こんばんはです。
中国の12月貿易収支が対米を始め輸出入共に悪化したからこそ、
トランプマンが矛を収める口実になるとの解釈なのか・・・
それとも本日に中国当局が景気対策を打つアルヨと言ったことが、
12月貿易収支の悪化とか足元の低調な中国経済統計を含む中国景気は、
12月で底打ちして先行き期待という解釈なのか・・・
トランプマンが矛を収める口実というのは私の勝手な推測ですし、
そもそも今月末に一般教書演説も控えている上に、
米新年度予算案提出は2月中旬頃、対中関税の猶予期限は2月一杯、
全人代が3月5日という日程からも、
トランプマンが現時点で矛を収めるメリットとしては、
一般教書演説までに株価が上がることくらいしかないので、
矛を収めるフリ?譲歩のフリ?をしているだけ感は否めないですけどね。
ちなみに本日発表された我が国の12月工作機械受注は、
すでに報じられていたとは言え、なかなかのドイヒーであり、
昨日の低調なユーロ圏11月鉱工業生産、
最近の日米欧中の低調なマクロ指標を見る限り、
実体経済は足元と先行き共に傷が顕在化していると言わざるを得ず・・
しかもこういった傷を裏付けるかのように、
FRBは利上げ姿勢を鈍化させておきながら、
肝心のバランスシート縮小は継続しまっせと曖昧なまま・・・
米政府機関閉鎖(米つなぎ予算未成立)も継続しており、
市場は未だにシカトしているものの、長期化による米景気への影響とか、
格下げ懸念も台頭しつつあり、それによる米経済指標の発表も延期され、
米マクロ環境の現状が確認できない状況も続いております・・・
(故に懐疑の中で育つという見方もありますけどねw)
英国のブレグジット騒動についても、明日の未明(4時)以降に、
英議会での採決が控えており、市場では否決観測が大半とは言え、
もし解散総選挙となった場合、年末をボトムに切り返している市場は、
果たして織り込んでいるのか疑問ですし、
政治ネタはどうにでも解釈できるからこそ、
市場がどこまで織り込んでいるのかは蓋を開けてみないと・・・
以上の通り、現在の市場を取り巻く環境(リスク)としては、
何も収束しておらず、せいぜい「中国の景気対策アルヨ」くらいなので、
市場がこれらのリスクを織り込んでいるとか割安と言うのは、
早計としか思えず・・・
ミクロ面においても、国内外共に低調な決算であろうとも、
発表を終えた企業が織り込み済みとか出尽くしで上昇しているのは、
国内外共に決算の本格化はこれからということからも、
早計としか思えず・・・
てな感じで私がケチを付けたところで、もし市場が織り込み済みとか、
出尽くしとか、先行き期待だと言うのであれば、
商いを伴った株買い、原油買い(リスク資産買い)と共に、
債券売り(金利上昇)、ドル買い(円売り)
という理想的な動きにならずとも、金利が落ち着くことで、
適温相場という解釈で商いを伴った株買い・原油買い(リスク資産買い)
とならないことには、単なる需給面での巻き戻しに過ぎず、
息の長い本格反発とは言えないです。
本日の日本株は、昨夜までの海の向こうの米欧株安をものともせず、
英議会でのEU離脱案採決を控えていることも関係なく、
冒頭で書いた貿易戦争や中国景気対策への御都合解釈(期待)なのか、
円安(ドル高)と共に上昇して終えましたが(金利もやや上昇)、
現物買い観測と言われた割には、売買代金は2.46兆円程度なので、
需給主導の買戻しの範疇でおます。
(新興市場はそれなりに商いを伴ってます)
ただし需給面では、米政府機関閉鎖の影響により、
投機筋のポジションが公表されておらず、
特に為替市場の需給環境はわかりまへんけど、
株式市場と債券と原油は、閉鎖前の時点でガスが抜けており、
国内の株式市場は裁定残、信用残共にガスが抜けている上に、
現物も年末までに外国人が13兆円超の鬼の売り越しだったので、
先に述べたリスクが落ち着くと共に未知数な為替市場も落ち着いていれば、
株式市場は決して本格反発とは言えず、商いが物足らずとも、
需給面では買戻し(巻き戻し)となる余地が大きい状況ではあります。
価格帯売買高やチャートの形状的にも、
新興市場を含めて、もう一段上の余地があるとも言えます。
以上の通りなので、市場を取り巻く環境(リスク)としては、
とても収束したとは言えず(明朝の英議会採決の影響も未知数)、
何よりマクロ・ミクロの実体面では傷を負ったままの状況に変わりなく、
本格反発とはとても言えないので、
腰を据えての参戦は控えておくのが無難ですが、
需給&テクニカルのみでの上昇に過ぎないと割り切った上でならば、
短期的に波乗りするとか、打診参戦するのは自由です。
但しダメならばマッハで撤退する機敏な姿勢だけは忘れず。
新興市場については、それなりの商いを伴った上昇が続いてますが、
御存知の通り、リスクオフとなればリスク資産の最たるものとして、
過度に売られるのが新興市場なので(逆も然り)、
海の向こうや主力大型株が落ち着いていれば旨味も大きいですが、
主力大型株以上の割り切り姿勢や機敏な姿勢で立ち回りましょう。
個別についてはバイオやテーマ株、決算を終えた銘柄等、
資金の集まっている銘柄、常にウォッチして動きを把握している銘柄は、
お任せしますが、リスクオフになる可能性は十分に有り得る状況なので、
腰を据えた参戦等はくれぐれもお気を付けください。
