こんばんはです。
昨夜の米株は商いがやや増加したものの薄商い、英欧株も薄商い、
にも関わらず、我が国の商いは増加傾向、
中国は香港の商いがイマイチながら上海はゴリラ商い、台湾も大商い、
韓国も商いは高水準、一方でシンガポール、タイ、印は薄商いなので、
東アジア大会(大買い)でも開催されているのでしょうか・・・
まぁ単なる出遅れ物色による商いの増加とも言えるのですが、
同じ出遅れの欧州の商いが膨らまないだけに、
やはり貿易戦争の収束期待ということなのでしょうか・・・
そんな感じで、やや違和感のある商いを伴う東アジア株買いですが、
米欧株、債券、為替、原油等の商品を含む市場全体の動きとしては、
適温相場と言える動きが続いおります。
そして市場を取り巻く背景やリスクについても、
景気の重石にも下支えにもなる米金融政策、
景気の先行きに影響する米中を始めとする貿易戦争、
これら実体経済へ直接的に影響する2大リスクが、
米金融政策は市場と景気にやさしい引締め姿勢の鈍化へ転じ、
貿易戦争は主役の米中に歩み寄りの姿勢が見えていることで、
景気の先行き懸念が和らいでおり(期待が高まっており)、
足元のマクロ面と業績面で顕在化している鈍化傾向についても、
一時的とか、織り込み済み・出尽くしとの御都合解釈となっていることが、
市場での適温相場の動きを後押ししていると言えます。
だからこそ今夜の米消費者物価、明日と週末の米小売売上高等、
米経済指標が堅調過ぎると、金融引き締め機運が再燃するだけでなく、
引締め鈍化に転じたパウエルおじさん率いるFRBの景気判断自体が、
大丈夫なのか?またマッハで手の平返しするのか?
というFRBそのものへの信認低下というか疑念が強くなり兼ねないので、
適温相場を維持するためにも、米経済指標は程々がいいかと(笑)
ちなみに明日に発表される我が国の10-12月期GDP速報値ですが、
まさかの2期連続のマイナス成長となって、
定義上のリセッション入りという称号を得たとしても、
一時的な落ち込みやったとか、過去の数字とか、
織り込み済み・出尽くしになるとは思うのですが・・・
いかんせん最近の我が国では大企業の不正に対抗して、
お役所の統計不正までが炎上中だけに、
いつものように無理くりな2期連続のマイナス成長回避とか、
2次速報値で上方修正という荒業を使えず、
正直?過ぎるドイヒーな数字が出てこないのかと少し心配です。
何やったらドイヒーな数字を出すと同時に、
消費税増税の撤回を匂わせてくれるといいのですが・・・
まぁGDPへの心配については、私が勝手に言っているだけであり、
市場予想はプラス成長になっているので、
何事もなく通過する可能性は高いですけどね(笑)
むしろ一部の国でリセッション入りしている欧州では、
明日に発表される独とユーロ圏を始めとするGDPの方が心配でおます。
足元では明日にも審議・採決となる英国のブレグジット騒動、
暴動が続いている仏とリセッション入りしている伊の財政問題、
さらにはスペインでも予算案がこじれており、
今夜に可決できなければ、解散総選挙との話もあり、
ただでさえ財政統一が出来ておらず財政政策を打ちにくいユーロ圏が、
景気の鈍化だけでなく政治までゴタついている状況だけに、
欧州では御都合解釈になりにくい状況とも言えますからね・・・
米国のつなぎ予算騒動については、
影響が直結するはずの米債券市場でシカト状態が続いているので、
米債券安を含む米トリプル安となるまでは、
深刻に受け止める必要は無いと思いますけど、
株や為替が一時的に動く口実(きっかけ)にはなりますので、
期限の15日までは、顛末を横睨みしておきましょう。
以上の通り、ブレグジットやスペインの政治騒動や景気が心配な欧州、
我が国のGDPへの心配、米欧市場の本気買いとは言えない薄商い、
