FC2ブログ
不沈艦日記
マーケット展望などなど。
懐疑の中での適温&御都合解釈
こんばんはです。

本日はトランプ民主主義人民共和国が屁こいて休んでいる(休場)上に、
週初だったので、薄商いは止む無しとも言えますが、
我らが日本株は新興市場も含め大幅高で終えております。

場中には米株先物、原油も先週末終値から崩れずに踏ん張って推移し、
チャイナは大幅高&相変わらずのゴリラ商い、
債券(金利)も落ち着いており、為替市場もドル安ながら円最弱安なので、
市場の動きだけを見れば適温相場でのリスクオンの動きと言えます。

なにやら市場では先週のドイヒーな小売売上高は大丈夫なのか?
こんなに上げる理由は?との懐疑的な見方も多く、
まさに懐疑の中で育つ株高のようですが・・・
景気の先行きに影響する貿易戦争の収束期待が高まり、
景気の重石になる米主導の金融引締めが鈍化すれば(金利低下の適温)、
景気の先行き懸念や重石懸念が和らぐので、
米小売売上高を含むマクロ指標と業績の「足元」の悪材料に対しては、
一時的、織り込み済み、出尽くし、という御都合解釈となり、
政治リスクについても同様の御都合解釈となり、
足元のガスの抜けた需給環境とも相まって、
適温相場でのリスクオンの動きになるという構図が続いております。

従って、米中通商協議が決裂したから貿易戦争の再燃や!
にもかかわらず、米金融引締めの鈍化姿勢は止めや!引締めや!
というWパンチとなれば、足元のマクロ指標や業績が良かろうとも、
景気の先行き懸念と重石懸念が勝ります(米トリプル安も有り得る)。

米金融引締めの鈍化姿勢は維持したまま貿易戦争だけが再燃した場合は、
マクロ指標と業績の「足元」の悪材料に対しては、
御都合解釈とはならず素直に悪材料視されることになり、
金利低下(債券買い)に対しても適温相場とは言われず、
安全資産としての債券買いというベタなリスクオフとなってしまいます。

逆に貿易戦争の収束期待が高まる一方で金融引締めが再燃した場合は、
マクロ指標と業績の「足元」の悪材料に対しては、
金融引締めには耐えられないと素直に悪材料視され、
マクロ指標と業績の「足元」の好材料に対しては、
金融引締めにも耐えられることが裏付けられた、
という御都合解釈になる可能性が高いです。

そして何気に怖いというかリアルにヤバイ構図は、、
今後もドイヒーなマクロ指標と業績の鈍化が継続・頻出することで、
貿易戦争や金融引締めの影響は一時的やなくて、
もはや手遅れやった・・・という解釈になってしまうと、
リアルな景気後退のリスクオフモードとなってしまうので、
貿易戦争の終結を急ぐのはもちろんのこと、
金融引締めの鈍化姿勢継続だけでは済まず、
利下げ等の更なる金融引締めの鈍化姿勢が必要に迫られ(催促相場)、
へたをすれば財政出動を催促する声も高まり、
景気も株価も回復には時間を要する(長引く)ことになります・・・

以上の通りなので、ネガティブな構図になるとしても、
Wパンチとかリアルリスクオフの構図よりも、
米金融政策と貿易戦争いずれか一方が崩れる構図の方が、
可能性としては高いでしょうし、
現状としては貿易戦争の主役である米中の通商協議が、
具体的なものは何一つ出てないものの、今週も協議が継続され、
ガキ大将(トランプマン)とガキデカ(習近平)の首脳会談にて、
最終的な判断を下す予定ということからも、
貿易戦争の収束期待は高まっている状況なので、
最初に書いた御都合解釈な適温相場の構図が続く可能性が最も高いです。
あくまで目先ですけどね。

ということで明日については、
現在の御都合解釈な適温相場の構図が続いている限り、
もしくはこういった小難しい背景(構図)を見るのが面倒ならば、
シンプルに商いの伴った株安へと転じるまでは、
薄商いでの株安は押し目や一服と判断して立ち回ればいいでしょう。

新興市場については、先週まで商いの伴った株安が続いており、
本日も中小型物色と共に上昇する良い動きの割には、
週初とは言えやや商いが物足らないので、
シンプルに商いの伴った上昇が継続するまで、
せめて明日が商いの伴った上昇となるまでは、
慎重な姿勢は維持しておいた方がいいでしょう。
言っても市場の主役ネタは貿易戦争と金融政策なので、
いくら低金利の適温が新興市場やIT・ハイテクには追い風とは言え、
御都合解釈な適温相場でのリスクオンが続くとなると、
まずは主力大型株から資金が入ると見ておくくらいでいいでしょう。

お手数ですが下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングに参加しております。


スポンサーサイト




コメント

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © 2021 不沈艦日記. all rights reserved.