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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
不穏なまま三連休前の週末へ
こんばんはです。

安川電機、ユニクロ等の国内企業決算は後述するとして、
何やら米政府機関閉鎖が長期化すると格下げしまっせと・・(笑)

年明けから一昨日までは米債券がやや売られたものの(金利上昇)、
11月から昨年末までは米債券が買われており(金利低下)、
昨日も買われていたので、市場では格下げ懸念なんて微塵も感じられず、
そもそも政府機関閉鎖が解除されることで、
膨大な財政出動を含む米予算案が可決するということですから、
こっちの方が財政悪化での格下げ懸念を心配と言うか、
格付け機関も懸念していただけに、
閉鎖の長期化が格下げ懸念というのもイマイチわからないところです。

とりあえず足元の市場ではゴリゴリと債券は売られてないので、
政府機関閉鎖を過度に心配する必要はないでしょう。

さて、政府機関閉鎖はともかく、米中の下っ端同士の通商協議は、
双方からの明確な合意はありませんでしたが、殴り合いになることはなく、
次回の協議(主席交渉官協議)へと持ち越されたので、
好感とも悲観とも言えない煮え切らないままと言う感じです。

ちなみに次回の協議は当初の中旬ではなく2月とも言われているので、
それまでは貿易戦争リスクの煮え切らない状態は続きそうです。

そして肝心の米金融政策(利上げ)動向についても、
昨夜に発表されたFOMC議事要旨はもちろんのこと、
講演したFRBメンバーも含め、あれほど強気だった利上げ姿勢が、
トランプマンに忖度したのか、単なる景気失速懸念なのか、
手の平返しな慎重姿勢へと変わっていることに呆れるばかり・・・

今夜にはFRBのパウエル組長と若頭(副議長)が、
揃って講演するようなので、改めて慎重姿勢を示すことになれば、
そもそもこれまでの強気はなんやったんや?見誤ったのか?
慎重にならざるを得ないほどの景気に対する失速懸念があるのか?
と言われたり、もしくはFRBまでがトランプマンのパワハラに屈し、
政治からの独立性を失ったのか?と言われ、
FRBの舵取りを含む信認低下を招きかねないですし、
米金利低下・ドル安圧力が強まる可能性もあります。
政府閉鎖のせいで債券と為替の投機筋のポジションが未発表なので、
需給的にはわからない面も多少はありますけどね・・・

以上の通り、貿易戦争、米予算を含む政府機関閉鎖、米金融政策は、
未だハッキリせずに燻ったまま、欧州政治リスクも燻ったままだけに、
マクロ・ミクロ両面の現状と先行きに目が向けられることになります。

いつも書いている通り、マクロ環境としては、
米国は足元が堅調ながら、先行きは鈍化が顕在化しており、
日欧中は足元も先行きも鈍化が顕在化しているので、
堅調なマクロ指標が発表されることこそが手っ取り早いのですが、
せめて鈍化が顕在化した原因である貿易戦争や米金融政策のリスクが、
収束しないことには、特に先行きのマクロ環境鈍化リスクは晴れないです。

ミクロ(企業業績)については、企業決算が本格化するのが、
米国は来週から、日欧は再来週からなので、
それまでは業績見通しの鈍化リスクは晴れないと言えます。

ただし国内企業決算については、本日発表されたユニクロを始め、
2月期決算の小売企業は堅調な結果とは言えずイマイチであり、
再来週から始まる3月期決算企業と外需企業の目安となる安川電の決算は
4Q想定為替レートを1ドル110円 1ユーロ125円としながら、
通期予想を下方修正しており、決算の度に騒ぎとなる受注状況も低調、
特に対中国はドイヒーでだったので、足元の工作機械受注統計の悪化とか、
中国の景気失速懸念が改めて裏付けられるような結果だったと言えます。

ユニクロについては指数寄与度が最も高い上に明日はSQなので、
いつも以上に決算も月次もへったくれもなく、
指数の都合で動くでしょうけど、安川電機については、
市場予想を下回ったとは言え、市場参加者の大半が悪いんちゃうか?
と見ていた上に株価自体も低迷していたことで、
織り込み済みとなって反発するのか、
それとも改めて嫌気されて売られるのか注目ですが、
安川電機単体の反応とは別に、再来週から本格化する国内企業決算を前に、
機械や中国関連、外需にまで良からぬ連想が拡がらないか心配です・・

しかも足元では2Q決算時の企業想定為替レート(1ドル約110円)、
12月調査の日銀短観の想定為替レート(1ドル109.41円)を
割り込む円高となっている上に、米金融政策動向は先に述べた通りであり、
今夜はパウエル組長の講演もあるだけに、
安川電機を含む外需企業の更なる業績悪化懸念が、
改めて意識されてもおかしくない状況です。

とりあえず現在の市場の動きとしては、
債券買い・ドル安(円高)、金反発という不穏な面はあれど、
本日の日本株は以上の様なリスクを意識したような本気売りではなく、
緊張感の無い薄商いでの売りだったので、
ユニクロや安川電等の決算の反応やパウエル組長講演、
需給イベントでもある明日のSQを経てどうなるのか・・・

足元の株式市場の需給面でのガスはかなり抜けているだけに、
織り込み済という御都合解釈となる可能性もありますが、
先に述べた通り、市場を取り巻く環境としては厳しいままですから、
足元の薄商いではなく、本気の織り込み済みかの様に、
商いを伴った反発が「継続」しない限り、
(昨日も書いた原油と債券と為替がリスクオンの動きなのかどうかも)
株高となっても需給主導の短期的な巻き戻しと見ておきましょう。
昨日までが急ピッチでの巻き戻しだっただけに、
個人的には明日以降は厳しいと見てますけどね・・・

ということで明日については、厳しい展開とはならず、
巻き戻しの株高(リスクオン)となったとしても
あくまで短期だと割り切って乗るのは自由ですが、
三連休前の週末なので、くれぐれも御注意ください。

腰を据えての参戦については、いっそのこと再来週の決算シーズンまで、
大人しく屁こいて休むも相場が無難ですが、
参戦するにしても、昨年末までに大きく売られた銘柄、
取り組み妙味のある銘柄での打診程度に留めておきましょう。
ちなみにゴリゴリ来期目線となる3Q決算を前に業績懸念が強くなれば、
PER等のバリュー目線は無視した方がいいでしょう。

新興市場についても、全体感としては同様ですし、
明日は三連休前の週末なので、短期サーフィンも御注意ください。

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