米つなぎ予算騒動、そもそも貿易戦争は収束してない、
といったツッコミは多々ありますが・・・
現在の市場の動きは、米金利とドルが過度に上昇・低下することなく、
我が国を含む東アジア株以外は薄商いながらも株・原油等、
リスク資産が買われ、VIXは低下、HY債も戻しており、
安全資産の金は昨年5月以来の水準ながら一服、
という適温相場による御都合解釈相場が続いております。
足元の需給環境としても、かなりガス抜けしている株と原油だけでなく、
債券と為替もかなりガスが抜けていることも、
適温相場による御都合解釈相場を下支えしていると言えますので、
これが継続している限り、もしくは商いの伴った株安に転じるまでは、
多々あるツッコミには目を瞑り、シンプルに市場の動きに合わせて、
立ち回ればいいでしょう。
ただし目先については、テクニカル面を含めやや急ピッチな株高なので、
(イチモツ均衡表は株、為替共に三役好転してますけどね)
一服はあるかもしれませんし、繰り返し書いている通り、
イベント的にも15日は45日前ルール該当日、国内企業決算一巡明け、
米国はSQ&三連休前の週末、米つなぎ予算期限、米小売売上高、
そして米中閣僚級通商協議2日目と集中する今週のヤマ場と言えますし、
結果次第ではリスクオフへ転じる可能性もありますので、
特に短期目線の方については、十分にお気を付けください。
新興市場については、本日は昨日以上に、
サンバの商いを含む影響が薄くなる一方で、
全体の商いが膨らみながらの堅調な展開となっており、
明日までがピークの新興企業決算に対する警戒感も窺えない動きです。
従ってシンプルに商いの伴った株安に転じるまでは、
決算を終えた銘柄を中心に参戦すればいいのですが、
先にも述べた通り、海の向こうと国内主力大型株は、
あくまで目先のヤマ場が15日であり、
結果次第ではリスクオフに転じる可能性もありますので、
海の向こうや国内主力大型株も横睨みしながら立ち回りましょう。
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昨夜の米株は商いがやや増加したものの薄商い、英欧株も薄商い、
にも関わらず、我が国の商いは増加傾向、
中国は香港の商いがイマイチながら上海はゴリラ商い、台湾も大商い、
韓国も商いは高水準、一方でシンガポール、タイ、印は薄商いなので、
東アジア大会(大買い)でも開催されているのでしょうか・・・
まぁ単なる出遅れ物色による商いの増加とも言えるのですが、
同じ出遅れの欧州の商いが膨らまないだけに、
やはり貿易戦争の収束期待ということなのでしょうか・・・
そんな感じで、やや違和感のある商いを伴う東アジア株買いですが、
米欧株、債券、為替、原油等の商品を含む市場全体の動きとしては、
適温相場と言える動きが続いおります。
そして市場を取り巻く背景やリスクについても、
景気の重石にも下支えにもなる米金融政策、
景気の先行きに影響する米中を始めとする貿易戦争、
これら実体経済へ直接的に影響する2大リスクが、
米金融政策は市場と景気にやさしい引締め姿勢の鈍化へ転じ、
貿易戦争は主役の米中に歩み寄りの姿勢が見えていることで、
景気の先行き懸念が和らいでおり(期待が高まっており)、
足元のマクロ面と業績面で顕在化している鈍化傾向についても、
一時的とか、織り込み済み・出尽くしとの御都合解釈となっていることが、
市場での適温相場の動きを後押ししていると言えます。
だからこそ今夜の米消費者物価、明日と週末の米小売売上高等、
米経済指標が堅調過ぎると、金融引き締め機運が再燃するだけでなく、
引締め鈍化に転じたパウエルおじさん率いるFRBの景気判断自体が、
大丈夫なのか?またマッハで手の平返しするのか?
