こんばんはです。
本日は病院へ行ってたので、11時から始まったトランプ漫談は、
途中から聞いたのですが、相変わらずのオーバーリアクション、
スクワットを繰り返すスタンディングオベーション、ベタなヒーロー演出、
挙句にUSAコール、ハッピーバースデーの合唱まで・・・
日本だと死んだ魚のような(シラケた)目で見られそうなのですが、
あれで盛り上がるUSAは、良くも悪くもおもろい国だなと(笑)
そんなトランプマン談(一般教書演説)ですが、
予算教書が提出されないままの演説だったせいか、
いくらトランプマンの方針を語られたところで、
それは議会を無事に通過させて実現出来るのか?
予算教書を出す頃になって手の平返し(方針変更)をするのでは?
という疑念が払拭されなかったからなのか、
市場は為替だけが少し反応したものの、ほぼシカトしております。
(そういえば庇頭(トランプマン)とカリアゲ頭が、
27-28日に再び髪切りデスマッチ(会談)を行うようです)
とにかく数週間後に提出と言われる予算教書が出て来ないことには、
本日のトランプ漫談が説得力に欠けるのも止む無しなので、
議会とは関係なく進められる貿易戦争と金融政策の動向が、
市場と景気の先行きに対する最も重要なことであり、
それらの影響をマクロ指標と企業業績で確認するという構図です。
今のところマクロ指標については、
日中欧は低調ながら世界経済のけん引役である米国は、
一部に鈍化が顕在化しているものの概ね堅調な結果が続いており、
企業業績についても、日中欧は低調と言わざるを得ないですが、
米国は伸び率に対するケチはあれど、概ね堅調です。
しかも米金融政策が引締めの鈍化姿勢に転じたことで、
米国はマクロ・ミクロ(業績)共に堅調なだけに、
12月から手の平返しをしてまで鈍化する必要あったのか?大丈夫?
という素朴な疑問(見方)もありますが、
現時点では何かあれば更なる鈍化姿勢という下支え期待もあり、
マクロ・ミクロ面での悪材料に対する耐性は強くなっていると言えます。
(今夜はパウエルおじさんの講演もあります)
さらに貿易戦争は、来週にも米中通商協議が再開され、
何やらゴリゴリイケイケのライトハイザーUSTR代表だけでなく、
黒縁メガネおじさん(ムニューチン財務長官)も訪中するようなので、
最終的には米中のトップ(首脳)会談で決着するとは言え、
前回よりも厚みのある陣容での協議と言うことからも、
貿易戦争の収束期待は高まりそうであり、
そうなると先に述べたマクロ・ミクロ面での悪材料に対する耐性は、
さらに強みを増すと言えます。
ただし今夜には米12月貿易収支が発表され、
恐らくトランプマンは結果を知った上での漫談だったとは思いますが、
もし対中を始め貿易赤字が拡大しているようだと、
トランプマンがへそを曲げるだけでなく、
米中協議で米国が傲慢モードでカチ込めば、こじれる可能性も・・・
逆に今夜の貿易収支が堅調だと、トランプマンは御機嫌モード、
米中協議も譲歩モードとなり、貿易戦争の収束期待が高まる可能性も・・
果たしてどちらになるのかと言えば、
先日にわざわざトランプマンとパウエルおやじが飯を食ったということは
一般教書演説までの株高を維持したいというだけでなく、
今後も継続させたいがためでしょうから、
恐らく貿易戦争も後者の収束方向へと向かうと見てますけど、
私がどう思っていようとも、いかんせん足元の市場では、
我が国だけでなく米国も欧州も株式市場の薄商いが続いているので、
貿易戦争の収束期待とか市場と景気にやさしい金融引締めの鈍化とか、
米国の堅調なマクロ環境や企業業績を受けての本気買いとは言えず、
米金利が低下すれば適温相場との御都合解釈もあれど、
現状は軽くなった需給面からの買戻しの範疇と言わざるを得ないです。
昨夜も米欧債券高(金利低下)となったものの、
ドル安ではなくドル高だったせいか、米株は薄商いでの続伸、
原油は反落したりと、動きとしてもチグハグでおました。
本日の我が国も昨日に続き、日本株はほぼ横ばいのマチマチとなり、
売買代金は2.2兆円程度という本気買いとは思えない商いです・・・
以上の通り、国内外共にイマイチよくわからない薄商いが続いており、
せめて上げるにしても下げるにしても商いが膨らめばいいのですが、
これでは御都合解釈相場とも言い切れず、
もしかすると貿易戦争の収束期待や金融引締めの鈍化姿勢だけでは、
米国以外の日中欧の低調なマクロ環境と企業業績は支え切れないのでは?