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中国の12月貿易収支が対米を始め輸出入共に悪化したからこそ、
トランプマンが矛を収める口実になるとの解釈なのか・・・
それとも本日に中国当局が景気対策を打つアルヨと言ったことが、
12月貿易収支の悪化とか足元の低調な中国経済統計を含む中国景気は、
12月で底打ちして先行き期待という解釈なのか・・・
トランプマンが矛を収める口実というのは私の勝手な推測ですし、
そもそも今月末に一般教書演説も控えている上に、
米新年度予算案提出は2月中旬頃、対中関税の猶予期限は2月一杯、
全人代が3月5日という日程からも、
トランプマンが現時点で矛を収めるメリットとしては、
一般教書演説までに株価が上がることくらいしかないので、
矛を収めるフリ?譲歩のフリ?をしているだけ感は否めないですけどね。
ちなみに本日発表された我が国の12月工作機械受注は、
すでに報じられていたとは言え、なかなかのドイヒーであり、
昨日の低調なユーロ圏11月鉱工業生産、
最近の日米欧中の低調なマクロ指標を見る限り、
実体経済は足元と先行き共に傷が顕在化していると言わざるを得ず・・
しかもこういった傷を裏付けるかのように、
FRBは利上げ姿勢を鈍化させておきながら、
肝心のバランスシート縮小は継続しまっせと曖昧なまま・・・
米政府機関閉鎖(米つなぎ予算未成立)も継続しており、
市場は未だにシカトしているものの、長期化による米景気への影響とか、
格下げ懸念も台頭しつつあり、それによる米経済指標の発表も延期され、
米マクロ環境の現状が確認できない状況も続いております・・・
(故に懐疑の中で育つという見方もありますけどねw)
英国のブレグジット騒動についても、明日の未明(4時)以降に、
英議会での採決が控えており、市場では否決観測が大半とは言え、
もし解散総選挙となった場合、年末をボトムに切り返している市場は、
果たして織り込んでいるのか疑問ですし、
政治ネタはどうにでも解釈できるからこそ、
市場がどこまで織り込んでいるのかは蓋を開けてみないと・・・
以上の通り、現在の市場を取り巻く環境(リスク)としては、
何も収束しておらず、せいぜい「中国の景気対策アルヨ」くらいなので、
市場がこれらのリスクを織り込んでいるとか割安と言うのは、
早計としか思えず・・・
ミクロ面においても、国内外共に低調な決算であろうとも、
発表を終えた企業が織り込み済みとか出尽くしで上昇しているのは、
国内外共に決算の本格化はこれからということからも、
早計としか思えず・・・
てな感じで私がケチを付けたところで、もし市場が織り込み済みとか、
出尽くしとか、先行き期待だと言うのであれば、
商いを伴った株買い、原油買い(リスク資産買い)と共に、
債券売り(金利上昇)、ドル買い(円売り)
という理想的な動きにならずとも、金利が落ち着くことで、
適温相場という解釈で商いを伴った株買い・原油買い(リスク資産買い)
とならないことには、単なる需給面での巻き戻しに過ぎず、
息の長い本格反発とは言えないです。
本日の日本株は、昨夜までの海の向こうの米欧株安をものともせず、
英議会でのEU離脱案採決を控えていることも関係なく、
冒頭で書いた貿易戦争や中国景気対策への御都合解釈(期待)なのか、
円安(ドル高)と共に上昇して終えましたが(金利もやや上昇)、
現物買い観測と言われた割には、売買代金は2.46兆円程度なので、
需給主導の買戻しの範疇でおます。
(新興市場はそれなりに商いを伴ってます)
ただし需給面では、米政府機関閉鎖の影響により、
投機筋のポジションが公表されておらず、
特に為替市場の需給環境はわかりまへんけど、
株式市場と債券と原油は、閉鎖前の時点でガスが抜けており、
国内の株式市場は裁定残、信用残共にガスが抜けている上に、
現物も年末までに外国人が13兆円超の鬼の売り越しだったので、
先に述べたリスクが落ち着くと共に未知数な為替市場も落ち着いていれば、
株式市場は決して本格反発とは言えず、商いが物足らずとも、
需給面では買戻し(巻き戻し)となる余地が大きい状況ではあります。
価格帯売買高やチャートの形状的にも、
新興市場を含めて、もう一段上の余地があるとも言えます。
以上の通りなので、市場を取り巻く環境(リスク)としては、
とても収束したとは言えず(明朝の英議会採決の影響も未知数)、
何よりマクロ・ミクロの実体面では傷を負ったままの状況に変わりなく、
本格反発とはとても言えないので、
腰を据えての参戦は控えておくのが無難ですが、
需給&テクニカルのみでの上昇に過ぎないと割り切った上でならば、
短期的に波乗りするとか、打診参戦するのは自由です。
但しダメならばマッハで撤退する機敏な姿勢だけは忘れず。
新興市場については、それなりの商いを伴った上昇が続いてますが、
御存知の通り、リスクオフとなればリスク資産の最たるものとして、
過度に売られるのが新興市場なので(逆も然り)、
海の向こうや主力大型株が落ち着いていれば旨味も大きいですが、
主力大型株以上の割り切り姿勢や機敏な姿勢で立ち回りましょう。
個別についてはバイオやテーマ株、決算を終えた銘柄等、
資金の集まっている銘柄、常にウォッチして動きを把握している銘柄は、
お任せしますが、リスクオフになる可能性は十分に有り得る状況なので、
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