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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
変わらぬ構図の今週
おはようございます。

米中通商協議は最終的にトップ同士のタイマンで決着するようですが、
今週も協議が継続されることになったことが歩み寄りと判断されたのか、
貿易戦争の収束期待が高まっているような動きです。
何気に驚くのは最終合意に至れば、発動済の関税も撤廃しまっせ、
とトランプマンが言っていることです。

そんなトランプマンとガキデカ(習近平)のトップ会談については、
対中追加関税期限の3月1日まで会う予定はないと言っているものの、
やはりカリアゲと会談するためにベトナムを訪れる27-28日前後に、
中国へ電撃カチコミするのではと思うのは私だけでしょうか?

まぁとにかく、繰り返し書いている通り、
景気の先行きに影響する貿易戦争の収束期待さえ高まれば、
米金融引締めの鈍化姿勢に対しても景気と市場にやさしい適温と判断され、
マクロ・ミクロの足元の悪材料に対しては、
一時的、織り込み済み、出尽くし、という御都合解釈モードとなり、
逆に貿易戦争が再燃すれば、マクロ・ミクロの足元の悪材料に対して、
素直(敏感)に反応する都合悪解釈モードになることで、
金融引締めの鈍化姿勢に対しても適温ではなく、
単なるリスク回避な債券買い(金利低下)の冷温相場と言われます。

先週の米12月小売売上高に対する反応についても、
実際にかなりドイヒーな数字だったとは思いますが、
発表時に貿易戦争懸念が高まっていたからこその反応だったと言えます。

そして政治的な悪材料に対しても、同様のロジックが機能しており、
(大人の都合でもある需給環境次第という要素も強いですけどね)
ブレグジットや仏・伊・スペインの政治リスクも同様ですが、
トランプマンのメキシコの壁予算捻出目的の非常事態宣言、
米政府機関閉鎖を含む米つなぎ予算を巡る攻防については、
株式市場と為替市場では「一時的な」口実になることはあるものの、
財政と言う意味で直結する米債券は、ひたすらシカト状態だったので、
米つなぎ予算を巡る騒動は、格下げリスクは予想出来ないだけに、
米トリプル安が進行するようだと、ヤバイと見ておけばいいでしょう。

以上の通り、米金融政策の引締め鈍化姿勢が続いている限り、
貿易戦争次第という状況が続いております。

週末の市場の動きについても、米中通商協議の継続によって、
貿易戦争の進展期待が高まっているせいか、
低調な米マクロ指標は無視に近い御都合解釈となり、
米長期金利は小幅上昇ながら米債券(米金利)はマチマチ、
(1年>2年>6月>3年>5年の逆イールドは継続中ですけどw)
英債券は小幅安、欧州債券はマチマチ、ドル安ながら円最弱安
という適温と言える範疇の動きとなり、
米株は大幅高(VIX低下)、英欧株も堅調、日経平均先物も堅調、
原油大幅続伸、銅大幅続伸、商品高、HY債も堅調維持、
というリスク資産買いとなっております。

ただし米英欧株式市場はSQの割に薄商いや!金まで上昇しとるで!
というツッコミもあるので、商いが伴うことが理想ですが、
米金利低下・ドル安の適温相場ではありがちな動きでもあります。

ということなので、今週としては・・・

何気に不気味な米国の自社株買い課税法案の提出(2月末までに提出)、
米国よりも御都合解釈ロジックがイマイチな欧州と我が国のマクロ指標、
先週の小売売上高よりもインパクトのある米マクロ指標が出ないのか?
という気掛かりもありますが、今週の主役としては、
協議が継続される米中通商協議次第であり、
双方の交渉担当者の発言、トランプマンの呟き、観測報道によって、
市場が右往左往することもあるでしょうけど、
先にも述べた通り、貿易戦争の進展期待が維持されれば、
御都合解釈な適温相場も維持されます。

足元の需給環境としても、株式市場と原油はかなりガスが抜けており、
需給的にも軽い状態が続いており、ガス抜きが不十分だった債券と為替も
やっとこさガスが抜けて軽くなっていることからも、
全体としては適温相場を下支えしている需給環境と言えます。、
(過度な債券安(金利上昇)が加速すると厄介ですけどね。)
もし45日前ルールとか米SQといった、
先週末の需給イベント通過をきっかけに一時的な株安になったとしても、、
深堀りするとは思えない需給環境でおます。

そして市場の動きとしては、米金利が過度な上昇・低下とはならず安定し、
ドルも直近高値を超えずに安定する(ドル安でも円最弱安)適温が続けば、
株式市場は売買代金2兆円割れのような薄商い過ぎる上昇はともかく、
商いの伴った下落へと転じるまでは(原油安も)、
御都合解釈な適温相場の基調が続いていると判断すればいいでしょう。
週末の状況や市場の動きを見る限り、
目先での一服はあれど、基調自体は継続しそうです。

新興市場については、新興企業決算のピークが先週末だったせいか、
足元で下落局面で商いが膨らみ、上昇局面では商いが減少、
という売りゴリモードが続いておりますので、
海の向こうや国内主力大型株のリスクオン・オフ状況も重要ですが、
シンプルに商いの伴った上昇に転じるまでは、
好決算銘柄や取り組み妙味のある銘柄以外は慎重に動きましょう。
先にも述べた通り、低金利の適温相場は新興市場には追い風となるので、
貿易戦争の進展期待と共に海の向こうや国内主力大型株が堅調となれば、
新興市場も引っ張られるでしょうけど、
旬のネタとして強いのは金融政策よりも貿易戦争だけに、
まずは主力大型株から資金が入ると見ておくくらいでいいでしょう。

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