というFRBそのものへの信認低下というか疑念が強くなり兼ねないので、
適温相場を維持するためにも、米経済指標は程々がいいかと(笑)
ちなみに明日に発表される我が国の10-12月期GDP速報値ですが、
まさかの2期連続のマイナス成長となって、
定義上のリセッション入りという称号を得たとしても、
一時的な落ち込みやったとか、過去の数字とか、
織り込み済み・出尽くしになるとは思うのですが・・・
いかんせん最近の我が国では大企業の不正に対抗して、
お役所の統計不正までが炎上中だけに、
いつものように無理くりな2期連続のマイナス成長回避とか、
2次速報値で上方修正という荒業を使えず、
正直?過ぎるドイヒーな数字が出てこないのかと少し心配です。
何やったらドイヒーな数字を出すと同時に、
消費税増税の撤回を匂わせてくれるといいのですが・・・
まぁGDPへの心配については、私が勝手に言っているだけであり、
市場予想はプラス成長になっているので、
何事もなく通過する可能性は高いですけどね(笑)
むしろ一部の国でリセッション入りしている欧州では、
明日に発表される独とユーロ圏を始めとするGDPの方が心配でおます。
足元では明日にも審議・採決となる英国のブレグジット騒動、
暴動が続いている仏とリセッション入りしている伊の財政問題、
さらにはスペインでも予算案がこじれており、
今夜に可決できなければ、解散総選挙との話もあり、
ただでさえ財政統一が出来ておらず財政政策を打ちにくいユーロ圏が、
景気の鈍化だけでなく政治までゴタついている状況だけに、
欧州では御都合解釈になりにくい状況とも言えますからね・・・
米国のつなぎ予算騒動については、
影響が直結するはずの米債券市場でシカト状態が続いているので、
米債券安を含む米トリプル安となるまでは、
深刻に受け止める必要は無いと思いますけど、
株や為替が一時的に動く口実(きっかけ)にはなりますので、
期限の15日までは、顛末を横睨みしておきましょう。
以上の通り、ブレグジットやスペインの政治騒動や景気が心配な欧州、
我が国のGDPへの心配、米欧市場の本気買いとは言えない薄商い、
米つなぎ予算騒動、そもそも貿易戦争は収束してない、
といったツッコミは多々ありますが・・・
現在の市場の動きは、米金利とドルが過度に上昇・低下することなく、
我が国を含む東アジア株以外は薄商いながらも株・原油等、
リスク資産が買われ、VIXは低下、HY債も戻しており、
安全資産の金は昨年5月以来の水準ながら一服、
という適温相場による御都合解釈相場が続いております。
足元の需給環境としても、かなりガス抜けしている株と原油だけでなく、
債券と為替もかなりガスが抜けていることも、
適温相場による御都合解釈相場を下支えしていると言えますので、
これが継続している限り、もしくは商いの伴った株安に転じるまでは、
多々あるツッコミには目を瞑り、シンプルに市場の動きに合わせて、
立ち回ればいいでしょう。
ただし目先については、テクニカル面を含めやや急ピッチな株高なので、
(イチモツ均衡表は株、為替共に三役好転してますけどね)
一服はあるかもしれませんし、繰り返し書いている通り、
イベント的にも15日は45日前ルール該当日、国内企業決算一巡明け、
米国はSQ&三連休前の週末、米つなぎ予算期限、米小売売上高、
そして米中閣僚級通商協議2日目と集中する今週のヤマ場と言えますし、
結果次第ではリスクオフへ転じる可能性もありますので、
特に短期目線の方については、十分にお気を付けください。
新興市場については、本日は昨日以上に、
サンバの商いを含む影響が薄くなる一方で、
全体の商いが膨らみながらの堅調な展開となっており、
明日までがピークの新興企業決算に対する警戒感も窺えない動きです。
従ってシンプルに商いの伴った株安に転じるまでは、
決算を終えた銘柄を中心に参戦すればいいのですが、
先にも述べた通り、海の向こうと国内主力大型株は、
あくまで目先のヤマ場が15日であり、
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