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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
総悲観だからこそ感も漂う今週
メリークリスマス!

ですが・・・市場ではメニーウリスマスラリーが続いております。

何やらトランプマンがパウエルおじさん(FRB議長)に対し、
「クビ」スマスプレゼントを検討とも・・・
法的には政策の相違だけでファイヤーするのは不可能だとか、
明確に不適格と判断できる理由が必要とのことなので、
降って湧いたようにパウエルおじさんのゲス不倫報道・・・
あっ、でもトランプマン自らが不倫裁判中なので、それは無いとしても、
無理矢理にでもでっち上げスキャンダルでも飛び出るかもしれないですね。

とりあえず行く末のわからないパウエルおじさん首の皮一枚騒動、
同じく週末に政府閉鎖の騒ぎも起きておりますが、
まずは先週末時点の市場を振り返ると、
米株は足元の大商いでの株安に続き、週末はMSQではありましたが、
大ゴリラ商いを伴った大幅続落、IT、ハイテク等、割高株が下げを主導し、
主要3指数、SOX、ラッセル、輸送株指数共に年初来安値をさらに更新、
しかも安値引けで終えており、週明けの米株先物もやや軟調スタートです。
(週末のVIXは30を超える上昇。)

同じくMSQだった英欧株もザラバは大商いの反発で終えたものの、
米国時間では先物が売られて終えており(ドイツ銀行は上場来安値更新)、
日本株も週末の商いを伴った現物下げに続き、
米国時間に先物がさらに売られて帰って来ており(19790円)
週明けのCFDの動きもやや軟調スタートでおます。
(週末の中国株も年初来安値近辺、新興国株も軟調)

原油も続落、銅も反落、商品も軟調、安全資産の金まで売られており、
ハイ・イールド債も相変わらずの危うさです。

為替市場でも米株の崩れが加速すると共にドルが買われ、
ドル小幅高、円とポンドはドルに負けじと堅調、
ユーロと新興国通貨は売られて終えておりますが、
足元のドル安(円高、欧州通貨高)基調が止まったとは言えないです。
最新の投機筋のポジションを見ても、株・債券・原油のガスが抜ける一方、
ドル買い、円売り、欧州通貨売りのガスはさらに溜まっており、
ガス抜きの巻き戻し余地が大きい状況にも変わりはないです。

債券市場は米債券が小幅高(米長短金利小幅低下)、
2年>3年の逆イールドも継続、英欧長期金利は上昇となり、
米欧ではマチマチの動きであったり、動きも小幅でしたが、
足元の金利低下基調が止まったとは言えないです。

以上の通り、年初からの水準目線も加えて見ると、
海の向こうは主役でありサジ加減も決めるのは米国ではあるものの、
欧州と中国の危うさを市場が示しているのは相変わらずであり、
足元では先行していた欧州と中国を追いかけるように、
我が国の弱さが際立っており、ついに米国も・・・という動きです。

とにかく週末時点では、米つなぎ予算を巡る政府機関閉鎖騒動にて、
米財政面が懸念される良からぬ米債券安(金利上昇)とドル高の動きが、
やや見えなくもないですが、現状は最悪の米トリプル安ではなく、
日米欧共に債券買い・株売り(リスク資産売り)、
というベタなリスクオフ基調は継続しているので、
まずはこの動きが止まることが先決であり、
日本株目線では週末に見られた先物「先導」現物「主導」
という良からぬ本気さが窺える動きが続くのかも気掛かりではあります。

そしてこれら市場の動きの裏付けとなる小難しい背景やリスクとしても、
週末には景気の先行きに影響する貿易戦争が蒸し返され、
米財政懸念による良からぬ米債券安(金利上昇)圧力にも見える、
米つなぎ予算協議がこじれての政府機関閉鎖騒動、
トランプ学級(政権)の学級閉鎖ではなく学級崩壊懸念、
そして何だかんだ言っても重要な米金融政策は、引締めれば景気の重石、
引締めを鈍化させれば景気不安にもなり兼ねないのですが、
現在はネガティブな見方での後者となっており、
挙句にパウエルおじさん首の皮一枚騒動も・・・

