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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
引き続きの今週
おはようございます。

週末の米株主要3指数はクリスマスから続いた薄商いでの上昇が、
息切れするかのように更なる薄商いでの小幅反落、英欧株も薄商いの反落、
原油も反落(商品安)、為替市場ではドル高だったものの、
ポンド最強高、円安、ユーロ最弱安となり、米債券は買われ、
米長短金利は低下、逆イールド(1>2>5>3年)も継続、
英欧債券(長期金利)はほぼ横ばいとなったので、
動きとしては小幅なリスクオフでおます。

ただし株式市場の薄商いを息切れとは言ったものの、
薄商いでの反落ということは本気の売りではなく、
先行性のある半導体SOX、輸送株、ラッセルは上昇していたり、
VIXは18.18と大幅低下、商品も銅が反発、金は横ばいだったので、
緊張感の薄い小幅なリスクオフの動きであり、
週末の手仕舞いとも相まったほんの一服と言えなくもないです。
我らが日経平均先物は円高が進んだこともあり、
20230円と軟調に帰って来ておりますが、
金曜日の現物市場が薄商いながらも堅調だっただけに、
米英欧と同様、一服の範疇と言えます。

以上の通り、市場の動きとしては緊張感のない小幅なリスクオフ、
もしくは週末の手仕舞いとか一服の範疇と言えますし、
週明けである本日も、我が国が休場ながら、
同様の動きが続いていると言えます

市場を取り巻く環境については・・・
毎日のように書いているので、私自身が飽きつつありますが、
現状としては国内外のマクロ、ミクロ共に鈍化が顕在化しており、
その原因の一つでもあり、市場にも直接的に影響する米金融政策動向は、
マクロミクロの鈍化を裏付けるように利上げ姿勢を鈍化させ、
市場にとって優しい姿勢とか、適温相場という声もありますが、
肝心のバランスシート縮小は止めまへん!とも言っており、
米金融政策動向としては甘辛(曖昧)姿勢のままです・・・

景気の先行きに影響する貿易戦争動向についても、
主役の米中間が歩み寄っているとの見方もありますが、
未だ何も決着しておらず、主席交渉官協議は2月に控えているので、
貿易戦争リスクは燻ったままと言えます(日米間、米欧間も)。

さらに財政面での景気の舵取り役でもある政治についても、
米国はメキシコとの壁建設を含む予算案が成立しないことで、
米政府機関閉鎖が続いており、さらにトランプマンが、
非常事態宣言による大統領権限を駆使して壁建設だけを強行し、
予算と政府機関閉鎖はほったらかしにすることも示唆しております。

欧州政治についても、英国のブレグジット騒動は、
15日にEU離脱合意案の英議会採決を控え、
否決されると騒動が長引くだけでなく、騒ぎが拡大する可能性もあり、
伊と仏のEUの財政規律に反した予算案もないがしろのままです。

従って引き続き、これらのリスク動向が収束しないことには、
鈍化が顕在化しているマクロ・ミクロ両面への警戒も継続しますので、
せめてマクロ指標と企業決算が堅調な結果にでもなればいいのですが、
米マクロ指標は16日の米小売売上高等、注目指標はあれど、
政府機関閉鎖の影響で発表されない可能性も高く、
米国はマクロ指標での堅調ぶりを確認できない状況です。

かと言って、日中欧のマクロ指標は、米国以上に鈍化が顕在化しており、
今週の国内マクロ指標も15日の工作機械受注、16日の機械受注、
訪日外客数は注目ながら期待は出来ない状況ですから、
今週から本格化する米企業決算、来週から本格化する日欧企業決算にて、
(今週の米企業決算は金融機関がメイン、実質的な本格化は再来週)
ミクロ面での鈍化の顕在化を払拭できるのか確認するしかないのですが、
先週発表の小売や安川電機の決算然り、
足元の企業想定為替レートを割り込んだ円高もあるので、
国内企業決算には期待薄と言わざるを得ないです。

そして今週のマクロ指標、企業決算以外のリスクに関わるイベントは、
これといったヤマ場となるような大きなイベントも無く、
強いてあげれば15日の英議会での採決くらいなので、
冒頭で書いたリスク動向を日々確認するか、
市場の動きで判断するしかないという現状です。

しつこいようですが、冒頭で書いたリスクは、
貿易戦争と米金融政策動向に対するポジティブな解釈も見られますが、
実際は何一つ具体的な収束はしておらず、
マクロ・ミクロの顕在化した鈍化も全く改善されてないので、
これらのリスクが収束しないまま市場の動きだけで判断するとしても、
バリュー的に織り込んだと言うのは早計であり、
(特に日本株は割安と言っても概ね3月末までの数字ですからね)
需給面とテクニカル面だけで判断するしかなく、
息の長い本格反発ではなく短期的な反発しか見込めない状況です。
(決算を経た安川電とユニクロ等が反発していようとも)

ちなみに足元の需給環境としては、政府機関閉鎖の影響で、
投機筋のポジションが不明の状況が続いておりますが、
少なくとも株式市場だけは、海の向こうだけでなく、
国内でも裁定残、信用買い残等、かなりガスが抜けており、
外国人も昨年末までに13兆円という鬼の売り越しだったので、
巻き戻しの株高余地が大きい需給環境ではあります。
原油と債券も最新の投機筋のポジション状況はわかりませんが、
政府閉鎖前の時点ではかなりガスが抜けており、
為替だけがガスが溜まったままだったという状況です。
足元ではドル安・円高・欧州通貨高の動きが続いていたことからも、
かなりガスは抜けている可能性はありますが、
いかんせん米金融政策が甘辛姿勢のままということは、
素直に米債券高(米金利低下)ドル安圧力が掛かっているとも言えるので、
それに対して株と原油が適温相場と解釈して反発できるのかと言えば、
先に述べた通りのマクロミクロ環境とリスクの燻りが続いていることからも、
適温相場と言うよりはリスクオフ圧力の方が強いと言えます。

ということで今週については、先に述べたリスクが収束でもしない限り、
あくまで短期的なテクニカルか需給頼みの反発しか期待できない、
と言うことを常に頭に起きながら割り切って立ち回るしかないです。

ただし最近は米債券買い(金利低下)、ドル安(円高)となれば、
適温相場と言う御都合解釈での株高・油高・リスク資産高とはならず、
ベタにリスクオフとしての株安・油安・リスク資産安となっているので、
株・原油・リスク資産が買われていたとしても、
米金利がゴリゴリ上昇ではなく程よい上昇もしくは下げ止まり(ドルも)、
となっていれば、割り切って短期目線で参戦すればいいのですが、
そうでなければ、危ういと判断して慎重に構えておきましょう。
個別に関しては決算を通過し、取り組み妙味もあり、
昨年末までに大きく売られていたものは、打診程度の参戦はありですが、
くれぐれもダメならばマッハで撤退という機敏な姿勢も忘れずに。

新興市場の全体感としても同様ですが、
御存知の通り、リスクオフとなればリスク資産の最たるものとして、
過度に売られるのが新興市場なので(逆も然り)、
主力大型株以上の割り切り姿勢や機敏な姿勢で立ち回りましょう。
個別についてはバイオやテーマ株等の資金の集まっている銘柄、
常にウォッチして動きを把握している銘柄はお任せしますが、
まだまだリスクオフになる可能性は十分に有り得る状況なので、
くれぐれもお気を付けください。

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