・・
あまりにもカロリーの高い動きなので消化しきれないのですが、
いくら米中通商協議の進展に加え、何やらガキデカ(習近平)が、
金融市場に対して介入・・・失礼、テコ入れを示唆したとか、
今週末から政商会議、来週には全人代を控えての政策期待はあれど、
さすがに今度こそバイクラじゃないのか?
とさえ思わせる狂い上げを演じている上海株・・・
御存知の通り、上海市場は完全に自由化されてない別世界でもあるので、
もう一方の当事国である米国が、足元の薄商いに終止符を打ち、
今夜から商いを伴う米株高となるのであれば、
(良い意味での金利上昇は足元のマクロ指標の改善次第でしょうけどね)
中国の狂い上げも納得というか正当化されるとも言えます(笑)
今のところ米株先物は堅調、米金利もやや上昇しておりますが、
ドル安は継続、原油は軟調、欧州株はチョイ上げという動きなので、
米国は蓋を開けてみないことにはわからないですし、
我が国も本日は上昇して終えているものの、
トランプツイートも中国の狂い上げも米株先物の堅調ぶりも関係なく、
相変わらずの薄商いですから、我が国も蓋を開けてみないと・・・
ただし何はともあれ、現時点では米中通商協議が進展したのは事実であり、
景気に影響する貿易戦争の収束期待がさらに高まっており、
貿易戦争と共に景気と市場の重石となっていた米主導の金融引締めも、
足元では景気にやさしい鈍化姿勢が継続していることで、
市場では低金利で安定する適温状態となっているので、
足元のマクロ・ミクロの鈍化に対しては、一時的だったとか、
織り込み済み、出尽くしという御都合解釈モードの構図(ロジック)が、
さらに強くなって継続しております。
さらに足元では株高が続いているので、テクニカル面での過熱感とか、
薄商いでの心許ない株高が続いているとの警戒感もありますが、
そのせいで日経Wインバースの鬼の積み上がり、
信用売り残等も積み上がっていたりする一方で、
裁定買い残、信用買い残、外国人売りのガスはかなり抜けており、
シカゴ投機筋の為替、債券、原油のポジも同様なので、
需給的には過熱感とは程遠く、適温相場のリスクオンとなる余地が大きく、
もし米中通商協議が以前にもトランプマンが呟いていた通り、
すでに発動済みの対中関税すらも撤廃する歩み寄りでの決着となれば、
下手をすれば米金利&ドルの緩やかな上昇と共に米株高(株買い)、
という健全なリスクオンになってもおかしくない需給環境ではあります。
恐らく健全なリスクオンとなるのは、
鈍化が顕在化していたマクロ指標と企業業績の回復か確認され、
貿易戦争と金融引締めの影響はほんまに一時的に過ぎなかった、
ということになるまでは難しいでしょうから、
それまでは貿易戦争の収束期待の高まりと共に、
金融引締めの鈍化姿勢も継続しないことには、
適温相場でのリスクオンも続かないと言えます。
当然ながら現状のまま貿易戦争と金融引締めが再燃すれば、
適温ではなく単に債券がゴリゴリ買われ(金利低下)、
株・原油・リスク資産が売られる冷温相場(リスクオフ)となります。
ひとまず現状は貿易戦争の収束期待は高まっているので、
昨日の記事でも書いた通り、騒がしい明日と明後日を経て、
貿易戦争と金融引締めが再燃しなければ、目先の多少の一服はあれど、
適温相場でのリスクオン基調自体は継続するでしょう。
こういった小難しい背景は置いといて、超シンプルに判断するならば、
商いの伴った株安が継続するまでは基調が崩れてないと見ておきましょう。
ちなみにやや不気味なもの(イベント・リスク)としては、
明日と明後日が佳境のブレグジット騒動、
債務上限引き上げ騒動が続く米国とギリシャ・伊・仏も含む財政騒動、
これら財政色の強い悪い意味での金利上昇、
トランプマンに嫌われた説のあるライトハイザーUSTR代表が、
米中通商協議に関する議会証言で逆切れして余計なことを言わないか?
トランプマンにトカゲの尻尾切りをされた上に、
終身刑まで喰らいそうな元側近の公聴会をきっかけに、
トランプマンが窮地に立たされるリスクといったところですが、
これらリスクは予想も出来ないだけに、
事が起きてから対処するしかないというのが現実ですけどね・・・
新興市場についても変わりまへんけど、
本日もアンジェスの商いを除いても全体として商いが膨らんでいるので、
これまたシンプルに商いの伴った株安が継続するまでは、
勝負姿勢で挑めばいいのですが、くれぐれも国内外がリスクオフ、
急速な金利上昇となれば、リスク資産の最たるものとして、
新興市場が過度に売られるというリスクだけは覚悟しておきましょう。
一応、今週は国内外共に明日と明後日が騒がしいのでね。
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