金利低下についてもリスクオフに備えた安全資産の債券買いなのでは?
という都合悪解釈になっていることでの薄商いなのか・・・
我が国に関しては、14日は国内企業決算が一巡すると共に、
前期に続く2期連続のマイナス成長となって定義上のリセッション入り、
という称号を得るのか注目の10-12月期GDP速報値も控えており、
マクロ・ミクロ(業績)共に良からぬ烙印を押されるかも?
という警戒感が・・・言っても、統計不正問題が炎上中だけに、
思いのほか悪いGDP出て来てもおかしくないですからね・・・
とにかく明確な方向感を示す商いを伴った株高とならないことには、
(せめて日本株の売買代金は2.5兆円以上)
御都合解釈な適温相場とも言えないので、
腰を据えての「新たな」本格参戦は控えるべきですが、
買戻しのみだと割り切って短期的に波に乗るのは自由ですし、
今後は商いも伴う御都合解釈な適温相場になるだろうと見込むならば、
決算を終えた銘柄、取り組み妙味のある銘柄を中心に、
打診程度の腰を据えた参戦をするのもアリですが、
くれぐれもダメならばマッハで撤退する機敏さも忘れずに。
新興市場については、本日もマツケンサンバ祭が開催され、
マザの売買代金の半分をサンバイオが占めてましたが、
それを除いた商いもさほどペースダウンはしておらず、
旺盛な物色は続いているので、サンバイオの全体への悪影響については、
ほぼ織り込まれたというか、軽微な程度にまでなったと言えそうです。
ということなので、サンバイオ以外の商いを伴った上昇が継続すれば、
素直に波に乗るというシンプルな見方でもいいですが、
明日以降から新興企業決算も本格化する上に、
海の向こうと国内主力大型株は、何かを警戒したような?
リスクオフに備えたような?不気味な薄商いも続いているので、
参戦するにしても決算を終えた銘柄、変則決算の銘柄を中心にしましょう。
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本日は病院へ行ってたので、11時から始まったトランプ漫談は、
途中から聞いたのですが、相変わらずのオーバーリアクション、
スクワットを繰り返すスタンディングオベーション、ベタなヒーロー演出、
挙句にUSAコール、ハッピーバースデーの合唱まで・・・
日本だと死んだ魚のような(シラケた)目で見られそうなのですが、
あれで盛り上がるUSAは、良くも悪くもおもろい国だなと(笑)
そんなトランプマン談(一般教書演説)ですが、
予算教書が提出されないままの演説だったせいか、
いくらトランプマンの方針を語られたところで、
それは議会を無事に通過させて実現出来るのか?
予算教書を出す頃になって手の平返し(方針変更)をするのでは?
という疑念が払拭されなかったからなのか、
市場は為替だけが少し反応したものの、ほぼシカトしております。
(そういえば庇頭(トランプマン)とカリアゲ頭が、
27-28日に再び髪切りデスマッチ(会談)を行うようです)
とにかく数週間後に提出と言われる予算教書が出て来ないことには、
本日のトランプ漫談が説得力に欠けるのも止む無しなので、
議会とは関係なく進められる貿易戦争と金融政策の動向が、
市場と景気の先行きに対する最も重要なことであり、
それらの影響をマクロ指標と企業業績で確認するという構図です。
今のところマクロ指標については、
日中欧は低調ながら世界経済のけん引役である米国は、
一部に鈍化が顕在化しているものの概ね堅調な結果が続いており、
企業業績についても、日中欧は低調と言わざるを得ないですが、
米国は伸び率に対するケチはあれど、概ね堅調です。
しかも米金融政策が引締めの鈍化姿勢に転じたことで、
米国はマクロ・ミクロ(業績)共に堅調なだけに、
12月から手の平返しをしてまで鈍化する必要あったのか?大丈夫?