実体面としてもこれらリスクの影響を裏付けるように、
足元のマクロ環境は米・欧・日・中は先行きを中心に鈍化が顕在化、
日中欧は足元も鈍化傾向、企業業績は米・欧・日・中共に、
見通しの鈍化が顕在化しております。

従って市場のリスクオフ基調と共に(まさかの米トリプル安の可能性も)、
それを裏付けるように小難しい背景やリスクは燻ったままであり、
実体面のマクロ・ミクロ両面でも鈍化が顕在化しているので、
これらが収束とは言わずとも落ち着かないことには、
市場が本格反発とか息の長い反発に転じることはなく、
長引きそうと言わざるを得ないです。

ただし・・・足元の株式市場はセリクラ感も漂う商いを伴った下げが続き、
需給面でも国内外共にMSQを通過したというのもありますが、
為替市場以外は投機筋のポジション等、かなりガスが抜けており、
テクニカル面、信用評価損益率などなど短期的な売られ過ぎ感は強く、
さらに景気の先行き懸念が漂う上に来期目線のこの時期に、
バリュー面を持ち出すのもなんですが、数字的には一応割安・・・
心理面においても週末は最終的にリスクオフで終え、悲観一色ですが、
米国時間にはNY連銀総裁の小ぶりなネタで過度な反発となる局面もあり、
最近の好材料ガン無視、悪材料敏感モードからの変化もやや垣間見えるので、
何かきっかけさえあれば、いつリバウンドしてもおかしくないです。

しつこいようですが、あくまで「短期的・一時的」なリバウンド期待であり、
本格反発とか「長期的」な反発は、貿易戦争が収束するなり、
実体面であるマクロ指標が2ヶ月連続で回復するなり(特にマインド系)、
企業業績の足元の堅調ぶりが継続する共に、見通しの回復が確認されるまで
厳しいと言わざるを得ないので(早くとも2月上旬以降まで)、
何かをきっかけに「一時的」に心理面が改善、落ち着きさえすれば、
足元の米金利低下を適温相場だとこじつけたりして、
需給主導での「短期的」なリバウンドは期待できると言うことです。
(需給面でガスの抜けてない為替市場が巻き戻す危うさを抱えながら)

そんな何かのきっかけとしては、今年最後の大一番だった先週に比べると、
今週は残念ながらこれといった大きなイベントはなく、
日々の国内外のマクロ指標と国内企業決算くらいなので、
騒ぎが大きくなっている米つなぎ予算劇場、
ついに出て来たパウエルおじさんの首の皮一枚騒動を含む米金融政策動向、
継続している騒動(リスク)である貿易戦争の蒸し返し、欧州政治、
これらのきっかけネタを待つしかないのですが、
見ての通り、いつ進展するのか悪化するのかは、トランプマンを始め、
政治家や中銀関係者の口車しか手掛かりにならないのも現実なので、
今週は市場の動きで判断するしかないです。

従ってシンプルに債券買い(金利低下)・ドル安(円高)・株売り・油売り、
というベタなリスクオフの動きが全て反発することが理想ですけど、
それを言ってたら「短期」リバウンドには乗れないですし、
先にも述べた通り、米つなぎ予算を巡る政府機関閉鎖騒動にて、
米財政面が懸念される良からぬ米金利上昇によるドル高の動きもあるので、
セリクラ感もあった株式市場が反発するならば債券・為替・原油も落ち着く、
という見方で、ひとまずは年内一杯目線で参戦するのはアリです。

くれぐれもダメならばマッハで撤退する機敏さは徹底し、
当然ながらリスクオフもしくは米トリプル安の動きが継続しているならば、
屁こいて休むも相場でいいでしょう。
言っても今年は残り4営業日、1月6日までは5営業日しかないのでね。

新興市場についても同様ですが、短期リバウンドとなれば、
主力大型株以上に大きく動く魅力があるからこそ、逆も然りなので、
主力大型株以上に機敏な姿勢は徹底して動きましょう。

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