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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
ビヨヨーン祭、明日は大納会
こんばんはです。

米クリスマス商戦がゴリゴリというリアルな好材料はあれど、
トランプマンがパウエルおじさんとムニューチンおじさんと
仲直りしそうだとか、大統領自らが株を買えと煽ったとかのネタもあり、
米株は9年ぶりの上昇率、ダウが過去最大の上げ幅となったことを受け、
本日の日本株はおはギューーン!での大幅GUスタートとなり、
引けに掛けては垂れたものの、日経平均は3.88%高(750円高)、
TOPIXは4.9%高、マザーズは6.55%高、
値上がり銘柄数も過去最多というお祭り騒ぎでおました。

足元の裁定買い残も2016年9月以来の低水準、
2016年10月以来の売り残と買い残の逆転、
信用買い残も決して低水準ではないものの3兆円割れの2.8兆円、
昨日までのドイヒーな追証発生件数や信用評価損益率からも、
かなりガスは抜けているので、買戻し主導ではあるでしょうけど、
本日の商いはゴリラ安となった一昨日をやや上回る2.7兆円となり、
昨夜の米株の商いも高水準だったので、日米共に株式市場は、
それなりに中味(商い)も伴った反発だったとは言えます。
(VIXは未だ30超えながら大幅低下)

米株と共にリスクオン・オフの空気に影響する原油も急伸、
安全資産の金まで小幅続伸となったものの銅は反発、
その他の商品も概ね大幅高となっているので、
株式市場も含めリスク資産を買う動きではありました。

しかしながら・・・債券市場では、
昨夜の米債券は売られて長短金利共に上昇したものの、
株式市場ほどの動きもなく薄商い、逆イールドも継続中、
為替市場も大幅なドル高(円最弱安、欧州通貨安)となったものの薄商い、
本日の日本時間では株高が続く一方でドル安(円高)となる場面もあり、
為替市場だけは需給的にもガスが溜まったままという状況です。

以上の通り、動きとしては債券売り(金利上昇)、ドル買い(円売り)、
株買い、原油買い(リスク資産買い)というベタなリスクオンでしたが、
債券市場と為替市場は株式市場ほどのお祭り感はありまへんでしたので、
株高が主導して市場全体に熱が拡がるリスクオンが継続すれば、
株式市場はバンジージャンプの一発目の大きなビヨヨーンな反動が、
続きそうではありますが・・・

明日は年末年始6連休を控えた大納会な上に、
市場を取り巻く小難しい背景やリスクは沈静化したとは言えないので、
年跨ぎの持ち越し勝負をするのは覚悟が必要な状況でおます。

そもそも年初からの小難しい背景やリスクとしては、
米FRBが主導する金融引締めによるマネーの逆流が、
年初から続いているだけとも言えるのですが、
火に油を注いだのがトランプマンの貿易戦争や欧州政治リスクであり、
それらを裏付けるようにマクロ環境と業績の鈍化が顕在化したところに、
またしてもトランプマンが自ら主導する貿易戦争や政府機関閉鎖、
マティス国防長官の更迭(辞任)を含む学級崩壊は棚に上げ、
足元の市場の混乱の原因と責任は、金融引締めを主導するパウエルおじさん、
それを推薦したムニューチンおじさん(財務長官)にあると言い出し、
ファイヤー(クビ切り)を示唆したことが、
直近の株式市場のバンジージャンプを含むリスクオフの加速を招いた・・・
という構図ですから、いくらトランプマン本人ではなく政権幹部が、
パウエルおじさんのクビは切りまへんでと言ったり、
年明けには会談するかも知れまへんでと報じられたり、
トランプマン本人がムニューチンは賢いと誉めたところで、
ほんまに解決したのか怪しい限りです。

さらに貿易戦争についても、年明けから米中協議が始まるとの話はあれど、
双方から譲歩するとの姿勢は見えておらず、
日本に対する姿勢は為替条項の要求を含め強硬になっている状況であり、
パウエルおじさんの金融引締め姿勢も先日のFOMCで鈍化したとは言え、
鈍化せざるを得ないマクロ環境という見方も出来ますからね・・・

ただし昨夜発表された米クリスマス商戦のゴリゴリな結果だけは、
米GDPの7割を消費が占めるだけに、
足元で鈍化が顕在化していた米マクロ環境への懸念が和らぐ一方、
再び金融引き締め姿勢が強まるのでは・・との観測が高まることになれば、
トランプマンの逆鱗に触れるとも言えます。

てな感じなので、昨日からの株式市場だけの目線で見れば(原油も)、
単なる買戻しに過ぎなくとも、継続すれば落ち着くとか、
本格的な切り返しの初動だとも言えなくもないのですが、
債券市場と為替市場は動きも限定的で熱も感じられず、
これらの市場を取り巻く小難しい背景やリスクも、
直近のトランプファイヤー懸念が多少和らいだのと、
堅調な米Xmas商戦ネタ、クリスマス商戦のように株を買え!
とのトランプマン自らの買い煽りだけであり、
貿易戦争や金融政策動向は不透明なまま、政府機関の閉鎖も継続中、
しかもその間は主要な米経済指標の発表もされず、
鈍化が顕在化しているマクロ環境の確認も出来ない状況であり、
中国リスクや欧州政治リスクも収束しておらず、
さらにHFの閉鎖&破綻懸念、欧州を中心とした金融機関の懸念もあるので
明日はについては、数年単位で腰を据えるのならばともかくとして、
年跨ぎでの短期や中期の新たな参戦は控えておきましょう。

もし年明けがゴリゴリスクオンでのGUになったとしても、
出遅れになるとは思えないですし、出遅れ感が強かったとしても、
御縁が無かったと割り切った方がいいでしょう。

新興市場についても同様ですが、連日のように書いている通り、
主力大型株以上に派手な動きとなるだけでなく、
追証売り爆弾も控えているでしょうから、
主力大型株以上に機敏で慎重に動きましょう。

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