という素朴な疑問(見方)もありますが、
現時点では何かあれば更なる鈍化姿勢という下支え期待もあり、
マクロ・ミクロ面での悪材料に対する耐性は強くなっていると言えます。
(今夜はパウエルおじさんの講演もあります)
さらに貿易戦争は、来週にも米中通商協議が再開され、
何やらゴリゴリイケイケのライトハイザーUSTR代表だけでなく、
黒縁メガネおじさん(ムニューチン財務長官)も訪中するようなので、
最終的には米中のトップ(首脳)会談で決着するとは言え、
前回よりも厚みのある陣容での協議と言うことからも、
貿易戦争の収束期待は高まりそうであり、
そうなると先に述べたマクロ・ミクロ面での悪材料に対する耐性は、
さらに強みを増すと言えます。
ただし今夜には米12月貿易収支が発表され、
恐らくトランプマンは結果を知った上での漫談だったとは思いますが、
もし対中を始め貿易赤字が拡大しているようだと、
トランプマンがへそを曲げるだけでなく、
米中協議で米国が傲慢モードでカチ込めば、こじれる可能性も・・・
逆に今夜の貿易収支が堅調だと、トランプマンは御機嫌モード、
米中協議も譲歩モードとなり、貿易戦争の収束期待が高まる可能性も・・
果たしてどちらになるのかと言えば、
先日にわざわざトランプマンとパウエルおやじが飯を食ったということは
一般教書演説までの株高を維持したいというだけでなく、
今後も継続させたいがためでしょうから、
恐らく貿易戦争も後者の収束方向へと向かうと見てますけど、
私がどう思っていようとも、いかんせん足元の市場では、
我が国だけでなく米国も欧州も株式市場の薄商いが続いているので、
貿易戦争の収束期待とか市場と景気にやさしい金融引締めの鈍化とか、
米国の堅調なマクロ環境や企業業績を受けての本気買いとは言えず、
米金利が低下すれば適温相場との御都合解釈もあれど、
現状は軽くなった需給面からの買戻しの範疇と言わざるを得ないです。
昨夜も米欧債券高(金利低下)となったものの、
ドル安ではなくドル高だったせいか、米株は薄商いでの続伸、
原油は反落したりと、動きとしてもチグハグでおました。
本日の我が国も昨日に続き、日本株はほぼ横ばいのマチマチとなり、
売買代金は2.2兆円程度という本気買いとは思えない商いです・・・
以上の通り、国内外共にイマイチよくわからない薄商いが続いており、
せめて上げるにしても下げるにしても商いが膨らめばいいのですが、
これでは御都合解釈相場とも言い切れず、
もしかすると貿易戦争の収束期待や金融引締めの鈍化姿勢だけでは、
米国以外の日中欧の低調なマクロ環境と企業業績は支え切れないのでは?
金利低下についてもリスクオフに備えた安全資産の債券買いなのでは?
という都合悪解釈になっていることでの薄商いなのか・・・
我が国に関しては、14日は国内企業決算が一巡すると共に、
前期に続く2期連続のマイナス成長となって定義上のリセッション入り、
という称号を得るのか注目の10-12月期GDP速報値も控えており、
マクロ・ミクロ(業績)共に良からぬ烙印を押されるかも?
という警戒感が・・・言っても、統計不正問題が炎上中だけに、
思いのほか悪いGDP出て来てもおかしくないですからね・・・
とにかく明確な方向感を示す商いを伴った株高とならないことには、
(せめて日本株の売買代金は2.5兆円以上)
御都合解釈な適温相場とも言えないので、
腰を据えての「新たな」本格参戦は控えるべきですが、
買戻しのみだと割り切って短期的に波に乗るのは自由ですし、
今後は商いも伴う御都合解釈な適温相場になるだろうと見込むならば、
決算を終えた銘柄、取り組み妙味のある銘柄を中心に、
打診程度の腰を据えた参戦をするのもアリですが、
くれぐれもダメならばマッハで撤退する機敏さも忘れずに。
新興市場については、本日もマツケンサンバ祭が開催され、
マザの売買代金の半分をサンバイオが占めてましたが、
それを除いた商いもさほどペースダウンはしておらず、
旺盛な物色は続いているので、サンバイオの全体への悪影響については、
ほぼ織り込まれたというか、軽微な程度にまでなったと言えそうです。
ということなので、サンバイオ以外の商いを伴った上昇が継続すれば、
素直に波に乗るというシンプルな見方でもいいですが、
明日以降から新興企業決算も本格化する上に、
海の向こうと国内主力大型株は、何かを警戒したような?
リスクオフに備えたような?不気味な薄商いも続いているので、
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